森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

11月に見た映画

2024-12-10 00:56:24 | 映画

何とはなしに昨日、ブログ更新を細かく軽く複数で更新するようなことを言っていたと思うのですが、結局2つしか更新できずに、今日も今頃の更新になってしまい、こまめに更新はまさに「言っただけ」になってしまいました。

だけど気持ちは変わらず、こまめに複数更新と思っています。

備忘録としても、今年の事は今年のうちに・・・・・って、それ思う所が違うのでは・・・・・って、そこは深く考えないことにしましょう。

 

というわけで、映画の話題ですが、11月はたったの3つ。

ドラマをたくさん見ているからだと思います。ドラマも、特にスペシャルなものではなくて、通常の秋のシーズン物。

私的には今シーズンは豊作です。
それもみなもうすぐ最終回を迎えるのかと思うと、寂しいですね。

 

 

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白いと思う。

☆☆  は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1.「ムルゲ 王朝の怪物」☆☆☆★

ムルゲ 王朝の怪物 : 作品情報 - 映画.com

アマプラで見ました。

『16世紀、朝鮮王朝時代に存在がささやかれていた怪異な生き物「物怪(ムルゲ)」を題材に、朝廷にうごめく陰謀や武人たちの戦いを描いた韓国の時代劇モンスターアクション。』

こういう物語は好きです。

ネタバレになるので書けませんが、ラスト、「ハルマゲドン」なんかを連想しつつ、でもこういう終わり方はもっと好きと思ってしまいました。

なんのこっちゃって所ですが、気になる方で、このようなジャンルも好きだと思う方は本編でご確認ください。

「半地下の家族」の青年役、チェ・ウシク、吉田拓郎氏が推していたイ・ヘリが出ています。

 

2.「ルックバック」 ☆☆☆★

ルックバック : 作品情報 - 映画.com

『学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられる。自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。』

これもラストが秀逸。

思わず涙が。

この作品、たった58分。

物語は完ぺきに完結しているけれど、藤野と京本の活躍をまだまだ見たいと感じてしまったので、58分は短く感じました。

 

3.「ジオストーム」☆☆☆★★

ジオストーム : 作品情報 - 映画.com

たぶん見せ場は異常気象によるパニックシーンだと思うのだけれど、私は本筋の骨格部分の方の物語に惹かれました。

だからあまり悲惨なシーンは、心に残らなかったかも。

一生懸命に作ったとしても、特撮と言うより、なんかね、あれでしょって、心の中で思っちゃってるのかも。

でもド派手なパニックシーンはやはり面白いですよね。

そして月並みな言い方ですが、そんな恐ろしい異常気象よりも怖いのは人間の果てしない欲望なんだなと言うのが、この作品の感想です。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悪魔と夜ふかし」と10月に見た映画

2024-11-13 01:35:08 | 映画

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白いと思う。

☆☆  は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1. 「悪魔と夜ふかし」 ☆☆☆☆

10月11日、映画館で見ました。

「ふんふんふん♪」と楽しみにして行ってまいりました。

テレビ番組中に物語が、ほぼ完結するというのは斬新なアイデア(少々場面移動はありますが)だと思いました。

悪魔か悪霊か、番組はひっちゃかめっちゃかになり・・・・・恐ろしくもそれほど怖くもなくて、私のようなものが一人で観に行っても、まったく大丈夫な作品でした。

そしてなにげに番組内で暴かれてしまう、ある真実。そうじゃないかと思っていましたが、やはりその通りだったなと思っても、怖いというか切なくて、悪霊(?)の方に味方したくなるような気持ちになりました。

最後の男のセリフに思わず共鳴し、終わり方も良かったです。

巻き込まれてしまった人たちは気の毒。

まあ、こういう時は普通に「視聴率戦争が怖いね。」「人間怖い」と言うのが良いと思うのですが、やっぱり人知を超えたものの方が、怖いと私は思います(笑)

 人間と人知を超えたものが融合した恐怖。アメリカにはこの秘密結社の伝説は有名ですよね。

悪魔と夜ふかし : 作品情報 - 映画.com

 

2 「赤毛のアン」☆☆☆★

決して悪くはないですが。原作から大好きですから。「赤毛のアン」の時代のアンの物語は、マリラとマシューの魅力が大きく影響すると思います。

そこはとても良かったのですが、

1986年版の「赤毛のアン」が好きすぎて、何となく今回のヒロインを受け入れられない自分がいました。

また昔の作品の彼女に会いたくて配信をウロウロ探したのですが、見つからず。映画と言えども一期一会の感覚は必要な事なのだと思いました。

この作品は2017年の作品で、続けて「初恋」「卒業」とあるみたいです。

これから「初恋」が来るわけですから、ギルバートの影は薄く、ちょっと残念だったかもしれません。

赤毛のアン : 作品情報 - 映画.com

 

3.「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」 ☆☆☆

映画館で寝てしまうなんて、私的には言語道断。でもこの映画はやっちまいました。(;^_^A

所謂リベンジです。アマプラで見ました。大画面で見ると、通常よりも1.5倍は面白く感じたりすることが多いと思うのですが、時にはごく稀にその逆で画面から距離が近い方が、感情移入しやすく、よりよくよく見ることが出来ると言うものがあると思います。

私にとって、この作品はまさにそれで、やっぱり体を捨ててまで愛に殉じた人に涙が出ました。

映画館で見た時の感想→空海―KU-KAI―美しき王妃の謎《主題歌も美しい》 - 森の中の一本の木

詳しい情報は→空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 : 作品情報 - 映画.com

 

4.「ブルックリンでオペラを」☆☆☆★★★

ブルックリンでオペラを : 作品情報 - 映画.com

『ニューヨーク、ブルックリンに暮らす精神科医のパトリシアと、現代オペラ作曲家のスティーブンの夫婦。人生最大のスランプに陥っていたスティーブンは、愛犬との散歩先のとあるバーで、風変わりな船長のカトリーナと出会う。カトリーナに誘われて船に乗り込んだスティーブンを襲ったある事態により、夫婦の人生は劇的に変化していく。』

みんなが幸せに終わるこの作品のような物語は好きです。

スティーブン役のピーター・ディンクレイジがキュート。気になる人になってしまっていくつか今後見る作品リストに入れました。

彼の関連記事は→ピーター・ディンクレイジが語る。ステレオタイプの“主役像”は「変えるべき」

 

5.「リバー、流れないでよ」☆☆☆★★★★

リバー、流れないでよ : 作品情報 - 映画.com

『冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。』

たった2分。忙しいっちゃ忙しいわけで・・・。

アイデア、斬新だなと思いました。

その状況を楽しんでしまう人、いろいろやっちゃう人、絶望する人と様々。

お気楽で楽しいので疲れている時には、こんな作品でリラックス。

だからネタバレしないように、感想もここまでにします。

 

6.「落下の解剖学」☆☆☆★★★

落下の解剖学 : 作品情報 - 映画.com

『視覚障がいをもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に、死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻のあいだの秘密や嘘が暴かれていき、登場人物の数だけ真実が表れていく様を描いたヒューマン・サスペンス』

確かにこういう物語は好き・・・・なはず。

でも微妙に好みとは違うような気がしました。

一番いいなと思った点は、タイトルだったのではないかと思いました。

 

7.「ノック 終末の訪問者」☆☆☆

ノック 終末の訪問者 : 作品情報 - 映画.com

『ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。そして謎の男女たちは家族に、「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。テレビでは世界各国で起こり始めた甚大な災害が報じられるが、訪問者の言うことをにわかに信じることができない家族は、なんとか山小屋からの脱出を試みるが……。』

思わず自分だったらと考えさせられました。

正直、実際に人類の為に家族を差し出す事なんかできるものではないと思います。

それで滅ぶなら、それは人類の宿命なのだと。

が、あれだけ目の前に悲劇が起きているのが分かってしまうと、同じことが言えるのかは自信がありません。

やっぱりシャラマンの作品は癖がありますね。

でもその癖が、また癖になるような気がします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

侍・アラタ・9月に見た映画

2024-10-21 01:53:49 | 映画

※ ここ数日、ちょっと忙しく、またもブログ放置になってしまいました。

テレテレとやってます。

9月は映画館で2本見ました。

最近の私には珍しいことのような気がします。大作ではありませんが、2作品とも凄く見たかった映画です。

その他3本。海外ドラマなど見ているとどうしても映画を見る本数は少なるのは仕方がないことだと思いますが、もっと見たいですね。

 

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1.「侍タイムスリッパ―」☆☆☆☆

侍タイムスリッパー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

14日、大ヒットを記念した舞台あいさつが都内で行われたせいか、やたらネットニュースでこの作品の事が流れてきました。

たった1館から口コミで評判が広がり、153館上映に拡大されました。

私はそう言う映画、すぐに応援の気持ちも含めて、すぐに見に行きたくなってしまいます。

見に行けて嬉しかったです。

幕末から現代に落雷によりタイムスリップしてしまう男。

設定も面白かったのですが、彼のセリフから、なんだか今の日常の「当たり前」がいかに大事な特別であるのかが、しみじみと感じることが出来てジーンとしました。最後の殺陣は圧巻です。

ただ私・・・・

ここからは私個人の感想でしかないことをはっきりさせたうえで、はっきり言ってしまうと、131分と2時間越えは少し長いと感じました。見ていて、ふと脳内を「映画大好きポンポさん」が浮かび上がってきたのです。

まだ切れる、この映画。切ってすっきりさせられるのにと思ってしまいました。

でも切れない気持ちも分かります。どのシーンも思いがこもっているので切れるシーンなど作りてから言わせれば、無いのですよね。

特に流れてきたネットニュースを読むと、さらに「そうだろうな」と思いました。製作費2600万のうち2000万は監督の自腹なのだそうです。

それを思うと掛けた時間、掛けたシーンへの思い入れ、すべて同じ重さに感じてしまいますものね。

 

2.「夏目アラタの結婚」☆☆☆★★★★

夏目アラタの結婚 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

この作品も、とっても楽しみにして見に行きました。

実は原作を途中まで読んでいました。この連続殺人鬼と言われている少女と、その少女が隠した被害者家族の首の場所を聞き出そうともくろんだ児童福祉士の夏目アラタの攻防が、本当に面白くて、そしてそれをどんなふうに描くのか気になり映画館に出かけたのでした。

原作でのエピソードを拾って、そしてそれをうまく使い繋いだサスペンス&ヒューマンドラマに仕上がっていたと思いました。

なかなか良かったです。ただこちらはもう10分長くても、もう少し男たちの心情などを丁寧かつネチっと描いてほしかったなと感じました。

これ、その日に我慢が出来なくなって、ラスト巻だけ漫画サイトで買って読みました。

やはり丁寧に描かれている分、原作はもっと面白かったです。

 

 

3.「怨霊の森」☆☆★★

→https://www.kinejun.com/cinema/view/47066

日本人にとっては、悪魔以上に魔女って何かのキャラ以上にはならない存在で怖くないような気がします。

怖くはなかったけれど、それなりにぼんやり見てる分には楽しめます。

しかし、森のそばの女子高校ってだけで、なんか美しい雰囲気があるのは良いかも。

ああ、そうそう。典型的ないじめの少女が、実はそうではなくってところは良かったです。

 

4.「シェイプ・オフ・ウォーター」 ☆☆☆★

シェイプ・オブ・ウォーター : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

現在版おとぎ話。

こういうお話好きだし、なんでか半魚人がかっこよく見えちゃったりもするのですが、ラストはいろいろと考えちゃったなぁ。

元々ヒロインは、たぶんそちら側の人だったのだと思うんです。

だけど人生は愛だけで成り立っているわけではないのではないかとか、余計なことを思ってしまったりするわけです。

人は文明・文化をまとい、その世界の中でその恩恵を受けながら生きていると思うのです。海の底に帝国でもない限り、「あなたが居れば他は何もいらない。」なんてことにはならないのではないかと・・・・・って、この話には要らない発想なのでしょうね、きっと。

 

5.「ナイル殺人事件」☆☆☆★★★

ナイル殺人事件 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

多くの人が知っているお話を、後から作っていくのは辛いものがあるような気がしていました。

何となく無意識に1978年の「ナイル殺人事件」と比べたくなってしまうわけですが、

これは上手く諸々を変えて、その変えた部分が「何となくどこか変わってる~。」のように溶け込んでいて、ちゃんと面白く最後まで見せている作品になっていました。

出てくる人たちのキャラが、際立ってないところがむしろ良かったです。

1978年度版は、本当にもう皆濃かったからね。

ナイル殺人事件(1978) : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月に見た映画☆2024

2024-09-04 10:37:06 | 映画

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

 

1.「オーメン」☆☆☆★★★

オーメン(2006) : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

昔、1976年に「オーメン」と言う映画を見た時はかなりの衝撃を受けました。

その映画で「666」と言う数字の意味を知り、かなりその後この数字には影響されたと思います。もちろんクリスチャンではないので怯えはしませんでしたが、なんかこの数字の並びを見ると「666じゃん。」と意識するようになってしまいました。その昔の映画の感想になってしまいますが、ホラー映画でありながら、なんか重厚な感じがしました。なんたって主演がグレゴリー・ペックですものね。ダミアン役の子も可愛らしかったのですよ。

それに酷い目にあってしまう方々の、「酷い目」が斬新的な残酷さで頗る怖かったのです。記憶の中の「オーメン」に☆をつけるとしたら「☆☆☆☆★★★★」になってしまいます。→オーメン(1976) : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

アマプラで300円でレンタルできるみたいです。

そして今回見たのは、それのリメイク版。だけど2006年って言ったら、もうこちらも決して新しいとは言い切れない作品でした。

リメイク版なのでやはり比較はしてしまうのですが、ちょっと軽めな感じがしましたが、そのぶん分かりやすかったような気がしました。リメイクゆえに衝撃度が低いと言う意味で☆の数が少なめになってしまったかもしれません。

あまり情報を入れずに映画を見ることが多いのですが、今解説などを読んでいたら、恐ろしい乳母役は「ローズマリーの赤ちゃん」などで知られるミア・ファローだったのですよ。かつて映画界の大輪の花だった人。好きな人だったのに、気がつきませんでした。彼女目当てでもう一回見ようかな。

 

2.「神と共に 第一章 罪と罰」☆☆☆★★★

神と共に 第一章 罪と罰 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

韓国得意のファンタジーかと思い見始めましたが、最初の方はあまりノレきれずいました。が、物語が進むにつれて徐々に面白くなってきました。

本当は何があったのかと言う真実を暴くミステリー部分が面白かったのもあるけれど、二人の息子を失ってしまった母親にも胸が痛くなり、思わず瞳が濡れました。

 

3.「神と共に 第二章」☆☆☆☆

神と共に 第二章 因と縁 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

実はこの映画、2本とも見ないと意味がないと感じてしまいました。冥界の使者たちの過去の因縁が描かれていて、それが頗る面白いのです。韓国映画、もしくはドラマの歴史ものは、恋愛ドラマを見ない人たちにも人気があると思うのですが、この作品はその時代劇(と言うのだろうか?)の面白さもあり、ファンタジー&時代劇、そして現在においてはヒューマンドラマ・・・・

なんかてんこ盛りな感じですが、はやく第三章を製作して欲しいと思っています。

マ・ドンソクも出演しています。

私的には、チェ・ジフン押しです^^

 

4.「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」☆☆☆☆★★★★

この世界の(さらにいくつもの)片隅に : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

「この世界の片隅に」を更にヒロインの心情と生活に踏み込んで描かれた物語。

映画館で見た「この世界の片隅に」の感想は→「この世界の片隅に」を観てきました。

原作も読みました。→「この世界の片隅に」を読みました。

ただ、この原作漫画の感想は感想にはなっていません。

しかしその中で

>本編では書ききれなかった部分はエンディングで見る事が出来ました。

>夫とリンさんとの物語などは、映画では全く描かれていなかったような気がします。

結婚式の時の夫の気持ちなどは、原作で補完と言った所だったかもしれません。

と、原作と映画の違いが書かれています。この(さらにいくつもの)の方はその描き切れなかった原作の部分を丁寧に描かれていたように感じました。

 

そしてやはり、縁した人は大切にしよう。普段の生活を大切にしよう。強く生きていこう。

そんな事が思える作品だったと思います。

 

 

5.「もしも徳川家康が総理大臣になったら」☆☆★★

もしも徳川家康が総理大臣になったら : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

お友達に誘われて映画館で見ました。

萬斎さんが家康だしキャストも良いし、なんせ発想が面白そうだなと思いましたが、予告編を見た時、なんか嫌な予感がしたのです。

予感が当たってしまったと言うべきでしょうか。これだけのメンバーを揃えて、ほとんどセリフ劇。これ、衣装だけ揃えたらさほど工夫なく舞台でもできますよ。

家康の萬斎さんが主役かと思ったら、サイトのキャストの欄ではけっこう下の方。あんだけの長セリフを言わせられて、この扱いかいと思ってしまいました。

この家康の演説の中には、「そうそう。そうなのよ!」と強く共鳴するものもありました。

なんか「大河ドラマ」のパロディが多く、そこは笑えました。見てない人にはさっぱりだと思います。お友達は大河ドラマを見ていないので、竹中秀吉が「心配無用」(でしたっけ)と言ったり山本土方が「待たせたな」と出てきても、何が面白いのかさっぱりの方だったみたいです。

私的には、なんで紫式部なのかって思ってしまいましたが。

キャスト自体が華があるので、出て来ただけで動きがあるように感じてしまいますが、実はあまり動きがなく、見た時間帯が悪かったのだと思いますが、眠くなってしまいました。次に見る時は、もっと頭が冴えている時に見てみたいと思います。

 

6.「窓ぎわのトットちゃん」☆☆☆☆★

映画 窓ぎわのトットちゃん : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画館で予告編を見た時には、なんで今頃、この作品をアニメ化するのかしらと思っていました。

だけどWOWOWで見たわけですが、この黒柳徹子さんが書き記した幼き日の記録は、時代に関係のない素晴らしいものだったのだなと痛感したのです。

思わず、彼女が行っていた学校の事を調べてしまいました。

トモエ学園 - Wikipedia

この映画には、小児まひの少年が出てきますが、思わず私の教室にもいたある少年の事を思い出してしまいました。懐かしい思い出です。

そう言えば小児麻痺って、最近聞かないなと思ったら、それって「ポリオ」の事だったのですね。何をいまさらって思う人もいらっしゃったかもしれませんが、いつの間にかカタカナに変わってしまった言葉には疎い私です(;^_^A

戦争の影が近づいてくるわけですが、命の重みを自然体で描きつつ、明るく時代を描いたこの作品は傑作だと思いました。

 

7.「ラストマイル」☆☆☆☆★★★

ラストマイル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

感想を別記事に書きました。

「ラストマイル」を見てきました。

 

8.「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」☆☆★★★

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

私が18歳だったら、または24歳だったら、いや30歳でも、私は泣いたと思います。

でも申し訳ない。今の私には無理でした。決して悪い作品ではないです。

ただおばちゃんには怒りが先に立ってしまって、涙は皆無だったかな。m(__)m

 

9.「オスク駅お化け」☆☆☆

 

オクス駅お化け : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

なんか「リング」っぽいなと思ったら、「リング」の人も脚本に参加していました。

だから推理部分がアリ、それを解いても・・・・・ってその先はネタバレになってしまいますね。

でもこれ、シナリオが錯綜してると思います。冒頭の映像と訳の分からない人、相当怖いです。これがですね、本編とちゃんと結びついてないんです。途中までいましたよね。でも立ち消えちゃう・・・?

これ、一番怖いのは、主人公二人の最後に取った行動なんじゃないかなと思います。

最後にヒロインが笑った時、この人、すごく綺麗な人だったんだなと思いました。

これ、本筋は「もう呪いたくなる気持ち、分かるよ。」みたいな気持ちになる悲劇なので、もう少し丁寧に重い感じに作っても良かったような気がします。

後半、子供たちが気の毒すぎて、怖くなくなってしまいました。

 

10.「市子」☆☆☆☆

市子 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

実はこの作品は8月に見たものではありませんでした。ドラマの「アンメット」が凄く好きでした。そしたら同じ共演で、この映画があることを知って7月に見たのです。

その恐ろしさが分からないのに、いつの間にかその恐ろしさの中に引き込まれていたと言うような作品でした。

「暑いなあ・・」と彼女が言い、そして行ってしまったある行動・・・・。

思わずカミユの「異邦人」を思い出してしまいました。

それでも最後の男女の死を告げるニュースが流れるまで、市子の求めるような人生が、彼女に訪れたら良いなくらい思っていたかもしれません。

 

なにげに恐ろしい話でした。

しかし若葉竜也は良いですね。ファンになりました。竜也と言う名前に弱いのでしょうか、私 (;^_^A


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ラストマイル」を見てきました。

2024-08-25 17:39:28 | 映画

8月24日に見てまいりました。

最近では、ネタバレなしで映画の感想を書くことが多い私ですが、あれは自分でも後に忘れてしまうと言うリスクがありながら、熱く語る部分もないので簡単にかけると言うメリットがあって、つまり楽な方に走っているわけなのです。

ただこの作品は、じゃあ最初からネタバレ全開で感想を書こうと思っても、本筋以外からも多方面からの視点で成り立っていて、しかもみなその物語とセリフがと情報量が充実していて、私にはとてもうまく纏めて感想を書く力量が無いなと痛感するのでした。

だから「美味しい」しか言えないグルメリポーターのように、「滅茶苦茶面白くて、ずっと退屈知らずの2時間だったよ。」と書いておこうと思います。

以下は全く上手くまとまっていない感想です。

 

だけどこの映画を見ていて、思い出さずにはいられなかったです。

何をかって言えば、あの密林サイトのブラックフライデーの数日の楽しさをです。

良くネットでのお買い物に抵抗のないお友達とも、「なんか参加したくなっちゃうのよね~。ページ開いてワクワクしながら見ちゃうのよね~。」と笑いあいました。

かと言って、見返す余裕があるので、本当に安いのかとリサーチなんかいれたりして、逆にスーパーやショップなどのセール時よりも無駄なものを買わなかったりも出来るのですよね。意外と欲しいものが無くて、いつも飲んでいる珈琲や飲み物、いつも使っている洗剤などをまとめ買いすると言うつつましい買い物(主婦ってヤーネ(笑))

だけどこの時に買った扇風機は、エアコンが壊れた翌日に届き大活躍したのです。

と、特に扇風機のくだりは話したかったから話しただけで、映画とは関係のないことを書いてしまいましたが、じゃあ、この楽しいイベントの時にその密林サイト、注文したものを運んでくれる黒ネコさんたちの大変さを想像していたか否か・・・・。

などと書くと、「思いもよらなかったです。」とか「想像すらしなかったです。」とか続け、上手く文をまとめたりできると思うのですが、まさかまさかですよ。

しっかり想像してました。こりゃ、密林サイトの人たちも、猫さんたちもかき入れ時だなって。大変だなって。そう思っていました。

だからこの楽しいイベントを成り立たせて、汗水流し長時間働いてくださっていた方々には深く感謝していました。

―「感謝する。」

だけど購買者が出来ることはそこまでですよね。

人間を数字化しまたは1本のネジ化のように扱えば、必ず弊害は起きるー。

上記のは私が思った事ですが、作中には本当に鋭いセリフが多くて、心に突き刺さりました。

 

また冒頭の密林サイトを思わせるような倉庫に、このブラックフライデーのための臨時に雇われている人たちが並ぶシーン、ちょっとワクワクしました。

このシーンで、こういう感想を言う人もあまりいないと思うのですが、

―ああ、今、膝が故障してなかったらなぁ・・・
ここで臨時に働く選択肢もあったのになぁーと残念に思ったのです。

1日1万歩は優に超えるらしい倉庫のお仕事、経験してみたかったです。

ただし、爆発物が混入していなかった場合に限ります(笑)

爆発シーン、本当にちょっと怖かったです。容赦しないという感じなんですものね。

 

作中で岡田さん演じる孔が満島さん演じるエレナに「ブルドーザーのように働く」と言う言葉を使うのですが、本当にその通りでかっこ良かったです。

彼女には不穏な言葉、怪しい態度といろいろ戸惑わせられますが、満島さんの魅力・エレナの魅力に引き付けられました。

岡田将生さんには何も言うことが無いです。大好きな人で、今凄くノッてますよね。

 

 

ディーン・フジオカさん。悪役をやろうと思えば出来る人なんだなぁと思いました。

本当にキャストが豪華ですよね。

大好きだった「MIU404」。伊吹の声が聞こえて来ただけで嬉しくなってしまいました。

いつもお世話になっている映画サイトに、「アンナチュラル」の画像がなかったので載せられませんが、やっぱり楽しかったです。

セリフはけっこうドライです。

だけど私は時々、思わず涙でドライアイの瞳が濡れました。

 

以下は完全なネタバレ。

未見の方はご遠慮ください。

 

 

最初の犠牲者は・・・・・。

一番先に自分を罰していたのですね。だけど最終的のは彼女はレーンを止めたのですよ。

それなのに、彼女はその結末を知ることはなかったのです。

と言っても、その途中の爆発で、多くの人を犠牲にしたわけですから、同情なんか出来るわけもなくという所なのですが、やっぱり哀れに感じてしまったのです。

 

ブルドーザーのように働いたエレナ。本当に良い仕事をしていたと思います。だけど働く人たちにとって改善をしていたとしても、会社に数字的のみを見たら損害を与えているわけで、解雇もやむなしと言う所でしょうか。

だけど彼女は優秀。どこに行っても通用しますよね。

戦い済んで日が暮れてと言う所でしょうか。彼女がパトカーの中で勝手に仮眠・・・・もとい、爆睡している姿にもジーンとしました。ずっと深く眠ることが出来ていなかったのではないかと思いました。

 

末端の委託配送業者の視点から描かれたのはこの親子から。

宇野祥平さんと火野正平。

関係ないけれどお名前が面白いですよね。「ウのしょうへい」さんと「ヒのしょうへい」さんなんですものね。

で、この最後の爆弾を阻止したものが、品質の向上を求め続けゆえにコスト競争に負けて敗者となってしまったメーカーの製品だったと言う所に、またも涙が出たのでした。

 

いろいろと詰まっていた作品だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストマイル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月に見た映画☆2024

2024-08-01 00:38:57 | 映画

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1.「キングダム 大将軍の帰還」☆☆☆☆★

キングダム 大将軍の帰還 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

感想は別に書きました。

「キングダム 大将軍の帰還」

 

2. 「ゆとりですがなにか インターナショナル」☆☆☆

ゆとりですがなにか インターナショナル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

wowowで見ました。よく「これはテレビのドラマのスペシャルで良かったのでは。」と言う言葉があるじゃないですか。でもこの作品は、映画館で見た方がより面白く感じることが出来たような気がしました。映画館で見るということは、それだけでスペシャル感があると私は思っています。

特別な場所に出かけ、映画を見るだけに時間を費やす。他に気を取られることもなくて。

それだから生きてくる言葉やストーリーってありますよね。何となくこの作品を見ていて、そんな事を感じてしまいました。

あくまでも私自身の感想ですが、つまらなくはなかったのですが、ドラマで見ていた時のような面白さは感じられなかったかもしれません。だからほんのちょっぴり残念だったかも。

3.「BLUE GIANT」 ☆☆☆☆

BLUE GIANT : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

なにげにwowowでかかっていたものをぼんやり見始めたら、面白さにのめり込んでいきました。

夢を追いかけていく人の物語は、やっぱり楽しいし面白いですよね。

声の出演が豪華に感じました。

 

4.「死霊館のシスター 呪いの秘密」 ☆☆☆★★

死霊館のシスター 呪いの秘密 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

この映画の予告編が怖くて、これの前作の「死霊館のシスター」をアマプラで見たのが昨年の10月でした。

10月に見た映画☆2023

その中の感想に

>しかし、あの人好きだったのに、なんか気の毒な終わりで、それが印象に残ってしまいました。一応ネタバレは避けてますので、こんな書き方です^^

と書き込んだのですが、その気の毒な人のその後が描かれていました。で、その人がどうなったのかは、やはりネタバレなしなので書かないことにしますね。

だけどラストがちょっぴり切なかったです。

 

5.「ミセス・ハリス、パリへ行く」☆☆☆☆

ミセス・ハリス、パリへ行く : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

これも「夢を追う人☆おばさん版」で楽しい。

この物語も夢を追うばかりの物語ではなくて、けっこう現実の厳しい面も見せて、ヒロインは時々寝込んでしまいます。でもまた彼女は・・・・ってところが良いのですよね。元気がが出るお話だと感じました。

ディオールの社員が「大変大変、家政婦がドレスを買いに来た。でもそれが素敵なの。」と言うシーンが好きでした。

そうなの、素敵なんですよね。

しかし映画なので匂いはしないから良いものの、せっかく夢のパリに来たというのに、ごみ回収業者がストをやっていて、あこがれのパリは臭そうでした(;^_^A

 

6.「ひみつのなっちゃん。」☆☆☆

ひみつのなっちゃん。 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

しかし滝藤さんは、こういう役、似合いますね。

描かれていない部分のエピソードも、何となく見えてくるような物語でした。

のめり込むようなストーリではなかったかもしれませんが、なんかいろいろと良かったです。97分と言う時間も丁度良かったかもしれません。

また、「ドラァグクイーン」なる言葉を初めて知りました。

ドラァグクイーン - Wikipedia

映画の話からずれますが、その人たちはロシアでは懲役刑 !!

多様化の時代と言いますが、様々な人がいて、そして様々な考え方をする国々があるということを、批判ばかりではなく認め合っていくことが大事なことなのかもしれませんね。

 

(でも認め合い寄り添うからと言っても何でもOKじゃないですよ。今、時々話題になっている、体は男性・心は女性のあれやこれや。映画の感想のページなので、いろいろは書かないけれど、本当に心が女性だったなら分かるはずでは?)

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「キングダム 大将軍の帰還」

2024-07-23 17:00:36 | 映画

7月13日、「キングダム」のシリーズの初めからご一緒しているお友達と見てまいりました。

いわゆるそのお友達は、「キングダム」仲間^^。

この作品、どこかで「最終章」とか言われていませんでしたっけ。

見終わって、真っ先に思った事は、「ダメだよう。ここで終わっちゃぁ。もう映画会社に電話しよう、みんなで。」みたいなバカみたいな事でした。

そのバカみたいなことを友達に言うと、凄く共鳴してもらえました。さすがお仲間。

でも冷静になって考えてみれば、ドラマでもいつも引っかかっちゃうのだけれど、「最終章」は「最終回」じゃなくて、その一回前ですものね。

これもここじゃあ終わらないに違いない。

いや、そうじゃなくちゃ、ダメヨ~。

確かにうまくお話を作ってると思いました。

だけどこれは、信をはじめ若き王エイ政、その仲間たち、またまだ何者にもなっていない若き軍師の卵たちの物語でしょう。

その視点で見たら、やっぱり私には物足りないと感じてしまうのです。

ただこの先も続きがあるのだとしたら、この回はこの回で、重厚な戦いや王騎の悲しい想いなど、そして最後の若き人々の言葉が心に響き、かなりの満足度の高いものになりました。

「キングダム」の松橋プロジューサーの弁によると

『 気になる今後のシリーズ継続については「わたしは常にやりたいと言っているし、まだまだ続けていきたいと思っています。とはいえ、わたしが決められることではないですし、今回の結果次第というところもあります。第1作のころに比べると出演者がみな大スターになってしまっているのでキャスティングやスケジュール調整、資金面といったこと、次はどのエピソードをやるのかという問題もある」と慎重ながら意欲を見せていた。』←山崎賢人の『キングダム』主人公と重なる人望の厚さ 松橋Pが明かす (msn.com)

 

 

ただ、私、この次はやはり様子を見ての決定になるわけで、ここで終わっても良いようなうまい作り方はしているなと、思ってしまいました。

【以下はネタバレしています。】

初回作品の時、信と漂は離れたところから、草原を渡っていく天下の大将軍王騎の馬上の姿を見て、大将軍への夢を更に膨らませました。

それは今回、既に命は尽きようとしていた王騎でしたが、その同じ馬上の上で馬を走らせる信に向かって、目をつむりそして開けて周りを見よと言うのです。それが大将軍の見る風景なのだと。

確かに大将軍の道のりははるかに遠くだと思います。

だけど大将軍の馬に乗り、そして彼の見る風景を見た。

王騎とホウケンの戦いも良かったと思いますが、私的にはこちらの方が心に残ったような気がします。

 

そして王騎を失って、うなだれる仲間たちに、

「顔上げ胸を張れ。我らは勝った。都を守った。」と檄を飛ばす信は、本当にかっこ良かったですね。

李牧側から見れば、王騎を滅することが、一つの目標であったわけで、まったく負けてはいないわけです。

だけれど、視点を変えて、ちゃんと「勝った。」と言い切ってしまうところが、凄く大事なことなのだと、思わず頷いてしまいました。

要は、いつだって「負けない」ということが大事なことですよね。

ほんの少しだけ、ちょっとなと思った事を言うと、新木優子さんの衣装は、二の腕を隠すようなものであってほしかったです。「強い」と言われても言葉だけで、何となく説得力が薄かったような気がします。

楊端和は凄く強く見えます。あのお面に効果があると思います。きょうかいも実際に強いシーンを多数見ているし、あのリズムを唱えたら、彼女の最強感は半端ないじゃないですか。

舞うように戦うみたいな、何かが欲しかったような気がしました。

あとやっぱり続編が無かったら生きてこないなと思ったキャラは、李牧でしょうか。
軽いがゆえに何を考えているか分からない恐怖というものが、そこにはあったのかも知れませんが、ちょっと私には伝わってこなかったです。

たぶん彼はリアルが、それなんじゃないかな。軽い感じだけれど、俳優としての大物感がする人なのではないかと思うのです。

でもこの作品では、もうちょっと違う人の方が良かったような気がしてしまいました。

と言いましても、友人などは、小栗旬も良いわぁと言っていましたので、一概には言えないことです。

 

(私もですね、この役なんかは、この前までハリーポッターなどをやっていた方にやって貰いないななどと思ってしまったので、やっぱり好きな人には弱いものです(笑))

 

あと、尾到のシーンは泣けました。

また昌文君が、王騎が王に共に中華の為に闘いましょうと言った言葉を思い出し、「バカが」と言ったシーンにも。

「これから」というものに、老いも若きも関係がないということですよね。

 

キングダム 大将軍の帰還 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月に見た映画☆2024

2024-07-12 01:10:19 | 映画

最近映画などをあまり見ていない・・・・

私は何をしているのかしらと、映画のおまとめ記事を書こうと思う時、時々思うわけですが、たぶん他の事をいろいろやっているか、病院で順番待ちをしているのでしょう(;^_^A

 

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。(先先月とここは変えました。)

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1. 「アナログ」 ☆☆☆☆

アナログ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

脚本がビートたけし氏。

映画館で予告編を見た時、「見たいな。」とは思ったものの、少々疑っていました。私は彼の監督作品で良かったと思ったことがないのです。ファンの皆様ごめんなさい。でもこれは好き好きの問題で仕方がないことなんですね。夫殿もだいたい同じ意見。ところが私、不覚にも泣いちゃったなぁ。

「なんだ。こんなのも書けんじゃん。」などと、少々上から目線なことも言ってしまったものの、実は夫も言っていました。後からよくよく考えてみると、いかにも泣かせましょうという作り。でも私は典型的な日本人なのか、いかにも泣かせましょうという物語に弱いのです。

役者さんたちが、良かったというのもあるかもしれませんが、配役と言うのも大切な映画作りのポイントなので、私的な評価は高いです。

 

2. 「ヒンターラント」  ☆☆☆★★

ヒンターラント : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

なんと酷い話かなと思いました。

いや作品が酷いと言っているのではないです。

第一次世界大戦後、ロシアでの長い捕虜生活から解放されて、ようやく祖国のウィーンに帰って来てみたら、価値観が転覆した世界になっていました。

って言うか、もうそこで「ひどい話だな。」になりました。ロシアめ、ずっと同じことをしてたのか !

そこから生じてきた猟奇連続殺人。

許せないなと思いました。犯人がと言うよりロシアが。

「ヒンターラント」って何か調べたら

「後背地」の事で、『都市の周辺にあって,その都市と結びつきの強い地域。ヒンターランドhinterlandの訳語。本来は港の果たす経済的影響力の及ぶ範囲を意味した。』なんだけれど、なぜこの作品のタイトルがそうなのかと考えたら、また別の視点で見ることが出来て更に考えさせられたように思いました。

 

3. 「エクソシスト 信じる者」☆☆☆

エクソシスト 信じる者 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

なんか酷い話だなと思いました。

だから、作品がではなくお話が。

これずっと昔のリンダ・ブレアが少女だったころにやった「エクソシスト」の正当な続編なのですね。登場人物が続編ポイ作りになってます。サプライズも。多分多くの人が、そのサプライズで「いろいろ思うこともあるけれど、まあいい事にしよう。」と言う気持ちになるのではないかと思います。

これ、上にリンクした映画サイトのレビューの中でも言っていた方がいましたが、ある意味、悪魔の勝利なんじゃないかなと思ってしまいました。

助かるものとそうでない者を選ばせるというのは、常々思うことですが、なんと残酷な事なのでしょうか。

 

4. 「イノセンツ」 ☆☆☆☆

イノセンツ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

なんと酷い話なのでしょう・・・・・って、しつこい!

でもやっぱり酷い。

日本ではそんなシーンは作れないと思うし、作っちゃったとしても、あそこまで残酷には出来ないと思う。もちろんエンドロールには、動物に苦痛を与えることはしていないと但し書きが入ると思います。

何を言っているかと言うと、子供たちが遊ぶシーンで猫に対して「うげっ」と言うようなシーンがあるからです。

それこそ少年の残虐性の表れだったかもしれませんが、もしも彼がいじめられっ子でなければ、もしも彼が母親にもっと構って貰える普通の男の子だったら、物語は別の方向に進んだのだと思います。

不思議な力を持ってしまった子供たちの夏休み。

なんだか可哀そうがいっぱいのお話だったと思いました。

やっぱり子供は大人たちに守られる存在であるべきだと思うからです。

 

と言うか、この作品は、「サイキックスリラー」と謳っているので、無知な私はまたも検索します。AIが言うには、そのような言葉の定義はないが・・・・

つまり新しく生まれてきた言葉なんですよね。この映画の為に。この「サイキックスリラー」で検索すると、ほとんどオールで、この映画の事が出てきます。単純に言うと超能力スリラーと言うことになるのだと思いますが、なんとこの作品は世界の映画賞を総なめしたのですってね。

 

6月に見たのはこの4本だったと思いますが、過去に見た作品を再び見たものもあります。でも途中で抜けてしまったりしたので、一応この4本で。6月は映画館には足が運べませんでした。「おい、ハンサム」とか見たいなと思っていたのですが・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「陰陽師0」を見てきました。

2024-05-08 01:51:10 | 映画

以前、野村萬斎の「陰陽師」を見に行っていた頃、寅さんシリーズのように毎年やってくれないかしらと、友達と話し合っていました。

野村萬斎、一種独特の雰囲気があるじゃないですか。「陰陽師」の物語が好きですが、誰がやっても良いとは思えない・・・・・。

だけど若き日の晴明の山﨑賢人と、その相棒である(この場合相棒になる)博雅の染谷将太、演技派である二人には期待しかありませんでした。

 

「砂の惑星」をお誘いする友人はいなくても、この映画にはお誘いできます。

私はなんだかんだと言っても、山﨑賢人が好きなのです。お友達が言いました。

「この年になると美しいものを見ると言うことは大事な事よね。」と。

確かに。

もちろん美しいのは彼ばかりではなく、佐藤嗣麻子監督の描く平安の世界が美しかったのです。

今どきは「女性らしい感性」などと言ったら、少しも誉め言葉にはならないのかも知れません。

だけどやっぱり女性ならではの感性と言うものはあるのではないかと思えてしまいました。

 

映画が始まる前に、

「私、『陰陽師』って凄く好きなんだけれど、お話自体は意外とばかばかしいのよね。」と、お誘いした友人にがっかりされたら嫌だなと思って、ちょっと本音を言ってしまいました。(平安の妖怪大戦争みたいな感じのところがあるじゃないですか、今までは。)

だけど本編を見ていて、なんて余計なことを言ってしまったのだろうかと映画館の闇の中で後悔しました。まったくばかばかしいなんてことはなかったからです。

恐ろしいのは見えぬ妖たちではなく、人の果てしない欲望ー。

愛ありサスペンスありアクションありで、見応えもありました。

涙もろい私はちょっと泣いたかも^^

 

作中に

「博雅は良い男だな。」と言う言葉が出てくるのですが、これは原作にある言葉なのかもしれませんね。

野村萬斎の「陰陽師」にも同じ言葉が出てきました。

源博雅は心の穢れのない、本当に良き男なのですよね。

 

私的には、続編希望です。

 

 

そう言えば、陰陽寮での講義のシーン、「ハリーポッター」のホグワーツの授業のシーンみたいで楽しかったですね。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」と4月に見た映画

2024-05-02 00:50:02 | 映画

4月4日に映画館で鑑賞してきました。

「ゴーストバスターズ」は私にとっては、とっても大事な思い出の映画です。

1984年、私はこの映画と「グレムリン」を映画館で見た後、その後は子供と一緒に「ドラえもん」とか「ドラゴンボール」の映画を2・3回は見に行ったけれど、子供向けではない映画には、それから10年以上も映画館には足を運ぶことが出来なかったのでした。

私の「ある時代の終わり」の最後に見た映画と言っても良いでしょう。

それは自分の事だけを考えれば良かった時代の終わり。

 

お気楽で映像的な面白さがいっぱい。だけど深い中身があるかと問われれば、「さあ、それはどうなんだろうか。」と言うような物語。

映画には、単純でただ楽しいと言うジャンルは必要なのですよね。

と言いながら、ひとりのゴースト少女の、この地上に残ってしまった意味が最後に分かる時、ちょっとジーンとしました。

懐かしいメンバーもしっかり出てきます。

でも継承の人々も頑張ります。

マシュマロマンは、小さくても可愛らしい。だけど悪い奴らなのよね(笑)

火の使いの継承者(そんな名前じゃないけれど(笑))が覚醒するシーンも良かったし好きだなと思いました。

雰囲気を醸し出してるシーンや街中が凍っていくようなシーンの映像は、みんな好きでした。

他にもっと深い感想はないのかと言われると、無いかも(;^_^A

誰かと感想を言い合う時、「面白かったね。」と笑いあって終わるような、そんな映画だったと思います(褒めてます。)

詳しい解説などはこちらで→ゴーストバスターズ フローズン・サマー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

 

この「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」は☆☆☆★★★★

 

4月は少ないどころじゃなくて。記憶にあるのは2本だけ。後で何かを思い出すかもしれませんが、やっぱり2本だけだったのかも。

(「ゲキ×シネ」は外してます。)

 

 

「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」☆☆☆★★

白頭山(ペクトゥサン)大噴火 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

「イ・ビョンホンとハ・ジョンウが初共演を果たしたディザスターパニックアクション。」

イ・ビョンホンが画面に出てくると締まる感じがして、かっこいいなと思いました。白頭山の噴火で漢江やソウルの街が崩壊し、見ごたえ十分です。でもその派手なシーンが最初の方だけのような気がして、なかなか感情移入できず、最初は退屈に感じました。ミッションが北朝鮮に潜入して爆弾を奪い、それを白頭山のある地点で爆発させてと言うようなものだったのですから、なんかパニック映画ではないような気がしてしまったからかもしれません。ところがこれ、徐々にお話にのめり込んでいきました。

最後はちょっとそうかなと思っていたような展開になるのですが、それでも感動しました。

マ・ドンソクが知的な地味な役で出ていて、それも最初は物足りなく感じたのですが、慣れてきたら逆に良く感じました。

良かったです。

 

しかし5月はもっと映画を見たいなと思いました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする