森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

虹と紅葉(上野にて)

2024-11-26 02:16:01 | お出掛け日記

21日に「田中一村展」に行った時の上野です。

下の画像は、別に枯れた木と、まだ紅葉していない木を撮ったと言うわけではなかったのです。

 

  

つまり・・・・

十月桜ですね。

そして赤く染まった木々がチラホラ見え始めました。

平成19年から行われている秋から冬のイベント「うえの華灯路浮世絵行灯」が並んでいました。

 

 

私が初めてこの行燈に気がついたのは、2010年、つまり平成20年だったのです。

初めて見た時は「へぇ~」と思って写真に収めたのですね。

 ←2010年の時の画像です。ついでながら、その記事は→ふらふら上野

「ブラタモリ」を見たばかりの姉がいろいろ解説してくれて、それまで美術館に行ってはすぐに帰って来てしまっていた上野が、とっても身近に感じられる場所になったのです。

 

そしてこの日の上野の紅葉です。

雨の日でしたので、なんかパッとしません。青空って、花や紅葉が映える素晴らしい背景ですよね。

 

   

それでもやはり赤や黄色の色鮮やかさにはトキメクものがありますよね。

ふと動物園の方を見ると・・・・

青空が見えました。

 

「こんな日は虹が出るわ。」と星子さん。

「でもこれから美術館に行くので、見られるかしら。」などと言っているうちに・・・・

あっという間に大空に虹の橋が架かりました。

 

「ああ、もう少し光が当たってくれたらね。」と星子さんが言いました。

確かに色がぼんやり。

それでも目の前に綺麗なアーチがを描く虹が見られたことで、凄くラッキーな気持ちになりました。

 

それに、凄いわ、星子さんって思いました。虹が出るってわかるなんて。

 

 

おまけ。この日の「花より団子タイム」。

(えーと・・・お店の名前、何だっけな。あとでレシート見て追記しておきますね(;^_^A)

ルノワールにて珈琲タイム。固めのプリン、美味しかったです。値段も見ないで珈琲を注文してしまいましたが、レジで800円と知って、すました顔をしていましたが心の中では「東京、怖い」って思いました(笑)

だけどお味は美味しかったです。途中で日本茶のサービス時間がありました。その日本茶もとっても美味しかったです。 

更におまけその2.

バスの中で義姉に会ったと前の記事で書きました。一村が大好きな彼女が作った、彼の絵の押し花絵です。

スキルを上げたなと凄く感心してしまいました。

一村には関係のないことですが、下の画像も彼女の作品です。

やっぱり大事なことはコツコツ継続。

難しいことですが、これに尽きると思います。

 


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「田中一村展」に行きました。

2024-11-24 01:02:49 | お出掛け日記

21日の木曜日、東京都美術展にて開催されている「田中一村展」に行ってまいりました。

雨の日の午後からでしたので、スイスイと入れて中も比較的空いていたと思いました。

10月16日に、同じ東京都美術館で行われていた「全陶展」を訪れた時、その「一村展」の当日券を買い求める人と入場する人とで長蛇の列が出来ていましたから。

 

私的にはこの「田中一村」は、世の中にはまだまだ知らない素晴らしい人がいて、新しい出会いがあって幸せな事だなと言う感じです。

下の方に彼の概略を載せておきましたが、本当に彼は「神童」と言う言葉が似つかわしい天才だったのですね。

6歳7歳9歳12歳と幼き頃からの、少年一村の絵が展示されていて、心の底から感心してしまいました。

そこで如何にも私的な感想ですが、「ああ、この子のお母さんは、この子に大きな期待を抱いただろうにな。」と思えたのです。

期待して当然です。美術学校(現:東京藝大)に入るまでも青年一村の南画は、本当にどれも素晴らしかったです。

だけど一村に期待し、そして誇りに思っていたであろう母は、彼が学校をわずか2か月で退学したのち、亡くなってしまうのです。一村にとって父も弟たちも・・・・。

彼にとって恵まれた画家生活とは言えなかったかもしれません。

それでも彼は描き続けていったのですね。

画家にとって評価されようがしまいが、描き続けることが、それが仕事なのだと言えるのかも知れません。それって様々な芸術にも言えることじゃないですか。

画家にとっての満足とは、売れるとか評価されるよりも、会心の1枚1枚を完成させていくことなんだと感じました。

通常の大きさの版の絵葉書を数枚買ってきましたが、こちらは本当の絵画の部分的切り取りのもの。

気が向いたら、後で追加で載せておきます。

「気が向いたら」って、やる気あるのかと叱られそうですね(;^_^A

彼の描く白黒の世界、また色付いた世界、どちらも本当に素敵なんですよ。

HPの作品紹介のページにも数点載っているので、そちらで確認してみてくださいね。

【公式】田中一村展 奄美の光 魂の絵画 Tanaka Isson: Light and Soul|2024年9月19日(木)〜12月1日(日)|東京都美術館

 

この日、たまたま帰りのバスで義姉と出会いました。

一村展に行った帰りだと言うと、彼女も彼の絵画が大好きで、その絵画展には既に行っていて見終わるのに3時間かかったと言いました。

確かに作品の数はたくさんあったのです。

だけどさらに彼女は言いました。

彼が凄く好きだったから、奄美には4回行ったの、と。

 

それで私は又思いました。

私が新しい素晴らしい人に出会えて幸せと、自分の無知を知る時、世の人にとっては知っていて当たり前のことがたくさんあり、その中の一部の人は更にその上を行くのだと。

 

【田中一村について】公式HPより

(たなか・いっそん/明治41年[1908]-昭和52年[1977])


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「ロックハート城」に行きました。その3

2024-11-12 02:16:40 | お出掛け日記

「ロックハート城」に行きました。その2 の続きです。

前の記事に出てきたタクシーの運転手さんが、「沼田に他に何があるか、スマホで検索してきたのですか?」と私たちに聞き、星子さんが、

「ええ、他にどこか行くところは無いのかと思って・・・・」と答え、そのような会話を横で聞きながら、私は一人心の中で、

「えー!? 違うわよ。『他に行くところはないか?』と言う感覚ではなく、ここに来たかったのよ。」と答えていました。

 

なぜなら、このお城は「相棒」の第4シリーズ1話「閣下の城」のロケ地なのですから。私の行きたいところリストに、ばっちり何年も前から入っていたのです。

だからお城自体とお城の外郭が見られれば、かなりその時点で満足しました。

 

見たら面白いのかもと言う所は、多々あったのですが、例えば津川さんのサンタのコレクションとか、その場所を訪れた著名な方たちのサインの館とか、なんだかその時はスルーしちゃったんですよね。

だけどその中で、一つだけしっかりと見たのが「ストーンアカデミー」と言う所でした。

 

 恐竜の足の骨。心の中で「わーいわーい」と言いながら触ってきました。

  

 

 

何気なく自分を映り込ませるのが好きですが、今回はここで。

人は過去に想いを馳せることが好きなのだと思います。それが太古と言う大昔であっても。

 

お城の外観です。

お城の中です。

  

     

 ここに座って、城主気分で写真が撮れます。

 

津川さんはこのお写真で良かったのだろうかとちょっと思ってしまいました。だって魔王感が半端ないですよね。だからむしろ気にいっていたのかしら^^

このお城の傍らには・・・

 

ダイアナゆかりの車などが置かれていました。

またポツンとあったコンテナ。

 きっとそれは、このお城を運んだ時のものじゃないかと思いました。私は寧ろこういうものの方に興味がわくタイプです。

遅めのお昼は「ビックハート」にて。

ごく普通だったかな。

トップ画像は、このレストランから撮ったロックハート城です。

だけどここには

こんなお馬さんが居て、その横でシャーロック・ホームズなどのコスプレをして、写真などを撮れるコーナーがあったのです。

もちろん、ワタクシ、はしゃぎながら撮ってきました。

ロックハートは、ドレス貸し出しでそのコスプレで写真を撮るのが人気らしいのですが、もう肩だしドレスを着る勇気もないし、年齢で私は臆したようなものですが、こういうピンポイントの場所でのコスプレはけっこう嫌いじゃないのです。

子供用の衣装もあって、親子でシャーロックと言うのも楽しめると思いました。

 

帰りはバスで沼田に戻り、そしてそのまままた4時間かけて帰途につきました。

時間だけ見ると、遠い感じがしますが、寝たり本を読んだりおしゃべりしたりであっという間でした。

行った温泉の話などが抜けていますので、またそのうちその事にも触れられたらいいなぁと思います。

 

相変わらず畑と陶芸と雑用に追われた毎日ですが、ちょっとブログをいっぱい更新した意欲がムクムクとしてきています。

と言いつつ、気持ちだけで終わってしまいそうです(;^_^A

 

あっ、そうだ !

「海に眠るダイヤモンド」のロケ地って群馬なんですよね。

いったいどこにセットを作り込んだのでしょうね。行ったばかりの県の名前が出てきたので、ちょっと気になった私でした。

 


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「ロックハート城」に行きました。その2

2024-11-05 17:07:04 | お出掛け日記

10月の4枚☆2024」に載せた「ロックハート城」ですが、お気楽な写真日記なので、もう少し細かく追加記事を載せさせていただきます。

沼田の駅からここに至るまで、バスの本数が異常に少なくて(1日3本くらい?)、タクシー出来ました。

 

ところがそこで、面白いことに遭遇したのです。

なんとそのタクシーの運転手さんは、前の日にテレビに出ていたのですって。

ほら、あれですよ。

タクシーの運転手さんが美味しいお店に連れて行ってくれるという番組です。

その番組は、時々見ていましたが、前の晩は旅館に居たので今回は見なかったのです。

でも昨日出ていた人のタクシーに、偶然乗り合わせるというのも楽しい思い出じゃないですか。

ロックハート城の入り口でご一緒に記念撮影などをしたりしました。

もちろん、家に帰ってからTVerで番組チェックをしました。

私たちの前では、はじけた感じの運転手さんに感じたのに、番組を見たら、凄くまじめな感じで緊張していたのかなと微笑ましく思いました。

三人前の麻婆ラーメンとかモロヘイヤの餃子とか、美味しそうでした。

それとは関係なく、この場所に着いたら、喉が渇いていて、一番最初に珈琲を頂きました。

運転手さんも言っていましたが、夏とか休日には、この場所に何往復もしたのだとか。要するにインスタ映えする場所なのだそうです。

確かに・・・・と思いました。

 

 

アッ、だけど、ほぼボッチでやっているインスタに、まだここの写真を1枚も載せてないな、私。

まだインスタの面白さ、たぶん分かってない私ですね^^

写真映えする、確かに。

ああ、写真映えじゃなくて、インスタ映えか・・・(笑)

ハロウィン前だったので、飾りも。

この頃って、いろいろと楽しいですよね。

 

 

目が楽しいロックハート城なのでした。

 

次回は、お城の中やぐるりと全貌などを紹介したいと思います。

アッ、ちょっと待って!!

 

今日は「相棒」と「全決」じゃん。

なんでか二つのドラマの感想を書いてます。

だからこの続きは、そのドラマの感想のあとに書くと思います。

(いやいやいや、今日は火曜日だった。明日の事ばかり考えていたら、頭の中が水曜日になっていました。まじぃと言う意味の方のヤバいです。

何で「おもうま」なんかやってるのってなり、「そーか !!!今日は火曜日だったのかってなった。

91歳の母と99歳の義母がヤバいなどと言ってる場合ではなかった。自分がヤバい(;^_^A)

 

しかしさぁ、「相棒」の感想は、もう止めるかもとか言っていたような気もするのですが、なんかさぁ、「終わり」が近づいてきているような気がすると、止めたくないような気もするのですよね。それに成宮君、俳優業復活ですって。だったらあるよね。相棒ゲストも。このままじゃ、不自然すぎるもの。

それを思うと、ちょっとワクワクするじゃん。💛

 


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10月の4枚☆2024

2024-11-02 17:31:46 | お出掛け日記

24日の日に「吹割の滝」に行き、その翌日はかねてから一度は行ってみたかった「ロックハート城」に行きました。

ロックハート城についてと詳しいお出かけ日記は、またそのうちに・・・。

ここは「相棒」では2回ほどロケ地になっている場所です。

実はすごく満足(☆☆☆☆☆)と言うほどではなかったのでしたが、それでもいろいろと面白いこともあり、何よりも青空が綺麗で、一度は来たかった場所に来ることが出来て、私は満足(☆☆☆★★★)しました。

確かに10月のお出かけは滝と城だけだったような気がします。

それでもちょっと動けば心も動く。

沼田駅には

このような旗がはためいていました。

これを見た時に「あっしまった !」と思ったのです。

何がって、滝の事ばかり思っていて、自分の行くところの事前調べをしてなかったのでした。

私は星子さんと行く時は、ずるい子ちゃんになって、いつも企画を丸投げです。ただ行きたい場所は伝えます。ロックハートとかね。

だけどこの沼田と言う場所にもっと反応していたら、天空の城下町を堪能する場所を調べて、彼女に伝えていたと思います。

でも仕方がないことです。

ただこの場所には来たのだと、自分を納得させるしかないと思いました。

 

あと1か所、出掛けた場所をあげるとしたら、今年も上野で開催された「全陶展」に行きました。

毎年感動し、そしてクタクタになります。

作品数も多いし、知っている方も入選してたので、目が痛くなるほど探し回りました。その日から目の調子が悪いです(;^_^A


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「吹割の滝渓谷」を歩きました。

2024-10-30 00:15:37 | お出掛け日記

「吹割の滝」に行きました。】の続きです。

「吹割の滝」に向かうバスの中から撮りました。

サルビアの花が沿道に続いていました。

 

いつも星子さんとどこかに行く時、昼食が凄く遅くなったりして、スタミナ切れをおこすことも多いのですが、今回は既に12時半を回っていたので、滝に行く前に昼食をとることにしました。ミニソースかつ丼と、天婦羅盛り合わせを二人でシェアしました。ミニかつ丼のカツが凄く美味しいなと思いました。

上州豚は凄く美味しいのですね。

  

この川には2か所の滝があるのです。

最初は「鱒飛の滝」です。

そして「吹割の滝」です。

その滝を見ながら遊歩道に入っていきました。

分かり辛いので、カバンに入れてしわくちゃになってしまいましたがこちらも載せておきますね。

「浮島橋」です。

その右側と左側。

そして「吹割橋」

 

その右側と左側です。

そして480メートルの山道を歩きました。

歌碑が並ぶ道がありました。

これ公募したのでしょうか。

 

ここを過ぎたころ、道はアップダウンが激しくなりました。

主に下りが多かったかしら。

杖を頼りにしていても、本当に歩くのが遅くなってしまうのです。

それでマイペースで歩くために、星子さんにも自分のペースで歩いて行ってもらって先で待っていてと言いました。

それでも森の木々の誘惑に負けて写真を撮ったり、または全くメンテがされてなくて鳴らなくて役に立ちそうもないクマよけの鐘を鳴らしたりして、楽しみながら歩いていました。

ふと気がつくと、前にも後ろにも誰もいません。

せっせとかなり歩いたつもりだったのに・・・・

だいぶ先に行ったのかしら・・・・と思ったのですが、それならそれで良いのですが、違うことが頭に浮かびました。

追い抜いてしまったかもと言うことなんです。

と言うのも、自分的には「第1観瀑台」と言う所を目指していたつもりだったのです。だけど足元注意という感じで、ひたすら下ばかりを向いて歩いていました。

だから星子さんがその場所で滝を上から見ていたというのに、私はその横を素通りしてしまったということもあるかもしれないと思いました。

それで電話しました。

下ばかりを見てなかったはずの星子さんも、第1も第2も見逃していて、なんと第3観瀑台の所で待っていてくれたのです。

一つでも、「観瀑台」を堪能できたので良かったです。

 

大きくしました。

そこから撮った動画です。離れていても滝の音がよく聞こえますね。

 

 

そして最後に十二山神社と言う所に出てくるのです。

歩数にしたら、この山の中だけでは1万行っていたかどうかと言う所でしたが、昼食後に歩き始めてから2時間20分。何しろ、アップダウンが多かったので疲れました。

最後に「吹割大橋」から見おろした風景です。

 

 

妹もやはり下ばかりを見ていて、第1観瀑台を見逃したと言っていました。

ちょうどそこに行くあたり、足元注意の道になっていたのかも知れません。

これから行かれる方はお気をつけて。

 


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「吹割の滝」に行きました。

2024-10-26 09:48:24 | お出掛け日記

10月24日に、ちょっとお出掛けしてリフレッシュしてきました。

最近ちょっと気になっていた「吹割の滝」。

そう思っていたら、妹の名都さんが先日、夫さんとドライブで行ってきました。

思わず「いいな。」と思いました。夫さんがお出掛け好きだと羨ましいなと言うこともありますが、うちみたいに「どうぞ、ご自由に。」と言うのも、実は助かります。

ちょっと距離はあるけれど、以前は日帰りバスパックで、そこに行くツアーもあったのですよね。

でもその微妙な距離で、今はなかなか見つからなかったのです。

で、電車で行くことにしました。家の近くの駅からだと4時間ちょっとかかります。

でもその途中の旅も楽しい。

 

着いてみれば、あっという間に来たという感じがしました。

水の音と流れに、いっぱい癒されてきました。

今回は、その水辺の風景の写真日記です。

お出掛けレポは、ドラマの感想なども書きながら少しずつ書き進めていく予定です。

 

岩肌の素敵です。

赤いコーン、この場所にそぐわなくて、消してからアップしても良いのですが、この渓谷の道には手すりがないので、実は重要なアイテムだと思いました。

友達が「X」があると言いました。

「あっ、本当ね。」ってなりました。

そして吹割の滝

 

 

 

私、ずっと「ふきわりのたき」と言っていました。

お友達もそう。

ここに来たのは20年以上も前に、バスツアーで来ただけなのですが、その時もみんな「ふきわり」と言っていました。

でも此処は「ふきわれ」だったのですね。

今更知る真実。

最近そういう事、たくさんあるような気がします。


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皇居三の丸尚蔵館にて「花鳥風月ー水の情景・月の風景」

2024-10-23 01:12:03 | お出掛け日記

「日本伝統工芸展」に行きました。】と言う記事に書きましたが、9月19日、そのイベントが行われている日本橋三越を離れて、皇居にある「三の丸尚蔵館」に行きました。

ちょっと失敗したと思ったのは、この「花鳥風月ー水の情景・月の風景」展もとっくに終わってしまったと思い込んでいたのですが、実際は20日まで開催されていたのです。もっと早くに記事を書けば良かったなと思いました。

だけど私的にはこの皇居にこんな場所があることを、つい最近まで知らなかったので、「こんなところがあるの知ってた?」と言う気持ちがメインだったので、ちゃんと把握してなかったのですね。

次回は ↓

これはこれで、なんか魅力的。

いや、いつもなら、こう言うのは良いやと思う方なのですが、ちょっと興味深くなることがこのイベントの中であったのです。

それはこのコーナにての出来事。

    

いつもなら、このような文書のコーナーは「ふーん」とか言って、早々立ち去るのですが、この時あるご婦人がそこに居た人たちに紙の説明をしていたのです。

あまりに詳しく面白いので、思わず聞き耳を立ててしまいました。

何かのツアーのガイドさんかしら。

それとも、ここの学芸員かしら。

なんとその方は、紙について詳しいマニアックな方だったのです。

思わず私は「ご一緒にお聞きしていても良いですか。」と聞いてしまいました。

その方は是非にとおっしゃってくださったので、その興味深い説明を聞いていたわけですが、平安の時代から色褪せない魅力を放っている紙に対して、急に興味が出てしみじみと見入ってしまいました。その方に出会わなければ、わざと染められた紙を古さゆえのシミなのだと勘違いをして立ち去ってしまったかもしれません。

 

その時に、その日にご一緒していた友人が、次回のイベントについて説明を聞いていて、「文書」と言うのも面白いものだなと感じたのでした。

 

では、

この先は順を追っての写真日記です。

この日もめちゃくちゃ暑くて、全身汗のシャワー状態でした。

でも美術館の中は涼しくてホッとしました。

    

   

  

  

  

  やっぱり若冲は、見覚えがあるって感じですね。

 

  

「雪月花」、上村松園作なんですって。

美しいですよね。

 

あとは皇居の中をウロウロと散策して帰ってまいりました。

  

 

江戸城に天守が再建されたら・・・・

本音を言うと、今更要らないのではとか思ってしまうわけですが、もしも復元されたら、きっとワクワクして行くかもしれません(笑)

 

 暑くてぐったり。

でも楽しい一日でした。

 


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「日本伝統工芸展」に行きました。

2024-10-21 09:28:19 | お出掛け日記

※ ひとつ前の記事更新と、あまり間が空いてません。

侍・アラタ・9月に見た映画」もよろしくお願いします。

※           ※         ※

なーんだ。

9月にとっくに終わってしまっているイベントの記事かぁ・・・・と、思われても仕方がないことなのですが、今の私はこんなテンポ。もうちょっと何とかしなくちゃと思いつつ、きっとこんな感じで行くと思います。

それにですね、とっくに終わったイベントと言っても、なんとこれ「71回」なんですよね。

つまり来年の同じころ、このイベントがあるわけですよ。

しかも大盛況。多くの人たちで賑わっていました。

 

何かを始めると、また新しい何かを知るのだなと、しみじみと思います。

毎年やっていたこういうイベントを、私は今まで全く知らなかったからです。

 

また確か「日曜美術」だったか、これの特集があって賞を取った方のインタビューや作成中の映像などが流れました。

今回は陶芸の方にはスポットが当たらなかったので、お仲間は少々がっかりしたみたいですが、私はそのお話はかなり心に残るものがありました。

「美は細部に宿る」

本当にコツコツコツコツ・・・・・・。

 

お馬さん日和 その2」と言う記事の中で、

「そして私は思いました。畑でも陶芸でも、そしてお馬さんのレースでも「ローマは一日にはならず」だなと。」と書き込みました。

それは、このテレビ番組での作者様たちのインタビューを見てからの影響があったからなんですね。

まあ、伝統工芸の作中インタビューを聞いて、それをお馬さんがドドドと走る場所で、しみじみと思うような人はあまり居ないとは思いますが。

 

以下は写真日記。

名前を載せた方が良いのかいけないのか、正解が分からないので賞を取った以外の方はお名前は無しにしました。

実は写真も良いのか悪いのかも悩みます。でもこれ撮影が許されている公開展示なので雰囲気が伝わる程度に載せさせていただくことにしました。

いずれも素晴らしい大作でした。

 

(日本橋三越、行ったことがあったかなぁ。)

 

 

 

↓ 好きだった作品。

 

そして花より団子タイム

1階「ザ ティールームス 日本橋三越店」

アフタヌーンティーを楽しんでいる人たちもいました。


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お馬さん日和 その2

2024-10-01 00:01:25 | お出掛け日記

・「お馬さん日和 その1」の続きです。

初めての競馬場体験のお話です。

「競馬体験」と言わないのは、昔、2・3回は友人に頼んで馬券なんかを買ったことがありますよ。

名前だけで決めて、まったくかすりもしませんでした。結婚する前のことです。

あまりギャンブルの才能は無いんです。今回も、それを身に染みて実感しました。

私は締まった馬の姿と、その馬たちが目の前を走っていくのが見たかったと言うのが今回の一番の理由です。

それでもやっぱり、競馬新聞を買うくらいですから、馬券を買う楽しみも少しはあったのです。

だけどその前にですね、凄く納得したことがあったので、そこから書きますね。

 

11レースの「スプリンターズステークス(GI)」は午後3時40分くらいからなんですよ。

第1レースは10時5分くらいから。

座席券の抽選に外れて、入場券のみを買った私たち。

そんなに早く行けないよと言ったら9時過ぎの入場チケットになりました。私のイメージでは最初の方のレースは捨てて10時くらいにのろのろと行けばいいのかななんて思っていたのですが、どうもその場所での楽しみ方のイメージが分かりません。それで妹の名都さんに任せることにしました。

それで8時半の待ち合わせになりました。

久しぶりの早起きです。6時半に目覚ましをかけて7時半に家を出ました。

なんか丸一日なのね。

そんなに長くて気持ちはモツの・・・・なんて思ってしまったのですが、そこは全く関係はなく、一日は楽しくあっという間に過ぎてしまいました。

確かに第1レースから楽しもうとなったら、その時間で行くのは正解ですが、8時とか8時半とかの入場でチケットを買うことの意味が、また別にもあるのだと、私は悟りました。要するに場所の確保です。

座席券がゲットできなかった場合、みな競馬場の中のベンチを確保するのですね。

9時入場でその事をまったく知らなかった私たちに、空いている席など見つけられるわけもなくがっかりしました。

 

でも外のレース場に行ってみると、芝生のいい場所を確保することが出来たのです。

この日のお天気は、

まったく暑くなかったのです。風も気持ちが良くて、ベンチは確保できなくても何も問題はなかったのです。

「なんてラッキーなんでしょう。」と私と名都さんは語り合いました。

だって涼しくなったのは、この2,3日前からだったし、27日の日はまた凄く蒸し暑く汗がダラダラと流れました。

素晴らしいお馬さん日和だったのです。

 

と言うわけで、また馬券の話に戻ります。

遠い昔、名前だけで馬券を頼んでかすりもしなかった私に、会社で隣に座って居た女性が、「私は馬の何々を見る。」と言ったのです。

彼女の言った「何々」って何だっけなぁと思いながら、お馬さんを見たら何かが分かるのかと、もう先に馬券は買ってしまったのですが、パドックにお馬さんたちを見に行きました。

やや、なんかやたらはしゃいでる馬がいるぞ。

なんかスキップしているじゃん。きっとああいうのはダメなんじゃないかな。

あら、あのお馬さん、やたらしょげている。

あのお馬さんもダメなんじゃないかしら。あのお馬さん、買っちゃったのよね。先に見に来ていたら、買わなかったかも・・・・なーんて事を思っていたのですが、トンデモナイ事でしたよ。

はしゃいでいた馬が3位だったと思います。そしてしょげていたように見えたシホリーンは1位だったのですよね、たしか。

きっとはしゃいでいて、まるでスキップしていたように見えたお馬ちゃんは、気持ちが高揚していたのですね。

そしてしょんぼりしていたように見えたお馬ちゃんは、「やったろう」と言う気持ちゆえに緊張していたのかも知れませんね。

 

と言うわけで、お馬さんたちを目の前で見ても全く分からない私なのでした。

 

3連複って、けっこう難しいなと思いました。2頭までは当たったりしますが、あと1頭がね。で、配当に拘っていないので、単勝で買ってみると言うのはどうかしらと思いましたが、申し込みチケット(?)の書き方が分かりません。それで近くにいるおじさまに聞いてみました。

その方は丁寧に教えてくださって、そして11レースの予想も教えてくれました。

ボックスで買う方法も教えてもらい

「これを買えば概ね間違いがない。」とおっしゃったので、その予想に乗ることにしました。

 

帰り道、私と名都さんは、「あの人、私たちに教えちゃって、ちょっとまずかったかなくらいなことを思ったかもね。」と言い合いました。

もちろん私たちは、外れたって何も思ってません。むしろ親切にして頂けて、その触れ合いが嬉しかったです。

その時、第4レースの馬券を単勝で3頭選んだ私。

すこぶる手堅いものを選んだので、1頭くらい来るのではないかと思いました。が、それも甘かったのです。

私の目の前をゼッケン12のダンツティアラがトップで駆け抜けていきました。

「そのままイケー!!」と言う応援の声が飛び交いました。

そのまま行くのだと思ってワクワクしました。

が、・・・・そうはならなかったのです。

でもまあさ、数秒、私の目の前で夢を見させてくれたのだから良いんじゃないと、私は思いました。

 

第7レース。

このまま箸にも棒にもひっかからないと言うのは嫌だなと、ちょっとだけ思っていました。

だって今日は、私的には競馬場見学会なのですから、このままでいったらアレを経験できないじゃん。

アレって払い戻しです。

パドックでゼッケン1のトライデントスピアってかっこいいなと思いました。それで単復で買ってみたのです。

3位でした。

アッ、これ払い戻し体験が出来るじゃんと、イソイソと払い戻しの機械を見つけ、やってみようとしたのですが、「どうやってするの、これ」状態になってしまいました。すると後ろにいたお兄さんが親切に教えてくれたのです。

そしてその人が名都さんに「勝ったのですか。」と聞いていましたが、すっごく恥ずかしかった、私。

「思ったよりいっぱい出て来たね。」と名都さんが言いました。

「うん、10円玉がね。」と私。

きっと後ろの人は、どうやったらそんな金額を出す掛け方が出来るんだろうかと、逆に謎を残したと思います。

でもこれで払い戻しの使い方も分かったし、さあこの先の不安もなくなったわと強気の私。この先、この場所には縁がなかったのですが(笑)

 

ここ数年でおばさん度が増した私。

見知らぬ人に話しかけるのに抵抗がなくなってきたわけですが

だから馬券の買い方から、払い戻し機の使い方も、親切に教えて戴けたのだと思います。

そしてたまたま隣に座られた気になる方ともお話が出来ました。

 

その方は一人で来ていた女性でした。家からだいたい私と同じ時間かかる埼玉の方でした。

レース場に来なくても馬券は時々買うとおっしゃっていました。

私は8・9・10レースは買いませんでした。2時間近く何をしていたかと言うと、ただ走ってくる馬を見ていたのです。なんか馬券を買ってしまうと、私は数字ばっかり見ているような気がしたのです。

「かっこいいな。可愛いな~ !!」と言っていたら、その人が

「そう可愛いんですよ、馬って。」と私の大きめな独り言に応えてくれました。

 

この日、途中で小雨がぱらつきました。

大した雨ではありませんが、ほんの少しだけ傘を差しました。

するとその方は、ちょっとかっこいい河童型のレインコートを着ていました。

出来るなお主ってな感じでしたよ。

 

帰る時、その人に

「またどこかで。」と言って戴けました。

「またどこかで。」と私も言って、ふと「勝ちましたか?」とにっこりしながら聞いてしまいました。

すると彼女は、とても可愛らしく指でジェスチャーをしながら「ほんのチョーっとね。」と、やはり微笑みながら言いました。

 

そして私は思いました。畑でも陶芸でも、そしてお馬さんのレースでも「ローマは一日にはならず」だなと。

 

お昼。

 

中山から船橋法典まで地下道で真っすぐ繋がっていました。

途中には歴代の優勝馬のパネルが飾ってあったり、絵が描かれていたりしました。

 

 

 

 

 

楽しい一日でした。

 

「お姉ちゃん、12月までに少しだけ勉強しておくね。」と、私は名都さんに言いました。

 

有馬記念、行けたら良いなって思っています。

 

 


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