森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ポーの一族「青のパンドラ」vol.7大きく息を吸って

2023-05-29 20:18:07 | 漫画・マンガ・まんが

 

ポーの一族「青のパンドラ」vol.6アラン目覚める

の続きです。

 

《ネタバレしています !》

吃驚しました !!

復活したアランは、人間だったころまで遡って復活したってことでしょうか。

思ってもみなかった展開ですよね。

なんかもう、この「吃驚した。」しか感想がないように思います。

 

そこをムリムリ書くとするならば、

「トイレに行きたいなぁ」と思ったり、「ああ、なんて美味しいのだろう。」「もっと食べたいなあ。」と感じたりすることは、素晴らしい事なんだなぁと思いました。

アランが生き生きとしていました。

それなのに、人間に戻ったアランとは暮らせない。餌とは暮らせないとか言われちゃって、なんたる悲劇。

 

でもここに大老ポーが戻って来て、アランを再び仲間に加えれば、もう虚弱体質のアランでもなくて、ポーの村にも入れる資格も出来てめでたしめでたしなのかしら。

だけど、ここでふと、アランにはまた違う選択肢が生じてきて、いったい何が幸せなのだろうかと考えさせられますね。

 

一方バリーはとうとう「ポーの村」に行きました。兄を開放するために。

「・・・・やっと・・・・・」

「来たよ、 兄さん・・・・!!」

ああ、大丈夫なのかしら!?

 

ということで、次回は9月号(7月28日発売)らしいです。

 

 

下の囲みは昨年の5月28日に投降したものなんです。

もう一年が過ぎてしまったのですね。しみじみ~。

 
ポーの一族「青のパンドラ」vol.1
「楽しみな事は多い方が良い。」と吉田拓郎氏も言っていましたが、この新章が始まるのも楽しみに待っていました。今度の「月刊flowers」の表紙は、エドガーとアランで、そして......
 

(6月1日)

追記:最近も漫画サイトの「ピッコマ」に嵌っています。ほとんど無料で読めるところまで読まさせていただいていますが、時々課金しています。

もう「転生」という言葉が出てくるのは、少し離れたいところですが、中には面白くてやめられない作品もあるのですよ。

「虫かぶり姫」とか「見える子ちゃん」とか^^

それで思い出したことは、買ってあるのにまだそこに行きついてないコミックを数冊持っているんです。

6月はそれらもちゃんと読んで、楽しみたいと思います。


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楽しみなことを数える《映画大好き》

2023-05-29 00:11:47 | 映画だい好き☆☆

楽しみなことを数える《ドラマ好きです》の続きです。

 

映画が大好き。

だから映画館に映画を見に行くと、予告編を見るのも楽しみの一つです。

最近は、予告編を見ることが出来なくても、チラシを貰ってきて情報を得たりするのも楽しいですね。

 

一番近いところで楽しみにしていた映画は、昨日見てきて感想を書きました。でもネタバレなしで書いたら、何となく書き足りないような感じになってしまいました。

その書き足りないような感想は→「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を見てきました。

 

次になにげに楽しみにしているのは、実は

 コレだったりします。なんか単純に大笑いできそう・・・・。

それから

 2枚づつ撮ってしまったので、どっちという感じですが、もちろん楽しみにしているのは、天海祐希の「緊急取調室」です。

私、猿之助さんの件とこの映画公開は、関係のないことだよと思っていたのですが、予告編を見て、そうでもないなぁとちょっとだけ思ってしまいましたよ。

なぜならラスボスである猿之助さんが出てくると、やっぱり余計なことを考えちゃって、心がざわつきました。

これは、あくまでも自分の中の感情が揺れたという事実を書いているだけですから。

 

どんなお仕事でも、それなりにあることだと思いますが、こういうお仕事だけに関して思うことを言わせていただくと、

芸を生業として生きるとある家族のお父さんが、

「来世で幸せになろう。」と言い、

「そうだね、とってもいろいろと耐えられないものね。」と母が泣いて、思わず「うんうん」と頷いても、

「あっ、ちょっと待ってくれよ、おやじ。俺、俺が出ている映画がもうすぐ公開になるんだよ。ちょっとそれの実行は、その映画が終わってから、もしくはせめて

 

それを言う余裕がなくなるから「自殺」という手段に走ってしまうのかもしれません。

でもそれでも、何でもない平穏な時から、こういう感覚を足枷にして欲しい。

 

本当はもっといろいろなことを思ってしまっている自分がいるのですが、それでもやっぱり猿之助さんを、今のまだすべてが分かっていない段階では、好きなまま。応援もしたい気持ちもあるんです。でもやっぱり、大勢の人が下を歩いているようなところにダイブするような選択はしないで欲しかったと思うのです。

もちろんこれは比喩ですよ。

 

で、その隣の「65」。

ちょっとこういうの、好きかもって思ってます。

 

「怪物」。とっても興味があったのですが、予告編を見たら、なんかイラっとしました。映画館で見ないで配信を待つかなと思ったのですが、シナリオが坂元さんなので、心が揺れています。

それに音楽も坂本さんなんで、さらに揺れますよね。

そのお隣のリーアム・ニーソンの「探偵マーロウ」、なんか面白そうですよね。こういう方が、今の私にはお気楽でいいのかも。

 

それから

「インディ・ジョーンズ」は楽しみですよね。ワクワクするけれど、ちょっとだけドキドキもします。

 

でもこんな風に、見たい映画をチェックしても、最近の私は一か月に映画館に足を運ぶことが全くできない月もあって、せいぜい1作品か2作品を見られたらいいなって感じです。(5月は何と4作品 !!!)

それでもこんな風にチェックしておくと、配信の時に見逃さないで済むので、意外と意味はあるんですよ。

 

それからちょっと先の公開ですが、「岸部露伴 ルーヴルに行く」と同じくらいに楽しみにしているのが、

実は「キングダム」なんです。

夏は熱いなぁ♪

だけど秋もクールです !

 

ああ、このお話、原作を読んでしまったなぁと思ったのですが、やっぱり誰が犯人だったのか全く思い出せず、

忘れるということは、決して悪いことばかりではないんだと、しみじみ思う今日この頃です^^

 

(6月1日)

☆追記1:「ミステリという勿れ」は、レギュラー陣の追加のキャストで話が盛り上がっていましたね。ずっと先の公開と思っていても、きっとあっという間に9月はやってきてしまうのでしょうね。

☆追記2:やっぱりと言うか、とうとう「キントリ」は、公開延期になってしまいました。すごくがっかりしましたが、仕方がないことだと思いました。

☆追記3:監督と主演で「65」はちょっと期待していたのですが、ゆっくりあらすじや、他の人のレビューを読んでいたら、あまり思っていたのと違うような気がして、配信を待つことにしました。むしろ「怪物」の方が、興味が数値が爆上がりです。別に坂元さんが賞を取ったからではなくて・・・・・いや、それもあるかもです。なぜならみんなが賞をあげたくなるような作品だってことですよねぇ。私はさらに踏み込んだ予告編を見て、あの気持ちをザラっとさせる教師にも、その言動や行動に理由があったんだと思うと、それが知りたいなと思えてきたからなんですが。行ける日を見つけて、劇場で見たいと思います。

 


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「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を見てきました。

2023-05-27 19:12:06 | 映画

今、「楽しみなことを数える」という内容でブログ記事を書き続けている途中ですが、実はこの映画を観ることも、その「楽しみ」の大きな一つでした。

病院帰りの喫茶店で、映画に行ける日を手帳でチェックを入れてみたら、どうも6月6日までお預けだなと思っていました。

でも珍しく病院にかかる時間が早く終わったので、もしかしたらと映画館に行ってみたら、ぎりぎりに間に合うことが分かり、だったら6日までお預けにすることもないなと見てきたのです。

だけどこの見た回は、舞台挨拶の中継付きで残りが3席しかありませんでした。好みの席を選ぶ余裕もなく、久しぶりに一番前で体を沈めながらの鑑賞になりました。

それでも今日見ることが出来て、私は幸せに感じました。

 

この映画を見ることがとっても楽しみだったので、贅沢な文句を言ってしまうと、私には舞台挨拶、どちらかというとどうでも良くて、早く本編を見せてと思ってしまいました。

いや、もちろん皆さんのお話はとても面白くて、細部にわたって作りこまれた作品であるということは伝わってきました。

だから早く本編を見せてっていう気持ちにもなり・・・・(;^_^A

 

というわけで、ネタバレなしの感想ですが、一言で言うとなれば「美しかった !」となるのではないかと思いました。

もしもジョジョも知らず、岸部露伴も知らずの映画好きさんが劇場に足を運んだとしたら、この映画はホラー映画だと思ったことでしょう。

いや、実は私も、この作品はホラーだったんだと思いました。

しかももっとも日本的な。

あっ、日本的なと言ったら、Jホラーで世界を席巻したあの世界観になってしまうのでしょうか。私が感じたのは、「雨月物語」もしくは「怪談」の世界です。

本当はすごく怖い。

残酷だし、恐ろしい。だけど美しいがゆえに、その恐怖さえも切なく感じてしまったりするのです。

 

この物語は、そんな日本的情緒のホラーでありながら、パリのルーヴルに舞台が移り、何ともオサレ。

いろいろ目を楽しませてもらいました。

 

私、この原作を読んだはずなのに、100パーセント忘れていて、先日予習(または復習)しようかと思ったのですが、映画を見てからにしようと、原作を読むのを我慢していました。

映画を見ても、原作の記憶が蘇ってこない。なぜかしら。高かった(値段が)しか記憶がない( ;∀;)

だからまた、原作を読み直す楽しみが増えました。

 

あー、そうそう。あの黒メガネ。おばあちゃんの形見なのね。欲しいなって思ってしまいました。かっこいいな。

 

楽しかったですね、オークションシーン。↓

日本で公開した時は、大行列。(その行列に参加した(笑))↓

さりげなくて好き。

テンションが上がりますよね。

ポスターがみんな素敵です。

この画像の下に、ネタバレ感想が一行だけあります。

あと一行だけ、かすかな本音が・・・。

 

絵を見たというのに、何の「後悔」に攻撃されない泉京香、最強ですね。

妻であった時以外の奈々瀬、あとほんのちょっとだけ神秘度を増していただけたらなって、思っちゃった(ごめんね。)


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楽しみなことを数える《ドラマ好きです》

2023-05-26 20:35:02 | テレビ・ラジオ

今朝(26日)の「らんまん」、見ましたよ。

万太郎は、いったい何を見つけたのでしょうかというのが昨日の最後。

彼は日本中の植物の図鑑を作ると思いついたのでしたね。

生きている人生のうちで、自分が何をしたいのか、また自分は何をすべきなのかを見つけられるということは、本当は稀なことであり幸せなことだと思います。

「一生をかける自分の植物学」を万太郎は見つけたのです。

凄いです !!!

 

元気でやる気に満ちている友達が、傍にいて夢を語られると、何か元気のおすそ分けを貰って、自分も何かを頑張らねばと感じる時ってないですか。

このドラマ、ちょっとそんな友達のような気がします。

朝から、何か頑張ろうと思える素敵なドラマじゃないですか。

どんどん視聴率が上がるのも、分かるような気がします。

 

と言いましても、視聴率だけでは今のドラマは評価できませんよね。

全体的にテレビ離れが進んでいるわけですからね。

 

私は今シーズンもたくさん見ている方だと思います。

月曜日は「教場0」に「合理的にあり得ない」。

火曜日は吸血鬼のお話のコメディは、最初は見ていましたが、その曜日は帰りが遅くなることが決まったので、テレビは見ない日になりました。

水曜日は「私のお嫁くん」。これ、ザ・少女漫画という感じがガンガン伝わって来て、お気楽で肩凝らず好きです。

木曜日は録画して「勝利の法廷式」。

金曜日は「弁護士ソドム」。そして「ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」です。またダラダラと起きていたいので「波よ聞いてくれ」も見ていることが多いです。

土曜日は「Dr.チョコレート」

日曜日はやっぱり「どうする家康 !」は楽しみに見ています。後は「ラストマン」ですか。

 

こんな風に並べると、見過ぎじゃないかと恥ずかしいような気持にもなるわけですが、この中で、私が一押しで力を入れて見ているのは「ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」だけかも。あっ、あと大河ね。後のドラマも本当に面白いなと思っています。ただ疲れていたり眠くなったりしたら無理をしないで視聴を諦めることにしています。

 

「ペンディングトレイン-8時23分、明日君と」みたいなお話が、もともと好きなんです。

なんか友人も言っていたことなんですが、「漂流教室」を思い出すのですってね。

私はアレは原作が素晴らしすぎると思っていたので、ドラマ版は見ていないです。原作しか知らないと、はっきりと全然違うじゃないと思います。それにもしも似たようなものであっても、それって関係あるのかな。私はむしろ「ロスト」を思い出しますよ。

だけど一抹の不安がないわけじゃないんです。というのも、日本のドラマって回数が少ないじゃないですか。これって、いちシーズンで描き切れるのかしら。最後にごり押しの展開が待っていたり、続編はネット配信のチャンネルでねって言うのは勘弁してほしいですよね。

 

もう一つだけ、ドラマ関係の話題です。

来年の大河のキャストの続報が出て、花山天皇に本郷奏多君。

めちゃくちゃ楽しみです。この時代だと一条天皇の事ばかりに目が行ってしまったけれど、思わず花山天皇を調べてしまいました。

だまし討ちにあって、ついつい天皇の座を・・・・・・ああ、何かで読んだことがあるなぁ・・・・・ああ、こんな人だったのか・・・・

これが大河の醍醐味なのですよね。

早くも来年の楽しみが増えました。

 

NHK大河「光る君へ」花山天皇役の本郷奏多に大反響!「ぴったり」「むちゃむちゃ好配役」「関白から天皇へランクアップ」

 

トップ画像は「キキョウソウ」。可愛らしい紫ですね。

 

今日は2回目の投稿。

前の「楽しみなことを数える」もよろしくお願いいたします。

 

 


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楽しみなことを数える

2023-05-26 02:28:26 | 梢は歌う(日記)

夜になると、何かが憂鬱になる。

「何かが憂鬱になる。」というのは変な言葉だと思う。「何か」ではなく、憂鬱になっているのは私なので、「私は」が主語で「何かで」と書くべきなのだと思うが、

「夜になると、私は何かで憂鬱になる。」なんて方が、よっぽど変に感じるな。いや、読み直してみたらやっぱり、こちらの方が正しくて、先に書いた方が間違いかも。

でもやっぱり「何かが憂鬱に」なっている私。つまりこういうことか。何かの不安材料が、増幅して「憂鬱」というモンスターになって、私の心に攻撃してくるってことなんだね、きっと。

 

ついでに言うと、「憂鬱」ってキイボードで打ちにくいですよね。

で、その「憂鬱モンスター」を打ち払うには、不安材料の排除なのは分かっているのですが、そこは少し深く考えつつ頑張ることにして、次の作戦としては楽しみなことを考え数えてみることにしました。

ささやかなことで幸せを感じる私なので、小さな楽しみが多いと思います。

一番最速で楽しみなことは、明日の朝の「らんまん」でしょうか。

それから午後には「月間フラワーズ」が届けられるし、会いたかった友達に会って、それから・・・・

土曜日には病院だけれど、検査結果を聞くのも楽しみで(不安の間違いではないのか)、何よりもたまってしまっていたお薬が「なくなりました。」と先生に言えるのが楽しみで、日曜日は陶芸の本焼きを窯から出すのが楽しみ・・・・・

ちょっと待って !?

今ふと、これが私の憂鬱モンスターの元凶なんじゃないかなって思いました。

要するに疲れ。

ふんふんふん、らんらんらん。

で、ドタバタ。

 

確かに疲れますよね。

じゃあ、数えないとは言いませんが、「お薬なくなりました。」レベルは数えないことにしました(笑)

 

続きます。

 

トップ画像は、「ユキノシタ」。

この花を初めてみたような気がします。散歩している時に、足元の花を見るのも私の楽しみの一つです。

 

 

前の記事と間があまり空いていません。そちらの記事もよろしくお願いいたします。

※ 映画「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」

 

 


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映画「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」

2023-05-25 20:49:40 | 映画

GWに夫と見に行こうかと思っていましたが、私は結局ルート君と「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見に行ってしまい見逃していました。

関係ないけれど(;^_^A その感想は、→「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見てきました。

だけど夫が、「あれは見て損がない作品。」と言ったので、ぜひ見たいと思っていたのです。何となくネット周りをしていても、見た方の評判はみな良かったし、かなり気になっていました。

テレビのドラマ版は、あまり熱心には見ていたとは言えませんでした。単にその時間が眠かったからにすぎませんが、どちらかというと、好きな俳優さんばかりでお話もたまに見たときは、いつも引き込まれていました。何より鈴木亮平の喜多見の患者に接するときの話し方が大好きでした。彼って、本当にいろいろと考え工夫する人ですよね。

本当にけがで不安で苦しんでいる時、あんなふうに駆けつけたお医者さんに話しかけられたら、本当にほっとするなと思っていました。

 

たまに見ていたので、妹の涼香が助からなかった回が、なんと未見。

それでも最後の演出には、感動し涙しました。

 

冒頭の飛行機事故のシーンでも、まだ始まったばかりなんで助かるに決まりジャンという気持ちを棚の上にあげて見ていても、それでも手に汗を握りハラハラしました。

見ごたえがありました。

画像の下はネタバレしています。

 

 

 

ネタバレと言っても、最初に「しょうもない事」を言わせてください。

うっかり買ってしまったジンジャーエールのLサイズがめちゃくちゃ大きくて、だったら飲まなきゃいいのに、何となくダラダラと飲んでいました。そしたらですね、まあまあ、起きるべきことが起きたわけです。脳内メーカーがあったならば(古いね)、頭の中の半分が「と××」になってしまった頃、

一番、「どうなっちゃうんだろう。またも悲劇が起きるのか。」とドキドキするシーン、つまり千晶の出産と心肺停止のシーン・・・・・

私は、赤ちゃんが泣けば、きっとママも復活よと思っていました。まあ、これはきっと、みんな思っていたことでしょう。

このシーンの時、心の中で思わず「はよ、泣け、赤ん坊 !!」と思ってしまいました(笑)

だけどこんな状況の私でも(;^_^A  感動しました。

助かったと思ったときに、体の力が抜けて崩れ落ちる喜多見。

あの妹を失ったときと同じ演出。でも違う意味で。

なんか、泣けちゃいますよね。

 

あのシーンこのシーンと良いところがいっぱいありました。そしてキャストさんたちもみな良かったです。

「もう仲間を一人も死なせない。」と言った、音羽(賀来賢人)に萌えました。

その音羽への恋心がとっても切なく感じた鴨居(杏)も、とっても良かったです。

凄いなと思ったのは、自分のお腹から赤ん坊を取り出し、二人で逃げてと言った妻。

お医者だからの発想かもしれませんが、なかなか言えないことですよね。

 

やっぱり見に行って良かったです。

 

あっ、そうそう。一番言いたかったことを書き忘れてしまいました。

超高層ビルの火災のパニック映画は、そこで起きるもろもろの悲劇が、たいがいは見せ場になってしまうわけで、加えて言うと、生き死にのドラマに目が行ったりハラハラドキドキするわけですが、これは「死亡者0」を貫けるのかという物語で、ハラハラするけれど、そこに存在するドラマは暖かく深いと思いました。

あの火災で、死亡者0って奇跡に近いですよね。

 


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たまには指を折って文字を数えてみた その5《オオキンケイギク》

2023-05-23 00:10:38 | 詩、小説

 

かわいいと

望まれたのに

嫌われた

その強さゆえ

たくましさゆえ

 

 

オオキンケイギクは、特定外来生物であり、日本生態学会により日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

詳しいことは→こちらにて

 

※ 姉からとあるミッションを申し付けられて、早々に終わらせるべく動きました。なんでも後回しになりがちな私には珍しく早めに動いたのです。

バスの中から見えた、可愛らしい元気色のオオキンケイギク。

駆除対象の外来種です。

他の県で問題になっていて、ニュースなどで知ったのは、かなり前の事だったと思います。

うちの地域でも増えてしまいましたね。

 

積極的に駆除されてないのは、なにげに空き地で揺れるこの花を、楽しんでいるからではないかしら。

 

 

 

 


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たまには指を折って文字を数えてみた その4

2023-05-22 00:57:14 | 詩、小説

 

欲しいもの

何かと問えば

寂し気に

逆回転の

時計と呟く

 

 

あの時も

この時もまた

気がつかず

無為に過ごした

煌めく時間

 

 

 

君は今

幸せですか

いつだって

心の中で

願っています

 

【母の日の翌日】

言うたらなんだけど、うちのおバカちゃんたち・・・・って誰かと言ったら、おバカ息子ちんたちだけれど、彼らのカレンダーには「母の日」というものがないらしい。

ラッタさんたら、近しい人が自分の母親にプレゼントを送っているのを見て

「うちにはそういう習慣がないから。」などと抜かしたらしい。

なんか腹立つなぁ。

でもこれ、毎年の事なんで、実はあまり気にしてない。

しかしだいたい翌日に会った人なんかは、私の愚痴の餌食になる・・・かもしれない^^

だけど今年は、私と同類項の方で、「まったくねぇ、ふん。」で終わった。

その人と別れて、スーパーの前を通ったら、「母の日」のためのお花がみな半額になっていた。

「半額 !!」

買うでしょう。

半額って言葉に弱いのですもの。

そしてその日の夜、一応、ルート君に嫌味を言ってみる。

「母の日のお花を、自分で買うってどうなの。ああ、可愛そうな私。しくしく」

 

「大丈夫だ。俺は元気で生きている。」と彼がガッツポーズを取る。

それが贈り物だそうだ。

いやな奴だ。

核心をついているだけに。

 

【大きな小人さんが働いていたらしい】

はたから見たら、絶対に怠け者にしか見えないと思うけれど、食事をした後、本当に体が一気にだるくなったり、または気を失うような眠さに襲われて、寝てしまうことが度々ある。

あっ、今書いていて、思ったけれど、これって糖尿予備軍ってことかしら。一族にはその病気の人は誰もいないし、薬の副作用にそれがあって、時々検査するけれど引っかかったことがないから、気にも留めてなかったけれど、明日から意識することにしよう・・・・

その件は、一応置いといて、今日も昼食の後、夕食の後、転寝していた。

そして目が覚めると、いつもキッチンが綺麗に片付いていた。

どうも我が家には、寝ている間に代わりに働いてくれる小人さんがいるらしい。

 

夜の転寝の後、私は言った。

「あのさ、パパ。ありがとうね。」

「うん。」と短く返事をしたパパさんは、ちょっと下を向きニヤッと笑っていた。

 

だから今日の私は幸せです。

 

たまには指を折って文字を数えてみた

たまには指を折って文字を数えてみた その2

たまには指を折って文字を数えてみた その3 《十三夜》

 

 

 


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「ガマシュ警部 スリーパインズ村の事件簿」

2023-05-20 23:46:59 | 海外ドラマ

録画してあった「ヴェラ・・・」をみんな見終わってしまった後は、同じAXNミステリーにて「ガマシュ警部☆スリーパインズ村の事件簿」を見ました。

しかし海外ドラマのシーズンの終わり方って、どうしてあんなに「続きます」「続かなきゃダメでしょう」的な感じになるんだ。気になってしまうじゃないですか。

って、ネタバレなしで、こう書いても分け分かりませんよね、すみません。

あっでも、海外ドラマに慣れている方には、最後だっていうのに「えっー、どうするの ?」というところで終わってしまうのって、たぶん分かっていただけると思います。

 

この「ガマシュ警部」って、
『ワシントン・ポスト紙が実施した投票で、ポワロ、ホームズをおさえ、2021年の“最も愛されている探偵(フィクションの探偵)”に選ばれた。』のですって。

確かに、この警部は優しくて誠実で魅力的です。

 

事件の舞台になるスリーパインズ村は、一種独特な雰囲気を持っていて、住人達もみな一癖も二癖もありそうな人々ばっかり。村自体にも大きな秘密がありそうです。

というか、本当に住人達にはもろもろと秘密があり、村にもおぞましき歴史があったのでした。

しかし海外の田舎・・・・美しいです、風景も。

 

この物語は、カナダの先住民の若き女性の行方不明の話を真ん中に、2話ずつ別の事件が絡んでいきます。

そのど真ん中の物語の犯人は、もろにあの人怪しいじゃんってなるわけですが、2話ずつのお話が興味深いので、もろに怪しくてもあまり気になりません。ただ最終話は、やはり対決しないわけにはいかず・・・。

だけど、この田舎町、犯罪多すぎじゃない ?

 

『本作では、今世界的に注目されている、カナダにおける先住民族に対する虐待が描かれており、欧米ではその揺るぎないリアリズムで賞賛を集めた。』

『』内は、AXNミステリーのHPからの抜粋です。

そうなんですね。この物語が単なるミステリーに終わってないのは、それが描かれているからだと思います。

ゆえに重く深く感じます。

 

次の放送予定は未定ですが、またある時には、お勧めできるミステリーだと思いました。

 

『制作:2022年 カナダ・イギリス/尺約60~65分×全8話/字幕版/原語:英語 原題:Three Pines
原作:ルイーズ・ペニー
出演:アルフレッド・モリナ(アルマン・ガマシュ)、ロッシフ・サザーランド(ジャン・ギー)、エル=マイヤ・テイルフェザーズ(イサベル・ラコスト)ほか』

 


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「身辺整理 わたしのやり方」曽野綾子

2023-05-20 01:01:09 | ユーモレスクを聴きながら(book)

(画像は記事には関係ないのですが、マンションの花壇のお花です。)

4月に読んだ本の感想です。

 

 

こういう本を読むと、何となく、自分の家にある物も全部捨てちゃえという気分にはなるものの、実際にはそうはいかないものですね。

作者様とは年齢も違うものですから、100に近い共鳴はあっても、やっぱり同じというわけにはいかないのです。

そしてまずは読んだ内容を捨ててしまっている自分がいます。

つまり忘れている(笑)

それでも印象深かった言葉がありました。

それは

「老年は、一つ一つ、できないことを諦め、捨てていく時代なんです。

執着や俗念と闘って、人間の運命を静かに享受するということは、理性とも勇気とも密接な関係があるはずです。諦めとか禁欲とかいう行為は、晩年を迎えた人間にとって、素晴らしく高度な精神の課題だと私は思うのです。」

 

これこそは、今の私が漠然と思っていたことの、明確な言葉だと思われました。

確かに「老年は」「晩年を迎えた」という言葉に、この内容自体を跳ね返してしまう人もいるかもしれません。まだ早いというように。または「諦め」という言葉をネガティブにとらえ拒否してしまう方も。

だけど私は思います。老年、晩年に到達していなくとも、時の流れとともに、やはり出来なくなっていくことが普通にあると思います。

 

私の場合、例えば2009年、私は月に1本のお芝居、月に2本の映画を観ようと目標を立てていました。

だけどその時、朝思いついてチケットを買ってそして出かけ鑑賞し、とんぼ返りで帰って来て仕事をするという体力があり、そして仕事の量に比例して自由に使えるお金もあったからできたことなんです。月2本の映画はともかく、今の私には月1本のお芝居を見に行く体力も財力もありません。

でも全く哀しくもないことです。

むしろそんな時代を持てたことが、人生の中の小さな誇りです。

仕事をデクレッシェンドの様に終わらせていこうと思ったときに、もうこんな事は出来ないなと「諦め」たのです。とても大事な選択だったと思います。

 

他にも

「ダメになった人間関係を深く悲しまない」

まったくそうだなと思います。

「一日に必ず一個、何かものを捨てる」

以前、「徹子の部屋」で菊川怜さんが「『一日一捨て』に嵌ってる。」と言っていて、ちょっとだけ今も影響を受けています。最近忘れかけていたので、思い出しました。

思考のヒントが一杯でした。

それを思うと、最初に書いた「(読んだ)内容を捨てた。」など、とんでもないことを言っていないで、二度読んでもいい内容なのかもしれませんね。

 

この本は図書館で借りようとしたのですが、リクエストが多かったのです。ところが姉が持っていて借りました。

姑が読むと言ったので貸そうかと思っていますが、97歳になっても本を読もうとするだけで、彼女は偉いと思います。

すでに目はしょぼしょぼの私ですが、ゆっくり少しずつであったとしても、私もいくつになっても、この読書習慣は捨てたくないものですね。

 


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