数日前の夜、ふと何か映像をちょっとだけ見てから眠りたいなと思ったのです。
今から映画じゃ2時間もかかるし、韓流ドラマは今は沼落ちするから禁止してるし、そうか、アニメにしようかなとアマプラを覗いてみました。
その時、ふと目にした「推しの子」。
きっとここで、知ってる皆さんは、
「あー、ちょっと、キミキミ。映画は2時間もかかるしと言いましたよね。」と突っ込みをなされることでしょう。
なんでかと言う部分は、後程語りますね。
その時ふと目にした「推しの子」のタイトルを見て、先日ルート君の部屋に行ったときに、そのタイトルのコミックを見かけたことを思い出したのです。
「アニメになってるんだ~。」と、そこをポチリ・・・。
ーふーん、これは、このお医者さん(産婦人科医)が、亡くなってしまった患者の少女の推しを、代わりに全力投球で応援しつつ、彼が成長していくお話なのかしら・・・・?
そこにその応援しているアイドルが、ハラボテになって(えっ、ハラボテって使わない言葉かしら。)彼の元にやって来る!
ーなるほど、最初は複雑な心境だった彼は全力で彼女を応援するようになって、「うさぎドロップ」のように、年の差カップルが生まれるというラブコメなのかしら ?
だけど彼は殺されて・・・ !
ネタバレになってしまうので、この先の事は下の方に続きは書きます。
だけど、
えっ、ウソ、まさかの連続で、なんか最後少し泣いちゃった(泣き虫なんで)
こんなお話だったんだぁ。なんか見ごたえがあったなと時計を見てびっくり。1作目は1時間22分も放送されていたのですね。
ちょっとだけ映像見ようというわけにはいかなかったです。(;^_^A
翌日、姉といつもの長電話していた時に、
「今どきのアニメはすごいね。物語がずっと斜め上に進んでいくんだよ~。」とか言いながら、あらすじを詳しく話すと
「見ようかな。」と言うので、
「あらっ全部話しちゃったじゃん。」と言うと、
「先に分かって見ていたほうが、理解しやすいから良いの。」と言いました。
次の日、ラインで週一回の姉妹集会の時に、そのタイトルを言うと、妹の名都さんも、
「うん、私も、それ見てるよ。」と言ったので、しばしその話で盛り上がりました。見てなかった姉も、あらすじを知っているので(前日に私が全部話しちゃったので)、話題から外れることはなかったのです。
多分ゆきちゃん(スノウさん)も生きていたら絶対に見ていたと思う。
たぶん私たち、作り手の対象外年齢の人々だと思うの。
だけど良いのですよ。
名都さんは違うけれど、姉と私は、見かけはシニア(らしい)中身は少女ですから。
さすがに無理があるのではと思う方もいるかもしれませんが、ないよ、はっきり言って。
と言う話はさておいて、
昨日、連休中に何の映画を見に行くかから始まって、「スラムダンク」の話から「バガボンド」になり「リアル」はどうしたとなり、そこでルート君が
「今、俺がはまっているのは・・・」と言うので、
「知ってる。『推しの子』でしょう。君の部屋で見たよ。お母さん、アニメも見たよ。で、びっくりした、あの展開に。」
「だろう。俺も一巻読んだときに、そう思った。」と二人でワイワイと盛り上がったのでした。
こんな風に家族で盛り上がってる姿って、それも作り手さんたちからいうと、想定外なんじゃないかって思ったりもするのですが、多分知ったら嬉しく思うんじゃないかなって思います。
本の紹介の下に、ネタバレ感想を書きましたが、大したことは言ってないです。「びっくりしたよねぇ」と言いたいだけです、たぶん。
【だから、ネタバレしていますよ。】
だけど、彼は殺されて・・・・からの続きです。
なんと推しだったアイドル、アイの子供に生まれてくるのです。前世の記憶を持って。双子の妹は、たぶん先に亡くなってしまった少女かなと思ったら、その通りでした。
ー ああ、今流行りの転生ものね。もう何でもかんでも転生だな、面白いけど。
この段階で、かなりビックリしてました。まさか推しの子供に生まれてくる発想に。転生と言っても、医者になれるくらいの高い能力を持って生まれてくるだけで、人生やり直しと言うわけではないのよね。
そして二人の赤ちゃんはまだまだ売り出し中のママを応援して・・・・・。
意外と小さなエピソードは笑えます。
そしてとうとう、アイはドーム公演までこぎつけるのです。
だけどその当日、アイは信者のようなオタクファンに殺されてしまうのです !!!
ー えーっ、まさかまさかの退場 !!!
推しの子として生きていたから幸せだったアクアマリン。そう、彼の名前はアクアマリン。キラキラ過ぎますよね(笑)
だけど彼には新たな目標が生まれます。
アイを殺害した男は、前世の産婦人科医(ゴロー)を殺した男でもあったのですが、彼は自殺をして死んでしまいます。しかし、だれも知らないはずの病院の場所を教えたのは誰か。
また引っ越したばかりの新居を教えたのは誰か。怪しいのは、アイが誰にも教えなかった双子(アクアマリンと妹のルビィ)の父親。
アクアマリン、通称アクアの新たなる目標は犯人を見つけること。
年が離れたアイドルと医者のラブコメディかと思ったら違って、アイドル少女が転生双子と上り詰めていくサクセス物語かと思ったら違って、そしてこれはサスペンスでした。
お話がやはりずっと斜め上を走っていくので面白かったです。
これからも見続けると思います。
音楽も、YOASOBIと女王蜂で良いんですよね。
褒めてしまったので、貼っておきますね。
【推しの子】ノンクレジットオープニング|YOASOBI「アイドル」
【推しの子】ノンクレジットエンディング|女王蜂「メフィスト」
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