森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

八方尾根ハイキング その2

2017-08-28 12:53:14 | お出掛け日記

※ 「八方尾根ハイキング その1」

の続きです。

いきなり晴れてきて、動く雲と遠くに見える山並み、そして足下に咲く花たちと言う事で、

前の記事と似たような画像が、また少々続きます。

 

雲の上には王国はない。

それなのに雲中にはいろいろな生き物が潜んでいるような気がしてしまう。

特に竜はきっといる。

そんな気がします。

 

 

同じ花でも雨が上がると花たちも嬉しそうです。

 

この上の花と下の花は、本当はとっても小さい花なんです。

写真を撮っている時は、色と大きさで同じ花だと思っていました。

まったく違いましたね。

 

遠くに見える山&山

 

 

 

雲が切れて、時々眼下に街並みが見えたりもしました。

田んぼの緑の中に佇む町。

なんて綺麗な町なのでしょうか。

 

 

リフト乗り場からちょっと脇道に入って行くと5分もかからずに「八大竜王の碑」があるところに出ます。

ここは風も半端なく強かったです。

 

そうして、私たちはだいたいですが2時半ごろ下まで降りてきました。

そしてシャトルバスを使ってホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取って、そのホテルのお風呂にもう一度入って、

(素敵なサービスですよね。)

バスで長野駅に向かいました。

帰りのバスの中でバッタンキュウかと思いきや、待った眠くもならず、最後の車窓の旅を楽しんでいました。

 

 

バイバイ、楠川。

 

長野駅ビルでソースカツ丼を早めの夕食に頂きました。

ソースカツ丼は初めて頂きましたが、なかなか美味しかったです。

これでご飯は「小」だったのですよ。

 

いきなりの食レポ ! (笑)

ついでながらホテルの朝食バイキング。

こっちも満足。

 

 

やっぱり「八方池」までは、あとちょっとでした。

でもあの時、無理をしていたら、バスに間に合わなかったかもしれないし、

冷えた足では足がもつれてしまったかも知れません。

 

無理現金。いやいや、無理厳禁!!

 

帰りの新幹線でも目は瞑ってみたけれど、

やはり眠くならず、乗り換えたローカル線でも同じ。

さすがに深夜族の私でも、その日は11時半には眠りにつきました。

ところが5時半起床。

嫌味のように晴天で(後で聞いたら、やっぱり白馬は雨模様だったとか)

どっさりたまった洗濯物を片付けて、自治会の打ち合わせに出かけたり、午後からはバイトに出かけたり、

その翌日は、またまた地域の福祉の会合に出かけ、歩いて銀行回り。そしてやっぱり夜はバイトで、その日も1万歩越え。

なんだろう、このテンションの高さはと思ってしまいました。

これって、もしかしたらある種のクライマーズ・ハイなんじゃないかって思いました。

あっ、今、山歩きのベテランさんは「何言ってんだか。」とクスリとお笑いになったかもしれませんね。

 

だけど「お年寄りもお子様でも大丈夫」と言われているような場所でも、山歩きの様々な事を感じ、

楽しかったけれど、微妙な達成感なしの気持ちも味わい、

そして帰って来ても、自治会のイベントを成功させなければと言うミッションが控えていて、バイトも通常以上の時間組で、

日常の中に非日常がサンドイッチされていました。

たぶん私の夏の旅は終わっていなかったのです。

 

そして昨日その自治会イベントも終わって、ほっとしている今の私は

だるっ~ !!!

 

 

 

なんかちょっとハイキングに嵌りそうです。

今時は、トレッキングと言うべきなのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

(ホテル前のオブジェ)

 

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八方尾根ハイキング その1

2017-08-27 02:28:32 | お出掛け日記

※ 「 栂池自然園に行ったんだけれどね・・・ 」

の続きです。

 

上にリンクした記事の中に画像として納めたこの日の天気予報では、曇りになっていました。

だから前日の終日の雨にも気持ちが耐えられたのだと思います。

その天気予報を信じて、なぜか疑いませんでした。

いや、むしろ疑いたくはなかったのでした。

それで、ホテル主催の「早朝トレッキング講座」なるものを申し込んで、なおかつ昼食のお弁当をホテルで予約してしまいました。

だけど、その朝のイベントの為に5時半に起きてみると、外はザーザーと雨の音。

うっそ~~ !!

 

でもこれは、きっと私たちが出掛ける頃には止む雨だと信じて、いつもの通り朝風呂に入り、そして・・・・

 

ああ、結局雨は止まず、またもその滴を共にして高原に出かけていく事になりました。

高原と言っても、山ですよね、ここは。

八方アルペンライン、素晴らしいです。

ゴンドラとリフトを二回乗り継いで、そしてちょっと歩いて「八方池山荘」まで行くと既にすでに標高1830メートルも登っているのですから。

そこからだって結構な眺めですよ。

もちろん晴れていればです。

今回の雨のハイキングでは、基本のあれやこれやを学んだように思います。だけどそこを先に丁寧に書くと、ちっとも話が先に進まないので、その事はまとめて、番外編で書く事にします。

 

花と山と雲の画像のハイキング日記です。

 

 

周りの山々は、もちろん雲の向こう側。

花たちも可愛いのですが、雨の滴が重そうで元気がありません。

あっ、でも可愛いな。

そんな風に思って手が濡れる程度の時は、懲りずにパシャリと撮っていました。

そして霧の中の風景でも、それはそれで趣があるなと・・・・

 

こんな木道の道ばかりではなく、ちょっと厳しい道を歩いて、そして多分足も冷えたのか体力的にいつも以上に辛さを感じました。

やはり時々強く降る雨には堪えるものがありました。

時間的にも予定通りに入っていないので、時間を決めて折り返す事にしました。

 

そしてこの木の幻想的なシルエットに見とれていましたら、いきなり風が吹き始め、雨が止んだのでした。

 

風に雲がどんどん流されていきました。

じゃあ、もうちょっとだけ行けるかな…と、心の底では思いましたよ。

だけど強風です。

上から人が引き上げてきました。

吹き上げが凄いので引き返してきたと教えてくれました。

危ない、危ない。

素人は臆病なくらいがちょうど良いと、私は思います。

 

そしてこの階段の上の所までで進むのは止めたのでした。

 

この雨が止んでいる間に、お弁当を食べて、はしゃぎながら記念写真等を撮りました。

またもここでの目標であった「八方池」までたどり着けませんでした。

 

でも、まっ、いいか。

また来る楽しみと言うものが、あると言うものです。

 

 

山の画像。

たぶん時系列には並んでいないと思います。

ただ雲の動き、遠い山々の風景に感動してたくさん撮ってしまいました。

 

 

 

 深夜になってしまいました(いつもの事ですが)

と言うわけで、続きはまた明日~♪

 

(明日は一日、自治会のイベント。ああ、あまり嬉しくはないけれど、頑張ろうと思います。)

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栂池自然園に行ったんだけれどね・・・

2017-08-26 10:11:28 | お出掛け日記

日本人が特にそうなのかも知れないが、途中でやめたり諦めたりすることを「挫折」「負ける」と思いこむ傾向があると思うんだ。

だけど自然なんかと向き合うとだね、そんなことはちっとも挫折でも負ける事でもなくて、時には勇気さえも有する知恵ある決断だって時も多々あるよね。

ああ、だからさ、自然とは時々は向き合って多くを学ぶといいんだよねって、やっぱりそう思うよね。

 

※         ※          ※

《花の画像が多いので記事は長めです。》

8月22日、家を6時10分に出発しまして白馬に1泊2日で出かけてまいりました。

最初の一日目は、「栂池自然園」に行きました。

 

ここ最近、いろいろな雑務に追われ、自分がどこに行くのかさえちゃんと把握できていませんでした。

それはちょっとダメでしょうと言う事で、3日前ぐらいにちょっと検索などして調べてみました。

ところがその時に、ふと見つけたそこの地域のお天気予報では・・・・・

 

なんですって?!

22日の火曜日は前線の通過に伴い、一時的に強雨になる可能性があるとな。。。。

 

この天気予報、外れて欲しかったです。でも違う意味で外れました。

一時的にではなく、白馬ではずっと雨が降っていました。

もちろんずっと強雨ではありませんでしたが。

 

ちょっとがっかりな気持ちを引きずってゴンドラリフトで登って行きました。

ゴンドラリフトの次はロープウェイに乗ってさらに上に向かいます。

 

晴れたら確かにもっと楽しかったナと思いつつも、それでもやっぱり楽しくないわけではないのです。

 

だって高原の花たち、なんて可愛いのかしら。

 

 

ワタスゲ湿原の池塘(ちとう)。静かでそして美しい。

 その池塘に雨が降りしきる・・・・。

この時、ご一緒した星子さんが言いました。
「あの雨の輪の事をなんていうんだっけなあ。知っているんだけれど・・・えーと。」
まあ、それは普通に良くある事ですよね。

だけど私、その雨の落ちた時に出来る輪の名前など、今までの人生で意識したことがなかったのです。
そうですよね。ちゃんと名前があるのですよね。

と言うわけで、朝に検索。

普通に「波紋」と言うのですね。

波紋…美しい言葉です。

あっ、そう言えば、私的には「波紋=ジョジョ」的な部分もあり…って、こんな話をしても、ジョジョシリーズを読んだ人にしか分からない事ですね^^;

 

 テクテク

 

その時は、まったく思い浮かばなかったんだけれど、この画像をアップしていたら

六文銭の「雨が空から降れば」と言う歌を思い出してしまいました。

「おさかなをつれば

おさかなもまた雨の中~♪」

 

みんなみんな雨の中~でした。

 

「風穴」

どこに続いているのかしら。

 

 

 

 

この先、湿原での画像はないのです。

雨がやはり激しく降ってきましたし、この先、楠川を渡る橋があるのですが、そこを過ぎるとちょっとした山道になるのです。

ザーザーとハァハァ(自分の息)。頑張る私たち。

ちょっと厳しい山道を超えて木道の階段になり、そこを抜けたらたぶん平坦な道がまた来るなと予想が出来たその時、彼がやって来たのです。

ピカピカドーンの彼。

 

雨だけならまだ良いけれど、雷の声が一声でも聞こえたら、終了です。

そこから私たちはくびすを返して引き返してきました。

惜しくないわけではなかったのです。

次の目標である「浮島湿原」までは、たぶん後ほんの数分だったと思いますから。

 

そして雨が強く降ったり弱くなったりは相変わらずで、それに彼のゴロゴロに押されるように帰ってきました。湿原には高い木は遠くにあります。愛子さんがここでは、私が一番危ないと言いました。彼女は背がとても高いのです。確かにと笑ってしまいました。だけど笑ったのは、確かに危ないのは愛子さんでも、彼女に雷が落ちたとしたら、よほど離れていなければ危ないのは同じだからです。

実際にはどうかは分かりませんが、湿原で雷は怖いなあと感じました。

 

急いでいたと言うのに、栂池自然園の入り口にある「みずばしょう湿原」では道を間違えて、来た時とは違う道で帰りました。

だけどそこの風景が素晴らしかったのです。

花たちを単体で撮るのもそれは可愛らしいのだけれど、入り混じった花のグラデーションはまた素晴らしいものがあるのですよね。

この時の風景を星子さんが少し撮っていたので、後で頂く予定です。皆さんにもお見せできたらと思います。

 

そして予定より早い時間にロープウェイ乗り場に戻ってきました。

ところが吃驚。

雷の為にロープウェイもゴンドラも皆止まっていました。

 

ピストンのバスで麓まで降りてきました。そして予定通りになってしまった最終バスに乗り、八方バスターミナルで下車。

そこからホテルのバスにお迎えに来てもらって、ホテルに着きました。

 

白馬の温泉は、いい意味でちょっとヌルッとしています。いい感じです。

夜はピアノの演奏もありホテルでの時間も楽しいひと時でした。

 

夕食のバイキングはこんな感じ。

  

 

最後にロープウェイ乗り場近くでは、本当に小降りになったので、そこで写した花たちを少々アップして栂池自然園レポは終わりです。次回はその翌日の「八方アルペンライン」の事を二回に分けてアップしたいと思います。

 

 

 

 

  

 

 

 

 


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おんな城主直虎第33回「嫌われ政次の一生」

2017-08-21 02:26:25 | ドラマ (大河)

― やっぱり、どうしたって泣くよね。

 

ずっとこの大河の感想を書くのをやめていました。直虎が政次の本当の気持ちに気が付き、うわべでは、いまだ敵対しているかのように振る舞っていても、その底辺ではしっかりと心が通じ合っているようになって、むしろ書くことが多くなったと思うのに、書けなくなってオヤスミしていました。と言うのも、二人の関係もいい感じになって来たし、そうなると政次に感情移入大です。

感じた心を言葉にせずに、ただぼーっとドラマにのめりこんで楽しんでいたかったのかもしれません。

最初は歴史に残っている政次の人物像を嫌って、ドラマの中の政次の事も、良く書きすぎと非難していた夫も、とうとう「このドラマの中の政次もあり」になったと思います。

だから私が今日…というか昨日、そっとティッシュを取って目頭を拭いていても静かにしていてくれていたのだと思いました。

 

私、この回の数回前に、唐突に「あっ、そうか。」と気が付きました。

このドラマが始まる前に、これのHPの番組紹介に「愛を貫き」と言う言葉があったと思いだしたのです。それは結ばれなかったけれど、幼い時のいいなずけへの愛を貫いた女の一生かと思っていました。確かにそう紹介されていたのですが、結ばれず報われもしなかったけれど、幼い時からの愛を貫いたのは直虎の事ではなかったのだなと。もとい、直虎の事ばかりの事を言ったのではなかったのだなと。

 

なつと静かな幸せなひと時が、見る者の気持ちも和ませます。

この後の残酷な運命を知っているから。

 

だけど吃驚しました。

私はあそこで検地の時にしたように、美しい声で歌うように経でも唱えるのかと思っていました。

その声を聴きながら、旅立つ政次…的な、そんな程度の・・・

って、よもや、自らの手で彼を送り出すとは。

「地獄に落ちろ」と言い「地獄から見届けてやる。」などとののしり合う。

決して涙の一粒さえも見せない。

 

だけど心はちゃんと通じ合っている。

ちゃんと見ている私たちには分かっているのです。

二人の想いは同じ。井伊を守る事。

 

だけど龍雲丸は言います。

政次にとって「井伊とはあんたの事なんだ。」と。

 

すさまじい愛の形でした。

そして、この記事を読むとまた泣けるのでした。→『政次死す! 「おんな城主 直虎」岡本プロデューサーが語る“衝撃の最期”の真相〈AERA〉』

 

やっぱり政次ロスは免れないような気がしますが、またまた来週は気になる展開。

龍雲丸に何が起こるの?

次回は「隠し港の龍雲丸」。

 

サブタイトル、気に入ってます。

そう言えば・・・・

 

8月13日

 ほんの思いつきで組んだ短いプロットにノリと勢いだけで『嫌われ松子の一生』と仮題を付ける自分の耳元に「それ、17年後にNHKの大河ドラマでサブタイの元ネタになるから」と囁きたい。

 

なんか凄いなと、ちょっと思いました。

 

 

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「プレイヤー」を観てきました。

2017-08-20 08:10:14 | 観劇・コンサート日記

8月13日にシアターコクーンにて観てまいりました。

 

※         ※          ※

 

劇中にお芝居の練習風景があって、藤原竜也演じる刑事桜井は、そのお芝居の中の役名であって、刑事。

ではその桜井を演じる、あまりメジャーとは言えない俳優の名はと言うと道彦と言う。

これは後で気が付いたのだけれど、お芝居の中のお芝居の名は、皆苗字であり、お芝居の役名は皆名前で呼ばれていたのだった。つまり両方で一つ。

桜井/道彦 時枝/悟 のように。

だからなのか、舞台上のスイッチの切り替えが滑らかに感じた。もちろん演者の演技によるものだと思うが、そんなところにもシナリオのきめ細かさを感じてしまったのだった。

 

だけれど本当は、そんなところにさえ作者の何気ない罠のようなものが仕込まれていたのではと思うのは考えすぎなのだろうか。

 

目の前に舞台があって、その舞台の上で芝居の練習をしているお芝居・・・・

演者は一人・・・・

実は同じ・・・・

 

私がいろいろと情報をツイッターからもらっている事は、いつも書いている事だけれど、

演者の人や、舞台に携わっている人たちの感想ツイートも流れてきて、それが結構楽しい。

特に高橋努さんの「舞台、何日目」みたいなツイートには、観に来てくれた俳優さん情報もあってなかなか面白い。

その観に行かれた方の感想も、なかなか評判が良いのは贔屓にしている役者、つまり藤原竜也氏のお芝居ゆえに、関係者でもないくせに嬉しかったりするもんだ。

 

だけれど、それらのちょっと褒めすぎではないかとも思えるような感想の中に、ただ言葉では分からない1歩奥まったものを感じてしまうのはなぜなのだろうか。

それはたぶん、芝居と言うものに接している者にしか、又は経験したものにしか分からないような、ちょっとした感覚があるのだろうか。

つまり、芝居の中の芝居の人物、その芝居の中の芝居をを演じている人物。私たちが舞台の前で意識してみているのはそこまでで、だけど本当はこの「プレイヤー」と言う芝居を演じている俳優の存在があるのだ。要するに、道彦が演じる桜井と言う刑事。そしてちょっと軽いイメージの道彦。さらにその道彦を演じている藤原竜也。

当たり前の事を言っているようだが、この「プレイヤー」はホラーだと言う。

もしもここで表現されている生と死の間の世界が真実であり、想い出を共有するものを「プレイヤー」となすことが出来ると言うのなら、そしてそこに悪意の罠があるとするならばシアターコクーンにいた私たちは、皆プレイヤーになってしまう確率が高い。

またつまらない事を言うと思われてもかまわない。

そこまで妄想して、ゾクリとくる。

どこかの劇評で見たのかもしれないが、確かに最初ははっきりしていた練習風景とお芝居の物語の分かれ目が、次第にぼやけてくる。曖昧になってくる。

そして・・・・。

芝居と現実との境目がボヤケ曖昧になるのならば、そこにはその妄想からの恐怖が存在していても良いのかもしれない。

 

かくのごとく思考して感じる恐怖とは何ぞやと言う所ではあるが、先日友人は、その時に楽しんで元気をもらって、後に何も残らないような映画が好きだと言っていた。それに反して、私は10年考える事が出来る映画が好みだと答えたのだった。10年考えるとは、まさに白髪三千丈的な言葉でもあるが、後から何気に深く考える事が出来る作品は映画に限らず好きである。

 

上記の感想は、後からつべこべと考えた感想である。

最初は、そんな面倒くさい事は考えなかった。

ちょっとここからはネタバレ。

 

この「プレイヤー」の作者がシナリオを未完のまま死んでしまっていることを知らされた時、だいたいラストのオチは分かったと思う。ただそれをどのように見せてくれるのだろうかと言う期待に胸が膨らんだ。

あの時一人静かに台本をめくる道彦・・もしくは桜井か。

有馬役の賢一郎の熱演に、嫌、高橋努のと言うべきか、なんだか舞台の花を持っていかれてしまったかのように見えるが、奥のブースが近づいてきたときから、一気に逆転する。

そして桜井が語るラストのシナリオ。

思わず「おおっ」と思う。

未完だった舞台の中のお芝居「プレイヤー」が完璧に完成された瞬間だったから。

 

そして、

「これで良いかな、神山さん。」と道彦がプロデューサーの神山に言う。

「えっ !?」

この瞬間にプレイヤーは劇中劇の中から飛び出して・・・・・

私はまたも「おおっ」と思う。

 

「このシナリオ、約束通りネットに挙げて・・」とこの劇中劇の作者のプレイヤーになった道彦が言う・・・・・。

本当の恐怖はこの物語の先にあるー。

 

※        ※        ※

 

百瀬ゆかりが自覚なく落語を熱弁するシーン。何かが近づいてきたと言う事なのか、意味がよく分からなかったけれど、なんとなく怖かったです。

 

※        ※        ※

 

アンコールが一回って、ちょっと不満。

 

※       ※        ※

 

帰り道で考えました。どんなに世界が滅びると言われても、渋谷の交差点の真ん中でラジオ体操第二をやるなんて、絶対に無理。無理ったら無理。

かくして、世界は崩壊してしまったのでした・・・・となること間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

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上野、不忍池の蓮。

2017-08-19 00:28:39 | お出掛け日記

8月17日にお友達と一緒に上野に行ってまいりました。

目的の一つは、不忍池の蓮を観に行く事でした。

 

たぶん一番のピークは過ぎてしまっていたかもしれませんが、まだまだ綺麗でした。

 

下の画像は2015年の12月に撮ったものなんです。(上野の山の秋模様

この時に、この池が緑に埋め尽くされている時にまた来たいものだと思ったのでした。

 

蓮の花って、本当に綺麗ですよね。

この色と形に、もうメロメロです。

 

 

 

 

そしてこの大きな葉っぱ。

水のはじき具合も最高。

なんでこんなに弾くのでしょう。

その時お友達が言ったのですが、これを研究して新素材を作ったら良いと言う意見には共鳴いたしました。

桃太郎ならぬ蓮次郎がいてもおかしくないんじゃないかって形していますよね。

 

下のは、その日の「花より団子」タイム。

東天紅のランチバイキングです。

これ、すごく美味しかったです。

 

蓮の花があまりにも美しかったので、本当はもっとたくさんの写真を撮ってしまいました。

同じようなものをたくさん撮ってしまいましたが、それぞれ皆かわいらしくて

家に帰って来てからも、蓮の花からもらった幸せは続きました。

 

 

 

下の画像は、東天紅のお部屋から見下ろして写したもの。

 

水辺にはどこでも鯉と亀。

 

絵画的構図。

 

上野の山は、結構な観光スポットがあるのですよね。

「清水観音堂」の上から撮ったものと「花園稲荷神社」の鳥居など。

 

 

  

 

でも今はやっぱり、乙女のような蓮ですね ♪


 

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「ジョジョの奇妙な冒険」ダイヤモンドは砕けない第一章

2017-08-16 00:02:16 | 映画

月に一回ぐらいは映画館に行って映画を見ようと思っています。

8月は、私的にはやっぱりこれでしょう。

8月6日に見てきました。

なんたってこの原作が昔から大好きなのですから。

この映画の実写化が決まった時に、ちょっとだけキャストさんの感想を書いています。

その記事は→「ジョジョの奇妙な冒険」第四部実写化 !!

その中に、

>主人公の東方仗助役は山﨑賢人君。

彼のファンの人は嬉しいと思うのだけれど、ジョジョファン歴が長い私としてはすこぶる微妙な気持ち(ごめんね)

と書いてしまったのですが、なんか彼、凄く良かったです。

 

なんか朝ドラの「まれ」のお話があまり好きではなかったもので、それで彼の事も「あんまり」と言う感じがしていたのですよね。

でもこの映画で、彼の事が好きになりました。いや、マジで。

 

東方仗助は、本当にこんな人ではないのかと言う説得力がありました。

― 生まれながら父親が傍にいなかったけれど、母は父親との間には大きな愛が存在していたことを子供にちゃんと伝え、男に頼らず一人で愛をかけて育ててきた。が、本当は一人ではなかった。その子育てには彼女の父親もしっかりサポートしていた。警官と言う固い職業でありながら、娘の行動を責めずに、その子供にちゃんと礼儀を教えと正義の種を植え付けたのに違いない。―

だから仗助は、髪の事をいじられない限り、すこぶる礼儀正しい言葉遣いと態度を取ろうとするのだと思いました。

承太郎が父の事を伝え、莫大な財産を受け取る権利があると伝えても、その事で揉めていると話すと、(本当は、財産の件ではなく浮気の件で)

「俺の事なんかで揉めなくていいです。三人で楽しく暮らしていますから。」と言うセリフは印象的でした。確かに莫大な財産よりももめごとのない面倒でない生活を好む傾向があったのかもしれませんが、仕事に熱心な暖かい祖父と仕事をバリバリやりながら彼を育てた、若く美しい母との愛情にあふれた今までの生活を感じる事が、即座にできたのです。

だから彼のスタンドは人の傷を治すヒーラー的な、優しい力を持った者だったのかもしれません。

 

ずっと原作が好きだったと言っているのに、何をいまさらと言う感じですが、原作を読んでいた時もアニメを見ていた時も、あまりこの仗助の性格やその生活の背景などを思ったことなどなかったのです。彼は結構普通の高校生だったし、杜王町自体が意外と普通の町に感じていたからなんですね。

 

海外ロケのせいで、杜王町は普通の町と言う感じではありませんでしたが、それはそれで見ていて美しく楽しかったと思います。

 

実写で一番苦労するのは、仗助の髪なのではないのかと思っていました。

思わずそこに話が触れてしまう変な髪。

それはタダのリーゼントって言うわけにはいかないって事ですよね。

いろいろ意見の分かれるところかもしれませんが、私はうまい事作ったなあと感心しました。

綺麗にセットされているけれど、ものすごく変わった髪。

だけど彼だけがこのレベルで変わった髪だったら、全体のバランスが変になってしまうからか、とにかく男性の髪は皆、ほとんどちょっと変ってると感じた人も多かったと思います。

杜王町シリーズは普通の町の中で起きてしまった奇妙な出来事。そこが凄く面白いところなのですが、その作りこまれたキャラが普通の町の普通ではない出来事なのだと言う印象が強くなり面白みを膨らませたと思います。

 

物語も良くまとまっていました。

早くも最後の方で、ラスボスのあの人の気配が・・・・。

まだキャストさんも公表されていないけれど、いったい彼は誰がやるのでしょうね。

(私的には、玉木宏さんとか・・・・。まさか実写映画の必須アイテム、藤原竜也投入なんてことはないかな?←妄想です)

 

これはある意味ネタバレかしら。

EDを見ながら、ふと、そう言えばと思った事は、ジョジョ立ち的なポーズってなかったなと言う事なんです。そしてそれに気が付いて、またもう一つの事に気が付きました。

「ゴゴゴゴゴゴゴ~」、なかったなあって。

えっ、なかったですよね。確かなかったと思います。

 

でもまったく気にならず、面白かったです!!!

 

 

 

     

 

原作よりも美しい皆さま

 

    

 

彼でさえも・・・

ちょっと危ない彼女

 

第二章も凄く楽しみです♪

 

 (C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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食っちゃ寝

2017-08-15 01:54:59 | 梢は歌う(日記)

8月14日の日記。
この日の私は、まさに「食っちゃ寝」。

前日の13日は渋谷にて「プレイヤー」を観てきて、夜は夜で11時半から吉田拓郎の「ラジオでナイト」を聴き、翌日の起床時間を思って、私的には午前1時と早めに就寝したのでした。ところが、目をつむってみると観てきたお芝居「プレイヤー」の事ばかりが頭の中でぐるぐると回り、なかなか寝付かれませんでした。そしてようやくぐっすりと眠りにつくと、今度は3時半ばかりの睡眠時間で4時半にはスッキリと目が覚めてしまいました。いくらなんでも早すぎるだろうと、ずっと我慢して目をつむっていたら、今度はまさかの二度寝ぐっすりになってしまいました。そして深い眠りの中にいた所で目覚ましのベルが鳴ったのでした。

夢の中に出てきた夫が
「今日はあまり良くないから、出かけるのは来週の方が良いよ。」と言っていました。

なんだか嫌な夢の中のセリフです。
しかし曖昧な少々の夢のお告げがあろうとも、人は予定を変える事はないのです。
だけどしっかりと目を覚まして、窓を開けると、外はザーザーと大きな音を立てて雨が降っていました。



中途半端な睡眠で、「眠い!!」と思いつつ、ルート君の運転で出かけたのは実家です。
これと言って大した目的などないのですが、お盆休みの時ぐらいは、子供を母の家に連れて行きたいなどと思っています。

7時少し前に家を出ましたが、道路はほとんど混んでいなかったので、8時半には横浜で一人暮らしのラッタさんの家に付きました。
彼を拾って、一緒にモーニングを食べに行ったのです。




どうせならと検索して、ちょっと素敵な雰囲気のカフェを見つけて行ってみました。
素敵な雰囲気と言ってもファミレスかもしれません。でも朝から大勢の人が、そのモーニングを食べにやって来ていました。

飲み物代と150円で卵ハムドッグとゆで卵が付いてきます。その他にも値段は違いますが、サラダやヨーグルトが付くものもありました。

なんだかラッタ・ルート君とのおしゃべりに気を取られ、画像は無しです。このお店を出た時にも、いったん上がった雨が、また降り始めたので、お店の外観の画像も無しです。

オランダ坂珈琲邸



そしてその後、3人で母の家に行きました。
軽く挨拶とお喋りをした後、お昼は4人で近くのお店に食べに行く事にしました。

その時間まで二人の息子はラッタさんの家に戻り、私はしばしの間眠る事にしました。いつもならせいぜい長くても20分ぐらいで目が覚める私ですが、実家はいつも寝心地が良いのです。
いろいろな雑用や煩わしい事から解放されているからかもしれません。

気が付くと皆で一緒に出掛ける時間が迫っていました。

しばらくテレビなどを見ていましたが、子供たちが戻ってきましたので、食事に行きました。
はっきり言って食べて寝たばかりなので、おなかは全然空いていなかったのでした。

それなのに・・・・






またもお腹いっぱいに食べてしまいました。


そしてまた母の家に帰ってくると、皆でごろごろしているうちに、また寝てしまいました。
気持ちが良くていくらでも眠ることが出来るしあわせな家なのです。

母の家は姉の家。

姉が二階から降りてきて言うのが聞こえてきました。

「この人たちは、いつ覗いても寝ているね。二階で待っていたのに、戻って来たと連絡もしないで、見に来れば寝てる。」


確かにそうだなと思い起きて、しばらくの間お喋りをしていましたが、二人の青年は寝っぱなし。ラッタ君などは私たちが帰る時間までグーグーと寝ていたのです。

マジに何しに行ったのか分かりません。

でも母の財布が軽くなった事だけは間違いのない事でした。

そしてルート君も兄の家で、少しだけれどお喋りをして楽しい時間を持ったみたいなので、そういうのもありかと思いました。


4時頃、ラッタ君を家まで送って行って、私たちも家に帰りました。

不安な朝の夢から始まりましたが、無事に行って帰って来られたので、それだけで良い一日だと思いました。



留守番の夫には焼肉用のお肉を買っておいてもらっていたので、夕食は焼肉。

・・・・・・・。

あまりカロリーの事とか考えたくない一日になってしまいました。
体重計にも、今日は乗りたくありません。


ところで、下の囲みは昨年の8月14日に投稿したものです。
それを読むと昨年のラッタ君は、横浜に行った私たちと一緒に家に帰って来た模様。

今年は双方にそういう発想がなくてー。


ちょっと寂しくなってしまった、今の私です。


囲みの下は行きと帰りに車窓で撮った街の風景です。

森も好きですが街も好きな私です。


 


9th~13th

5日分の日記で私の備忘録。タイトルを付けるとしたら「お掃除日記+」と言う所でしょうか。 8月10日はバスパックツアーに出掛け、12日は横浜の実家に帰りました。その記事は......


 

 

 

どんより曇った横浜の朝。通勤の人も多かったです。

 

帰り道

 

 

 

 

 

 

 

 

 曇った東京は色のない世界。

 

スカイツリーも雲の中。

 


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「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を観ました。

2017-08-12 14:55:19 | 映画

近頃なかなか映画館に行くことが出来ないのですが、それでも一応1か月に1本は見ているかもしれません。

7月31日の月曜日に行ってまいりました。

この映画・・・・・・なんか感想いらないんじゃないとか思っちゃって、感想を書くことが遅れました。

 

とにかく面白いです !

この長いシリーズの第一作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」は2003年の公開で、まだこのブログは始めてもいなくて感想は書いていません。

その後の2006年「パイレーツ・オブ・カリビアン   デッドマンズ・チェスト」、2007年「「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

別のブログに書いた2011年「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉 」← これはちょっとだけちゃんと感想を書いたような気がします。

でもだいたい「面白いよ~。」で感想が成り立っていると思うのです。「デッドマンズ・チェスト」は特に。

 

こういう単純に面白いねと言いあえるジャンルって、映画的には大切ですよね。

 

それでも私…ちょっぴと泣けたと言うか、ジーンときました。私は映画の作り人の思うつぼの人なのです。でもあのフジツボだらけの人のシーンではないですが。

あっ、そう言えば、この「最後の海賊」ってタイトル、決して悪くはないのですが、「最後の」とか付くと、イメージ的にこのシリーズ最終章と思ってしまうじゃないですか。でもこの原題は「デッド・メン・テル・ノー・テイルズ」は死人に口無しという意味らしいです。

それに本編の後のおまけのラストシーンを見ると・・・・・「うん?」ってなりますねん。

「最後の」と言う言葉のイメージは捨てるべき項目だなと思いました。

 

これってこの先は興行成績によると言う事でしょうか。アメリカではシリーズの第二番目に低い成績だったみたいですが、世界的にはなかなかの成績で、日本では「美女と野獣」を抜いて2017年の洋画第一にだとか。まだまだ…かもですね。

 

だけど私的には、ずっとレギュラーだった・・・・・ってネタバレですね。この先は以下の画像の下に書きます。大したことは書かないけれど、一応ね。

 

 

 

 今回の敵 のサラザール(「ノーカントリー」のハビエル・バルデム)。おどろおどろしくて良かったです。この人の人間性はともかくも、

ちょっとだけその無念は分からないでもないです。

つまりクズであり犯罪者集団である海賊を撲滅している自分たちこそ、海の正義だと思い込んでいたのですよね。

ラストの錨を登って行くシーン、ちょっと「蜘蛛の糸」っぽい。

 

このサラザールに、なぜジャックが恨みを買っているのかと言うエピソードで、若き日のスパロウの美しいしカッコ良かったです。

若き日のジャックは、ミュージシャンで俳優のアンソニー・デ・ラ・トーレが実際に演じたものにデップの表情をデジタル加工して生み出された。」

で、

美しいと言えば、

ヘンリーターナー(ブレストン・スウェイツ)も可愛かったですね。

14年もやってると、キャストも若返るってものですね。↓

 

 

 ヒロインの天文学者カリーナ・スミス(カヤ・スコデラーリオ)

ジャック・スパロウは 二人の恋の背中を押してあげるじゃないですか。

なんだかそんな所にも時の流れを感じてしまいました。

 

そしてこの方↓バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)

バルボッサは何気にいつもちゃっかし良い暮らしをしてたりしているのですよね。

ラストもカッコ良かったし、なんだかジーンとしちゃいました。

 

そしてなんだかんだと言って、彼はレギュラー。

その彼がいなくなってこの先の物語は続けるのだろうかと、

私はちょっと思ったのでした

が、

もしかしたら彼は生きているかもしれませんね。

あんな海に落ちた程度では分からないのではないかと・・・・^^

 

で、最後はこの方。

「ブラックパール号」と彼。

やっぱり海賊は海にいてこそ海賊。

丘に上がっていては干上がってしまうと言うもの。

銀行強盗なんかやっていてはダメですよね。

ああ、だけど、あの最初のシーン、

「だんじりか!?」って

ちょっとだけ思ってしまいました。

 

日本の夏は、まだんだ続きますね。

 

おまけ

ゲストのポール様。

あれは単なるファンサービスですね。

楽しそうでした。

 

(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

画像はすべて「映画.COM」様より

コメント (4)
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覚悟が足りないんだな。

2017-08-11 14:21:52 | 梢は歌う(日記)

どうも、やらされている感が強くて、いろんなことに中途半端感が拭い去れません。

パソコン歴は知らぬ間に長くなってしまいましたが、今までは別にエクセルを使わなくてはとか、ワードで何かをしなくてはならないと言う生活ではなかったのでした。それが、自治会の役員になって、エクセルで新聞を作ったり、ワードでイベントのチラシを作ったりする係をチマチマやっています。

正確に言うとチマチマフウフウやっていると言うのが正しい言い方だと思います。

ワードは以前にも少々やった事がありますが、エクセルは初めての経験です。今までやった事がないものに手を出すわけですから、気も重くもなると言うものです。

「いいじゃん。勉強になって。」とある方に言われましたが、確かにそうなのです。
だけど、今、そんな勉強などしたくなかったのです!!


あああ、本当に勉強になります。

子供の気持ち。

「その気にならなければ、勉強は苦痛である。」

まさにこれですね。

ー これを知りたい !
ー これをやってみたい !

そう思えて、初めて勉強は楽しくなってくると言うものです。

なるほど~~。

今更かってもんですが。



だけど気持ちが重くなることが多いものですから、「やる気」と言うものがなかなか出てきません。
何か楽しい事はないかなと思ったりもしますが、私は本を読むのも漫画を読むのも、映画を見るのもみんな好きなわけで、楽しい事なんかすぐに見つかっちゃうのですよね、いつもなら。

ところが何もしたくない。

本も読みたくないし、映画だって見たいものがたくさんあるのに、出掛けて行くのも嫌で、家でだってパソコンで見る事が出来るサイトで面白い映画をたくさん見つけたのに、見る気なし。
基本の家事はエンドレスで嫌いだけれど、ゴミ捨てやお片づけは大好き・・・・でもやりたくない。


ここまで読んで、「この人、違う意味で危ない状態なんじゃないの。」って思った人もいるかしら。

実は自分でも、ちょっと思っちゃった。

中高年鬱って、決して他人事じゃないでしょう。わが身に起きても不思議がない病気なんですよね。


それで自分を叱咤激励して、買って放置してあった花たちの植え替えをしました・・・・・そう、放置してたの。
やっぱ・・・・・あぶないなぁ・・・・・

でもそれを植え替えてベランダの花のお世話をしていたら、ちょっと元気が出てきました。


「やる気」を出すには少し動くと言う事が大事な事なのかも知れませんね。

それに「やらねばならぬ」と言う、追い立てられる気持ちから逃れるには、「仕方がないな。今年はやってやりましょう。」と覚悟すべきなんですよね。

あー、いやだ。

おとっと・・・。これを言っては、また振り出しに戻ってしまいますね^^;

 

植え替えた花ではありません。この花ももう何年目?


そして下の囲みは昨年の、8月9日に投稿したものですが、なんだか昨年はお気楽だったなあ~。





 


エイト

ふと思った。「エイト」と聞いて何を連想するかで、その人の好みとか年代が分かるのではないのかと。「エイトマイル」なのか「スーパエイト」なのか、(あっ、それ相当マニアックじゃな......


 

 

 

コメント (2)
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