wowowで「THE BAY2~虚構の家族~」を一挙放送するので、その前に「THE BAY~空白の一夜~」の二日にかけての3話ずつの放送がありました。
元々英国サスペンスは好きなので、両方とも録画して見ました。
イギリスで高い評価を得た、正統派クライムサスペンス。
6話完結なのですが、なかなか面白かったです。
「THE BAY~空白の一夜~」は、高校生の失踪事件と、港街を全体を巻き込む麻薬密売の謎はどう交差するのかというような物語でした。
ただヒロインは・・・・
あらすじをwowowさんにお借りすると
『高校生の娘と息子を持つシングルマザーの刑事リサ・アームストロングは、ある晩、友人たちとともに夜遊びに繰り出し、バーで出会ったショーンと酔った勢いで一夜限りの関係を持つ。翌日出勤すると、双子の高校生が失踪する事件が起きていた。家族のサポート官として事件を担当するリサがその家を訪ねると、母親のジェスの夫として昨夜のショーンが現われる。マニング警部補はリサに、ショーンの昨夜のアリバイ確認を命じ……。』
というお話になるわけですが、彼女の家のホームドラマも、ありがちな反抗期のお話のように見えて、最後はひとつに繋がっていく所が見ものです。
そして彼女自身もちゃんと、やってしまった事の報いを受け、それをシビアに受け止めつつも、周りの者も、彼女に対して優しく理解してくれるところも良かったです。
サスペンス部分よりも、二つの家族の子を思う母の気持ちに引き込まれました。
そして、
「THE BAY2~虚構の家族~」も、実は同じ感想を持ちました。
こちらのあらすじは
『イングランド北西部の海辺の町。ある弁護士事務所の創業者ビルの引退を祝うバーベキューパーティーが開かれ、彼の娘ローズやその夫スティーヴンも出席するが、宅配業者を装った男がそこに現われ、スティーヴンを射殺するという衝撃の事態が発生。スティーヴンはビルの事業を引き継ぐはずだった。
地元警察は先日の不祥事によって捜査チームから外されていたリサ・アームストロング刑事を復帰させ、彼女は後輩メッドに指示されながらも捜査を進めていく。するとビルの家族に隠された秘密が次々に明らかになっていき、捜査は混迷を極めていく。そんな中、リサやその子どもたちの前にリサと別れた元夫アンディが現われて……。』
ヒロインがシングルマザーだからなのか、母と子供の物語と言う印象を強く感じました。それは刑事の家ばかりではなく、被害者の家に対しても感じたのでした。
母が子たちを思う気持ちには、ホッとさせるものがありました。ですが、こちらの話は元をただすと、・・・
あっ、こちらは12月8日9日に3話ずつ放送されますね。
だからこれ以上は書かない方が良いかもしれません。
二転三転するところ、またとんでもない話に広がっていく所も面白かったのですが、「あの人」に起きた事には吃驚で悲しかったです。ネタバレなしで書くと、こんな感じになってしまうわけですが、日本だったら続編もありかなと思ったりして、ギリギリで生かす人も、海外ドラマは容赦がないなと思いました。
というわけで、wowowのドラマですが、一応ネタバレなしで書きました。
機会のある方は是非に。
サスペンスとして、または刑事の家のホームドラマとしても面白かったです。
続編希望ですね。と、書いて、wowowのページに飛んだら、最終章のシーズン3の制作も決まったのだそうですね。
以下はタイトルで、wowowの解説のページにリンクしています。