今週の水曜日、ようやく藤原竜也主演の「I'M FLASH!」を観に行く事ができました。この映画、近所でやっていないんです。それで電車に乗って行って参りました。
「タイトル、カタカナで書くなよ、このぐらい」と見えない誰かに叱られそうですが、なんとなくカタカナのイメージの出来事のお話を書くつもりです。
映画の感想は、ずっと閉鎖している映画ブログに書こうか思案中ですが、またサボって書かないといけないので簡単に言うと全体的には、ちゃんと感想を書いたら褒め言葉だけでは終わらないと思います。でもそれは私的にはということであって、何も世間様を代表する気はまったくありません。しかも、シーン的には共鳴部分も多数あったんです。
それに視点をご贔屓の竜也くんに合わせて書けば、そりゃ、かなり満足度はアップするというものです。
本当にこの映画で彼は鍛えられて、またジャンプアップしたなって、そう思いましたよ。水中シーンも美しかったですが、特にあのラスト近くの銛を持って歩いてくるシーンの印象が心に焼き付いて、さながら辛いカレーを食べて、後からその美味しさが何度も脳裏に蘇ってくる、そんなシーンだったと思います。
えっ、なあに。
例えがよくわからないって?
ああ、それは同じ経験をした人にしかわからない例えかも知れませんね(笑)
でもただ歩いてくるだけのシーンなのに、ぐんぐん迫ってくるものがあって、もしもこのシーンでテイクを重ねていたのなら、監督とのバトルは竜也君と監督双方にとってサクセスだったと思います。
という訳で、これで感想をちゃんと書けなくても安心です・・・なんちゃって。
ところで私、この映画を先週の水曜日に行く予定だったのですよ。そして家を出たのです。
だけど、玄関のところで鍵を入れてあるポーチが、本や何かに引っかかってすぐに出て来なかったんです。たったそれだけのことで、バスを目の前で乗り遅れてしまったのです。ではということで、反対側コースのバスに乗ることにしました。そのバスでも電車を乗り継げば行けるのです。そちら経由だと出たついでに寄ろうと思っていたATMにも便利なので、かえって良かったかなと思いました。だけど7分も暑い中立っていて、顔がジリジリしました。
だけどそこでお金の出し入れをしていたら、電車が行ってしまったことが分かりました。コチラは時間を調べて来なかったので仕方がありませんが、バスから降りてまっすぐに駅に向かっても、その電車には間に合わなかったと思いました。他の事をしてるから良かったものの、なんだか嫌な感じがしました。
そして駅についた時には喉がカラカラだった私は、これは美味しそうだと思って何も考えずに買った梅ジュースが炭酸だったので、凹みました。ちょっと病気の都合で炭酸は止められています。
でも、喉がカラカラ・・・。
ちょっとだけなら平気よねって喉を潤すと・・・
ああ、なんて美味しいんだろうってしみじみ思いました。だけどなんとなく嫌な感じがしました。あまりにもみんな裏目に出る・・・。
読んでいる人は大したことないじゃないと思うかも知れませんが、なんか心にざわざわとくるものがあったのです。「警告」のような何かを感じました。
それで「やーめた」と思ったのです。これ、結構勇気が入りますよ。出かけようと身支度をし電車を後二本乗ったら目的地に着くのです。時間も45分ぐらい先で映画も見ることが出来るんですよ。
でも止めようと思いました。
私は電車の乗り継ぎ駅の駅ビルのようなところで文房具の買い足しや、その地下で美味しいお魚を買って帰ったのです。
夕方、夫に「今日は映画に行ったんじゃないの。」と聞かれたので、なんとなく今日の気持ちを言ったら「良かったな」と言われました。どういう意味なのかはわかりません。
だけどその日の夜、久しぶりに体調が悪くなってしまいました。
思わず、今日は行かないで良かったと思いました。もしも出かけていたら、結局は家族には言わなかったのですが、言い辛いものがあったと思います。もしも言わないではすまない状況になってしまったら、この事で今後の自分の自由度を下げることにもなりかねません。
そしてその時は、今日は早く寝て体調を戻し、翌日には行こうと計画を立てました。翌日は夕方から仕事です。でも見てすぐに戻ってくれば何とかなるし、なんたって早く観たかったのです。
その翌日は元気復活、家事も身支度もテキパキ・・・・
でも・・・・
なんか気乗りがしない。
やっぱり止めることにしたのです。予定延期はなんとなく心が寂しい・・・。
が、この日、午後から昼間なのに夜のような暗さになったと思ったら、いきなりの激しい雷雨になってしまいました。このような雨は時期に止むものです。私の仕事の時間にはいつもどおり。ところが、その雷雨の影響で電車が止まってしまったことを知りました。市の安心メールが入ってきます。それによれば復旧は午後8時半だとか。
あああ、セーフだったと思いました。
行っていたら、仕事に間に合わないのはもちろんですが、ふらりと出かけてしまうわけですから、誰にも連絡がつかず、雨を心配しながらもやってきた子供にどれだけ迷惑をかけたかわからないところでした。
いつだって人は頑張らなくちゃいけないわけではないんですよね。
アウトと思っていたことは実はセーフだったということはたくさんあると思うのです。
という訳で、今週の水曜日まで待ってようやく観に行く事が出来たというわけなのです。
でもね、実は前日に本当に久しぶりに腰痛になってしまったのです。だけど頭の中の矢印はGOの方に向いています。ちゃっちゃとシップ薬を貼り、翌日はそれに加えて、この暑い最中にキツメのガードルを履いて出かけました。この腰痛はその翌日には治っていたので、キツメのガードルが効いたように思いました。本当は腰のベルトを持っています。でもあまりにも久しぶりだったので、どこに閉まってあるのか思い出せなかったのです。
一人の外出もちょっとばかりお久しぶりです。
知らない街やお店を覗いて歩くことはほんとうに楽しいですよね。
そして帰りに見た風景と空。
筑波山の、なんて綺麗だったこと。
わーい。
またミニ旅行に来たぞ―っていう気分になってしまいました。
毎日なんて、伏せられている一枚一枚のカードを開いていくようなものかも知れませんよね。表にアウトと書かれていても本当に開いてみなければ裏に何が書いてあるのかなんてわからないことです。
でもその書かれた文字は、多分に自分の解釈による力が問題になってくるように思います。
あなたの今日はいかがでしたか。
以下は、その時の空と風景。