森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

羽生結弦『GIFT』☆ディレイビューイング

2023-02-28 01:38:39 | 観劇・コンサート日記

Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome」のディレイビューイングに、27日の日に行って参りました。

 

朝のワイドショーで、26日の東京ドームの事が流れていて、ライブ・ビューイングを見ていた人のインタビューの様子が流されていました。

羽生君の演技やレポには「今日行くんだもん。」と思っていたので、敢えて見ないように意識したのですが、そのインタビューには自然に目が行ってしまいました。なぜならその人たちは

「号泣してしまいました。」と言っていたからです。

よほどのファンなんだなぁと、私は思いました。

 

もちろん私も、この銀盤の美しきプリンスは、常に素敵だなと思っていました。

時々ピンとアンテナが張り、凄く興味が高まる時もあるにはあるのですが、私は元々スポーツと言うものにはあまり反応のない人で、それが美しきフィギュアスケートであってもなんです。だから私はその「よほどのファン」の中には当てはまらない人だと思っています。

そんな私が、このディレイビューイングに行けたのは、お友達が誘ってくれたからなんです。

 

ツイッターの公式アカウントの自己紹介文が、この公演の概要だと思うので、そのままお借りしますね。

>「公式アカウント。制作総指揮羽生結弦。 スケーター史上初の単独東京ドーム公演羽生結弦の半生とこれからを氷上で表現する物語 “GIFT”
演出にMIKIKOを迎え2023.02.26、一夜限りで、いよいよ開幕。」

 

メッセージ性が高く、心に食い込む内容でした。

明日から私も頑張ろうと思える、そんなエールも感じました。

そしてその完璧な演技に、惚れ惚れとしました。フィギュアスケートの演技は、大画面で見ると迫力が違いますね。

 

ある演技の時に、お友達が超小声で「これはあの時リンクに穴があいていて、飛べなかった時のリベンジ。さっきのやつもショートで失敗してしまったやつ。」と素早く解説をしてくれました。

その演出は、リベンジであり再現でもあったように思います。だからその解説が無かったら、私には意味が分からなかったと思いました。

そして素晴らしい演技でした。

「確か誰かが言っていたんじゃなかったかな。『オリンピックのリンクには魔物がいる』って。」と、そんな事を思い出しました。

 

生演奏・生バンド、そして彼が滑ると、リンクに描き出される映像たち。

そしてノリノリのアイスダンスも最高でした。

 

アンコールの「春よ来い」。

そして大好きな「晴明」。

感動の想いが高まって、思わず涙で瞳が濡れました。

誘っていただけて、本当に良かったし嬉しかったです。

 

が、右隣を見たらお友達は号泣。左隣の見知らぬご婦人も、ハンカチで涙を拭いまくり・・・・。

やはり私は「よほどのファン」ではないみたいです。(^_^;)

 

下にノリノリのダンスの楽曲を貼っておきますね。ツイッターのトレンドにもなっていたらしいです。

あと、家に帰ってから検索をしていたら、

・「羽生結弦×CLAMPのコラボ絵本“GIFT(ぎふと)”発売予定日が9月1日に決定。羽生自身が綴る半生を美しいイラストとともに表現」と言う記事を見つけました。

↓ 予約出来ます。

 

【Ado】阿修羅ちゃん

 


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舞台「薔薇王の葬列」

2023-02-27 01:42:27 | 観劇・コンサート日記

2月19日、日テレプラスで放送された舞台「薔薇王の葬列」を、【若月佑美バージョン】の方で観ました。

このお芝居が放送されると知った時に、アマプラにて2話までが(3話以降は有料)無料で観る事が出来たアニメも見てみました。

舞台は、そのアニメの2話までがオープニングと言う感じがしました。

その先は物語も知らなかったわけですが、思っていた以上に美しく心に残る作品で、録画の関係で【有馬爽人バージョン】を残さなかったことが悔やまれました。

 

「薔薇王の葬列」はその薔薇王と言うロマンティックな響きとは違って、重く暗い内容だと思います。

遠い昔、中学生の時に「イギリスの歴史」と言う本を読んで、それ以来歴史好きになった私。その時知った「薔薇戦争」がその舞台です。

元々「薔薇戦争」と言うもの自体が、その美しい名前とは真逆な残酷で非道な権力争いであった戦争。

その前にイギリスがしていたのは、フランスとの「百年戦争」で、ずっとイギリスが優勢だったのを、かの有名なオルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルクの出現によって、シャルル7世を戴冠に導くのでした。「百年戦争」って何と思われた方は→こちら

私はこの「百年戦争」と言うものを知った時には、或る日生まれた赤ちゃんが、おばあちゃん、もしくはおじいちゃんになって死んでいく間、ずっと戦争をしているようなもので、なんて恐ろしい事なんだろうかと思ったものでした。

過ぎてしまえば、すべて遠い出来事。だけどその時代を生きるという事は、いつの時代も大変な事なのかも知れません。

 

この舞台は、俗に言う「2.5次元」と言われているものだと思います。

「2.5次元」を「今更聞けない」と言う方の為に、ちょっと触れると

【「イラスト・アニメ風2次元の世界と実際の人間・実写による3次元の世界の、何らかの狭間を指す単語。2次元的なイメージの3次元への投影か、またはイメージ自体の錯覚的・部分的な3次元化に適用される。ただし、一般には人物または人格が存在するイメージにしか適用されない」(「ニコニコ大百科」より引用)とある。すなわち、マンガやアニメなどの世界を人間が演じることで形成される空間を指すことが多いようだ。】

って、やっぱり分かり辛いのですが、なんとなく感覚的に「ああ、そうか。」となります。

だからこのお芝居の原作も、アニメ「薔薇王の葬列」になるのですね。

あのアニメ感がそのままスライドしたような舞台だなと思いました。

 

ふとこれを、「劇団☆新感線」が演出したらどうなるのか、または「さい芸」で吉田鋼太郎の演出で公演したらどうなるのかなどとふと思ってしまいました。

「新感線」の場合、マーガレットを高田さんなんかが演じ、かなり途中で笑いが入るような気がします。

また吉田さん演出だとしたら、意外と違和感ないような気がします。

なぜならこの「薔薇王の葬列」は、元々はシェークスピアの「リチャード3世」「ヘンリー6世」が原案の菅野文の漫画だからです。

 

シェークスピアの「リチャード3世」は体の曲がった醜悪な人間として描かれていますが、こちらは雌雄両具のキメラとして生まれ、母からは悪魔の子として疎まれて、父からは一身の愛を受けて育ちます。

ジャンヌ・ダルクが魔女の亡霊として、リチャードに付きまとっていたり、森で羊飼いだと思って心惹かれた男は実は父の仇のヘンリー6世その人だったりと、なかなか面白いです。

 

原作は17巻で完結していて、漫画で薔薇戦争を描いているものはなく、興味も出てくると言うものですね。少々気になっています。

 

 

 

キャストは主役から脇を固める人、皆良かったです。特にマーガレット役の田中良子さん、印象深かったです。

彼女のブログを見つけました。ママになったみたいで、更新も多くなくなるかもしれませんが、彼女もこの舞台の事に触れていて、興味深かったです。

「まると良子の生活」

 

ところで3月25日にWOWOWで午後6時から「歌妖曲~中川大志之丞変化~」が放送されるのですが、なんか変たタイトルだなぁと思ったら、中身は昭和歌謡版「リチャード3世」なんですって。

なんか今、「リチャード3世」、来てるのかしら。


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55時間スペシャル「吉田拓郎のオールナイトニッポン」

2023-02-26 01:33:12 | テレビ・ラジオ

2月18日に放送された「オールナイトニッポン55時間スペシャル/吉田拓郎のオールナイトニッポン」を、radikoにてギリギリの昨日、ようやく聴くことが出来ました。

そこそこの長きを生きて参りましたので、好きなものがたくさん出来て、それはそれで素晴らしい嬉しい事だなとは思うのですが、それを追いかけるのにフゥフゥ言ってるってどういう事って、ちょっと思っています。

そんな気持ちが心のどこかにあったからか、聴きはじめ、少しもノレない自分が居ました。

たぶん私的には、少年A・B・C・D のチャラチャラクイズみたいなのが苦手だったのでしょう。

が、珈琲が飲めないという話になって来てから、がぜん面白くなってきたのです。もちろん、この感想はあくまでも「私的には」の範疇のものですよ。

拓郎さんが

「珈琲が飲めなくて、人生を少し損をしている。」みたいな事を言った時、私は深く頷きました。

私はそれをお酒で感じているからです。日本人の中にいるアルコール分解能力の低い人の中に、しっかり入ってしまっている私は、いつも「少し人生を損している」と感じて生きて来たからです。

あっ、お酒飲まないから、私もフルオープンのビールの蓋のこと知らなかったわぁ(笑)

 

その後の、「たっちん、ともりん、なーたんのオールナイトニッポン」のお喋り、みな面白かったです。

ともりん(篠原ともえ)が、「拓郎さん、ちゃんと原稿を作って来て・・・・」とバラします。

 

「また来週~」がない、引退後のスペシャルで登場の拓郎さんの「ちょっとちゃんとやろう」的な、いい塩梅の気合を感じました。すると、子供のころなりたかったものの話題も、少年ABCD誰が好きのコーナーも、それなりに愛おしく感じてくるから不思議でした(笑)

 

「フォーライフ」参加の後悔の話、「ジーンズ」のスタイルに拘って生きていく話、お勧めの映画の話などが印象的だったかも。

「ジーンズ」の言い方に、もしかしたら、ずっと私は間違えていたのかなとちょっと今も引っかかっている・・・・・。

そんなどうでも良い事は置いておいて、今も自治会の会合に行く時にも、今日は白いジーンズで、次はまた違うやつでと考えているみたいな事を言っていたでしょう。

私、拓郎さんみたいな人が自治会長だったら、喜んで自治会活動に参加しちゃうな。

いやさ、カッコいいからとか、自治会の打ち上げの時に何か歌ってくれそうだからなんて事は思ってなくてね、(いや、少し思っちゃうかもって今思いました。(笑))

彼は結構ズバズバいうし、そのくせ変な所でクヨクヨする繊細さがあるし、だからちゃんと人には謙虚で丁寧な態度が取れるし、演奏のときにも耳を澄まし、上手にできた人を間髪入れずに誉める。そしてカッコイイ自分でいたいと思ってる。

こういうのって、ちゃんと違う場所にも生きてくると思うんです。

>だからちゃんと人には謙虚で丁寧な態度が取れるし

こういうのって、普通の当たり前の事って思うでしょう。

ちょっと話がそれちゃうけれど、日本全国、自治会がかなりのストレス案件になってしまう一番の理由は、リタイア組の自治会参加の役員の男性諸氏の中に、昔の会社のポジション的態度お持ち込みの老害が、紛れ込んでいるからだと思うんです。

お芝居で言ったら座長のポジションで、ずっと生きて来た拓郎さんなら、なんかいろいろとうまく回っていきそうで、そんな彼の自治会が羨ましいと思いました。

なんたって衣装、そこから意識してるなって思ってしまいましたから。

まあ、そこにこんなに長々と感想を書く人もいないだろうね(^_^;)

 

最後にあいみょんが

「『グリーンブック』、古いですね。」と言って、拓郎さんは驚いたような感じでしたが、私も驚きました。あの映画、映画館で見たけれど、つい最近見たような感じがしています。

たぶん歳を取るっていうのは、タイムテーブルの回転速度が変わっていくという事なのかも知れませんね。

 

そして彼は最後に言いました。

「明るい日常が末永く訪れますように、願っています。」

 

そうだね。またしばしのお別れだものね。私はやはり頷いて、その言葉を受け止めました。

だけどこんな風に、1年に一回でも良いから、また何かのスペシャルゲストで出て来て欲しいと願っています。

 

好きにならずにいられない/エルヴィス・プレスリー

 

舟木一夫/高校三年生

 

抱きしめたい

 

”金曜日の朝” ♪吉田拓郎

 

Days of Wine and Roses (酒とバラの日々)-Julie London


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「シャイロックの子供たち」を見ました。

2023-02-25 08:55:47 | 映画

2月23日、朝一番の回で観ました。夫は「湯道」。同じ作品でも良かったのに、何でか

「ママはこっちだよね。」と見る作品を分けたがる夫。私は基本ジャンル選ばずの乱食いの人なので、「湯道」でも全く問題なしだと言ってるのに、きっと一人でのんびり時間が欲しかったのかなと「ハイハイ」と「こっちだよね。」と言われた作品を見たのでした。

この「シャイロックの子供たち」は、WOWOWでイノッチ主演でドラマがありました。イノッチなので見ようかなと思い、初回だけ録画したのですが、重い感じが拭えず、初回だけで離脱してしまったのです。

映画版はどうなんだろうか。やっぱり重い感じなのかなとちょっと構えてしまいましたが、脚本やキャストの演技力とキャラで、内容はやっぱり重いはずなのに、その重さをそんなには感じ過ぎずに、私にはかえって良かったと思いました。

面白く楽しい時間が持てました。

 

以下、画像の下はあらすじなどには触れていませんが、ネタバレ感想です。

(ついでながら、前の記事と更新時間あまり空いていません。前の記事の「これから買って読もうと思っている本のメモ」もよろしくお願いします。)

予告編でも「やられたら倍返しだ。」と言う言葉が出て来て、「半沢・・」のパロディを敢えて入れたのかと思ったら、普通のセリフ。つまりこれって作者・池井戸潤のポリシー ?

真相が分かった後の西木(阿部サダヲ)たちの行動が、倍返しになっていたかは分かりませんが、一矢報いたことは確かですね。

ちゃんと成るようになると分かっていても、ドキドキしたし楽しかったです。

でも鈍い私は、一日経ってから気がつきました。

これって、詐欺には詐欺で返していて、けっして清らかな復讐(そんなものがあるかは謎)っていうわけではないんですよね。

ただその後のそれぞれは、清らかな決済(オチ)がなされたと思います。

悪いやつらは法の裁き。過去に過ちを犯していて、それを引きずっていた黒田は銀行を止めて人生をやり直します。

滝野は子供の「パパは僕のヒーロー」と言う言葉に泣き崩れ、自首をして自分の人生を立て直すのでした。

ちょっと滝野の家族のそのシーン、胸が熱くなりました。

 

そして西木が最後に取った行動は、つまり、もうまっとうな銀行員ではいられないと彼が言っていた行動。だから彼は銀行を去っていったのですね。

それでも彼の一番の問題であった、闇金問題をクリアさせて、今回彼が一人勝ちだったんじゃないかなとさえ思ってしまいました。

彼のその後は描かれていないわけで、ただ見かけたという段階でとどまっていました。それでも彼は堂々と颯爽と歩いていて、何気に明るい今を連想させたのが良かったです。

 

ネタバレしていると書いているので、そこも堂々と言ってしまうと、死者が出なかったのは本当に良かったと思いました。

上司のパワハラに苦しんでいた遠藤(忍成修吾)は、自殺してしまうのではないかと思ってしまいましたから。

だけど自殺ではないですが、やはり病んでしまいましたね。あの狛犬の周りに押し込められるように置かれた銀行の粗品を見た時、本当に叫びたくなってしまいました。

心に残る、この作品で一番恐ろしいシーンであったと思いました。

 

家に帰ってから、ちょっとだけwowow版のあらすじなどを読んでみると、どうも映画版とは若干違うような気がしました。そうなって来ると、ドラマ版を観てなかった事が惜しいような気になって来て、またの機会がある時は、是非そちらも見てみようと思いました。


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これから買って読もうと思っている本のメモ

2023-02-25 01:45:43 | 梢は歌う(日記)

 

 

数日前から、上にリンクした本が気になっていました。

私の母も認知症。昨年までは、「まだその入り口」などと書いていたように思うのですが、最近はどんどん進んでいっているような気がします。

そうなると今だからこそ読みたい本、たくさんあります。

 

昨日、お友達二人と楽しいお食事会がありました。

その時、この本の事をちょっとだけ話題に出したんです。

するとお友達は、

「お姉さんの事、本当に泣けるよね。」と言いました。

 

カータンのブログは、彼女がアメブロに書いていた頃、楽しくて記事が更新されるたびに読んでいましたが、確か場所を変えた頃から何となく読まなくなってしまっていました。だからそう言われても、最初は何を言っているのかが分からなくて驚きました。

するとお友達はこのカータンのお姉さんと言う方がご病気で亡くなった事を、ブログなどの言葉を引用して教えてくれたのです。

 

泣き虫Kiriyは、思わずその場で涙をこぼしそうになりました。

 

Amazonの丁寧に書かれた本の紹介欄に

>最強の戦友である、カータン姉との介護の本音対談も必読です。

と書かれていたのを覚えていたからでした。

 

この本はこれから買うので、未読なわけですが、やはり姉妹とタッグを組んでの親の介護は気になるところであり、そしてまた作者にとって、とっても大事だった人との対談も、是非読みたいなと思いました。

 

(たいがいは読後にブログには記事にしたりするのですが、今回は読む前に「この本だよ。」と知らせたい人が居たので、読む前の記事になりました。)

 

 


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相棒21 第18話「悪役」

2023-02-23 18:15:59 | ドラマ(相棒)

《ネタバレ感想です。未見の方、または再放送時は気を付けて。》

 

一ノ瀬は言う・・・・じゃなかった、小桜千明でしたね。いや、あの、この一ノ瀬ワタルさん、あまり記憶になかった俳優さんだったのですが、お名前から好きで記憶に残ってしまいました。

で、好きだったので、芸名の方で語りたいくらいですが仕方がないので、役名で言うと、小桜千明(見た目と似合わないじゃん。芸名変えたら、未来が開ける可能性もあるよとレイによって本編には関係のない感想を持つ私。)は言う

「もしも本物のナイフだったら、俺は彼を本当に殺したいと思った。」と。(いつもながらセリフは不正確)

「だけどお前はそれをしなかった。」

そう。殺意と実行の間は大きな大きな隔たりがあるんですよね。

「思っただけ」は「やってない」とイコールだと思います。

まして小桜は、たまたまやらなかったのではなく、大切な友人に罪を重ねさせないように、敢えてその方法を取ったんですよね。

やったけれどやらなかった・・・・。

いろんな場面で、自分の役者としてのスキルを使った小桜。

そんな彼に右京も

「あなたには役者の魂も人間の魂もある」と褒めるではないですか。(だからセリフは不正確だからね。)

私も大いに頷きました。

 

あっ、書いていて、今気がつきました。なんかこの人が好きだなと一ノ瀬ワタルさんが好きに感じたのですが、そうじゃなくて私が好きに感じた俳優さんは、この小桜千明だったのかも。役者役の役者。何気に複雑~。

 

あと思ったのは、

「今、払ってくれたら二度とここには来ない。」って言ってるのに、藤枝は

「そんなの信じられるか。!!!」って殺しちゃうじゃないですか。二回目に来た時まで待てばいいじゃないのよ。他の人は初回からは殺さないよって、何か何処かが違う感想を持ってしまったのでした。短絡すぎます。だけどそれによって、翌日の撮影で迫真の演技が出来て評価されたというのは、「何たる悲劇~」ですよね。←分かる人には分かる^^

それは演技ではなくて、本物の殺人者だったから・・・。

 

更に最初から思ってしまったのは、「悪役」って本当に大事だよ~!!

幼稚園の学芸会でだって、鬼が良ければ、桃太郎が生きて来るってものでしょう。鬼が強そうに見えなくては、桃太郎は鬼ヶ島の侵略者に見えちゃうじゃないですか。

「ハリー・ポッター」の1作目。大きな悪は置いといて、同級生の敵役、ドラコ・マルフォイが最初から凄く良かったんです。だからハリー・ポッターたちの仲間たちがとっても良く見えていた。今でもこの作品のファンの人たちで、このマルフォイを悪く言う人はいないと思います。

ご存知「るろうに剣心」の志々雄真の藤原竜也。語る必要もないですよね。「孤狼の血2」の鈴木亮平の狂いっぷりを見なさいよ。もう、怖くて震えちゃいますよ。

頑張れ、小桜千明 !!  ←もうこの中のこの役者さんのファン(笑)

意外とこういうお話好きでした。

 

だから逆に、最後にどうしても言いたい !!

「呪いのビデオ」、もっと引っ張って欲しかった。

つまんない。こういうのを「釣り」っていうのよね。

いや、別に怒ってないよ。こんな事では・・・・・(いや、ちょっと・・・・)

もう、今度は本当に、「呪いのビデオ」の謎を解くくらいやって欲しいものですね。

それだと「ガリレオ」かしら。

「相棒」じゃ無理か。←あおり(^_^;)

 

 

 


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猫の日☆2023

2023-02-22 22:22:22 | 梢は歌う(日記)

夫があんずさんに

「今日はニャンニャンの日だよ~。」と、さながらお祝いの日であるかのように言いました。

何故か夫が猫さまたちに話しかけると、その横でアフレコしたくなる私。

思わず、

「ソレガナニカ~ ?」とあんずさんの声色で言う・・・・。

あんずさんの声色って言うのは、何でか高音で細くなります。

 

ルート君が帰って来て、クウちゃんに

「『猫の日』だぞぅ。」と撫ぜまわしていました。

「特別なナゼナゼですか?」と私。

「いや、いつもと同じに撫ぜまわしただけだけど、何故か俺は満足。」

それを聞いて、フーンと思う私。

因みにクウちゃんの声色は「千と千尋・・」に出てくる蛙みたいな話し方になっています(声は似てはいませんが)。

 

「猫の日」だって言ったてさ、もちろん違う家もあるかもしれないけれど、結局は人間様のお楽しみの為で、我が家的には完全に自分たちの為よね。

そんな事を敢えて言うなんて、面倒くさい人だわね、私。

でも、これ、しみじみと思ったことなんです。

 

なぜなら夕食の後、いつものように転寝タイム。

目が覚めて、「あっ、しまった !」って思いました。午後10時22分を過ぎていたからです。だからこの記事は投降時間を操作する予定で書き始めました。

そしたら、更にのんびりし過ぎて日付越え (笑)

 

でもね、私思ったんです。

「猫の日」って、日付の語呂で生まれてきたわけで、やっぱり人間の楽しみだと思います。だけどその楽しみの為に、猫の事を、みんなでたくさん想うじゃないですか。

そして時には、自分の家の猫の事ばかりではなく、この寒空に震えながら夜を過ごす猫の事なども思ったりすることもあるでしょう。

猫じゃなくても、ワンワンでも、すべすべお肌のトカゲさんでも、とにかく小さな動物たちが幸せって事は、すなわち人間も幸せって事なんじゃないかなってね。

 

昔、モスクワがナチスに包囲され、籠城状態になり、人々は飢えて猫の肉も食べたんですよね。食べなれないものを食べて、人々は慢性的な下痢に悩まされたとか言う話はさておいて、それで大被害を受けたのが、エルミタージュの絵画など。なぜなら美術館の番人を失って、ネズミの大被害に遭ったのだそうです。

このお話、猫は可愛いだけじゃなくて、ちゃんと働いているという話にもつながるのですが、またそんな働く猫さんたちまでも食べなければならなかったのが、それが戦争なんだよねと、私は学びたいなと思うんですよね。

 

そして再び、私の小さな世界に話を戻しますね。

私にとっての「猫の日」。

さあブログを書くか~と写真を探します。

あんずさんは、最近私の膝によく来ます。背が低い、すなわち足が短い。組まなければあんずさんは滑り落ちてしまいます。

足が少々痺れても、しばしの間は、猫さまの下僕は我慢します。

 

 

クウちゃんは写真が少なくて、そしてあまり良いものがないんです。今から撮るよ~と張り切って、だけどこっそり撮りました。すぐ顔をそらしちゃうからね。

ちょっと横を向いていたのですが、吹けない口笛を吹いたら、こっちを向いたんです。バッチリ正面から撮れたの、ちょっと珍しい♪

 

そしてそして、ずっと日付が変わってもアルバムを遡って見ていました。

私の「猫の日」の、一番のイベントだったかも。

「それなのに、ママしゃん、この写真なの ?」ともも吉。

「うん。ブスッとももちゃん、可愛いじゃん。」

 

と言うわけで2023年の「猫の日」も無事終了しました。

猫と猫を愛する方々と、猫にあまり興味のない皆様に平安な日々がずっと続いて行きますように。

 

因みに

 

下の囲みは、昨年の「猫の日」に投稿したものです。

 
猫が落ちてる!
  別に落ちているわけではありませんよ、ママ。  近頃、新参者のクゥちゃんに、縄張りを奪われっぱなし。あの子は、ここにはなかなか怖くてまだ来られないから、......
 



 
今日は猫ブログ
トップ画像の手前に並んでいるのは、夫殿のコレクションの一部。どさくさに紛れて息子君のはるか昔の、訳の分からない作品や、このブログを始めた頃に飼っていたワンコのココちゃんの写真......
 




・・・・


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今頃は、銀河鉄道の車窓の旅を楽しんでいるに違いない

2023-02-22 00:06:27 | 同じ時代の船に乗る

イヤ、違うか。

今頃はアルカディア号に乗って、憧れの銀河の海を旅しているんじゃないかしら。ハーロックやエメラルダスと一緒に。

松本零士さんは、2月13日に亡くなられました。85歳だったそうです。

 

松本零士さんは、私が生まれる前から漫画家で、そして私の青春時代を彩ってくれた方でした。

彼の代表作のひとつである「宇宙戦艦ヤマト」は、「ガンダム」と同じように、リアルタイムよりもその後の再放送でファンを拡大していったアニメだったように記憶しています。(記憶違いかもしれませんが)

私もその一人だったと思います。

救いを求めて命ギリギリでイスカンダルに向かうと、地球を滅ぼそうとしたガミラスは、そのイスカンダルと双子星だったという衝撃の展開。

メチャクチャ面白かったですし、その自己犠牲や愛の物語に滂沱の涙を流しました。波動砲、カッコ良かったし、木星を横切るヤマト、ワクワクしました。

そしてその映画「宇宙戦艦ヤマト」の頃から、リピートで観るという事がはやり始めたのではと思います。少なくとも私の周りではそうで、私以上に「ヤマト」にはまっていた妹のスノウさんは、「3回見た。」と自慢していました。私も負けじと2回は見ました。

その続編辺りから、一緒に見に行ったのは今の夫。

彼は、私以上に松本零士さんの漫画のファンで、家に行くと、彼の世間で知られている代表作と言われている「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」以外の他の漫画もたくさんあったのですよ。

もちろん「銀河鉄道999」のシリーズは、皆、夫と行きました。

「まんが祭り」か何かで上映された、旅の途中のひとつのエピソードのような中編のものまで、ルート君と見ましたが、あの長編の二作の後であっては、子供であったルート君にさえ「がっかりした。」と言われてしまうようなもので、好きだからと言って、何でも見れば良いと言うものではないなと言う反省をしたものですが、そんな事も含めて、みな良い想い出です。

映画館で見た「銀河鉄道999」は本当に美しかったですね。機械の体を鉄郎は最後に貰えるのか。この物語、最初から答えが分かっていると思うんです。だけど終着駅で鉄郎はどのような答えを出すのか、その最終の地の秘密は ?

メーテルの正体は ?

みんなが夢中になり、いまだに人気が衰えていないのは当然の事ですね。

 

だけど私、最近、良くこの映画のある場面を、今の心象風景のように思い浮かべる事があるんです。

そしてなんかリアルな未来図を松本零士さんは描いたような気にもなって来るんです。

それはみなが思うような、メーテルとの別れのシーンとか、少年の日の想い出とか言う叙情的なシーンではなくて、冒頭・・・・。

発展に発展を重ねた未来の空中都市があり、その視点が下に下にと降りていくと、そこには荒廃したゴーストタウンのような地上があり、豊かさから取り残された人々が生きているのです。鉄郎とその母は、そんな世界の住人。

機械の体を貰おうと、パスもないのに銀河鉄道を目指します。

そこにあるのは、底なしの貧しさと無知。

メーテルとの出会いが無ければ、物語は始まらないのです。

 

時々、この先、この国はどうなってしまうんだろうと、自国の未来に不安を感じる事もあるでしょう。そんな時、私はこの作品の強すぎるビル風の中を歩いていく鉄郎親子の姿が浮かんでくるんです。なんだかこの国の未来の風景のように。

 

と、ここで終われば、長さ的にちょうどいいのかなと思うのですが、やはりそれでは書き足りないのです。なんてったてファン歴が長いものですから。

松本零士さんのアトリエ・・・・昔テレビで映ったのですが、積読資料の山で吃驚しました。きっとどこに何があるのか、そこの住人には把握されているか、もしくはどこかに宝が隠されているかって言う感じで、好き度が変な所であがりました^^

またテレビ等で代表作を言う時、「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」をあげるけれど、「男おいどん」はあまり言われないですね。

あの作品は、確かに女性にはいろんな意味で少々キツイ・・・。なのでどなた様にもお勧め出来ると言うものではないし、私自身も、あのキノコの名前とか、不名誉な皮膚炎の名前とか、あーもう、いや、何で知ってるのって気分になりますよ~(笑)

 

で、私、上に書いてきたような作品の想い出を書こうと、心の中でその想い出を辿っていた時に、ふと自分の中の1作品は違うなと、ある作品の事が頭に蘇えって来たんです。

それはやはり夫の家で読んだ、戦場マンガの「スタンレーの魔女」という短編です。

(反戦がテーマとか言うものではないので、そこはご了承ください。)

皆さまの中にも、きっと私のように、自分の中に一番の作品と言うものがあるかもしれませんね。

 

長い漫画家生活で、多くの人に夢やワクワクやそして感動を与え続けてくださったことに感謝いたします。

今は、その銀河の旅を楽しまれるよう、心からお祈りいたします。

 

 

 

愛猫ミー君が呟く、零時社のツイッターから。

零時社からのお知らせです

漫画家松本零士が 2023年2月13日都内病院にて 星の海に旅立ちました

これまで応援くださいましたファンの皆様 本当にありがとうございました

「遠く時の輪の接する処でまた巡り会える」 と松本は常々申しておりました

私たちもその言葉を信じ その日を楽しみにしています』

 

やっぱり「星の海」って書いてありましたね。

・・・


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「リドリー~退任警部補の事件簿~」

2023-02-20 23:35:43 | 海外ドラマ

AXNミステリー独占放送だそうで、全8話、2月10日11日に一気見しました。

リドリーは自分自身の関わった事件の逆恨みで、家を放火され愛する妻と娘を失ってしまい、それによって退任した元警部補。

2話完結のドラマで4つのエピソードからなっていて、最後には自分の家の放火事件の真相も分かると言う物語になっていました。

 

AXNミステリーさんから、情報を頂きました。

>『「ヴェラ~信念の女警部~」のポール・マシュー・トンプソンと「バーナビー警部」のジョナサン・フィッシャーが手掛けた、2022年8月にITVで放送されたばかりの最新ミステリー!』

と言いましても、私は「ヴェラ~信念の女警部~」も「バーナビー警部」も実は見たことがないのです。

「ヴェラ~信念の女警部~」は23日から4日間、シーズン11まで一気放送をやるのだそうですよ。流石に全作品の録画は出来ないような気がするので、シーズン3くらいまではとりあえず見てみようかなと、今は思っています。

 

各エピソードのあらすじはこちらから→https://www.mystery.co.jp/programs/ridley/episode-guide/

 

あっ、でも、今この「あらすじ」を読んだら、ネタバレ全開で書いてありました。3月15日からまた放送があるので、見てみようかなと思われる方は、見た後に、そのあらすじのページはいかれた方が良いと思います。

なかなか面白かったです。

出来るならば、違っていて欲しいと願いたくなるような残酷な真実があったり、切ない物語もありました。

リドリーは14年前の誘拐事件の容疑者だった男が殺されたことをきっかけに、その真実のゆくえが知りたくて捜査に加わる事になります。

この最初のエピソードも含めて、肉親の愛と言うものがテーマのひとつだったように感じました。

 

 

事件解決のエピソードの最後に、必ずリドリーが馴染みのバーで歌うのもいい感じでした。

これはまた次のシーズンも作られるのではと思いました。

 

 

 

 

 


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相棒21 第17話「定点写真」

2023-02-19 23:37:06 | ドラマ(相棒)

好きな人が犯人だと思った。だからかばいたかった。

だけどその事実を語った方が、真実にたどり着いて、結局は好きな人を救う事になったという話はたくさんある。誰もが言いよどまず知っている状況を語っていれば、あっという間に解決するような話だったけれど、大事に思う人を守りたい思いが、本来ならば単純な事件の解決に時間がかかってしまったのだと思う。

そんなお話だったように思いました。

だけど権威のある賞が、お金で動くと言う噂・・・・。

これ、後で単純にニュースで流されるばかりでなく、このようなネタだったら、週刊誌やワイドショーがしばらく事細かにやるじゃないですか。

リアル社会の話ですが。

でもここでとんでもない隠れ被害者になってしまいそうなのは、この賞の関連者や今年までの賞の受賞者じゃないかと思うんです。確かに上にも書きましたが、お金で動く、審査員とのコネがものを言う不確かな噂。みなそこは分かっていても、暗黙の了解だったと思うんです。だからそんな賞でも欲しくて仕方がない人が居たんですよね。だけど敢えてその疑惑が電波にのったり雑誌に載って前面に出され、そこに付け込まれた詐欺が働いたとなれば、この賞を取ってきた今までの受賞者のイメージだって落ちかねないじゃないですか。

それともこの事件をきっかけに、クリーンなイメージをアピールするしかないかも知れませんね・・・・・・と言うような描かれていない部分が気になってしまった私(笑)

 

しかし写真愛の言葉の数々に拘りがあって、共鳴度も高かったです。

好きな事には、何も考えずに無心に楽しむという気持ちは大事な事ですね。

 

定点写真、面白いと思いました。

そして最後に、新たに更新された写真には、可愛らしい幼なじみの明るい笑顔が映っていましたね。

凄く素敵なラストだったと思います。

ゲストの寺田心君も大きくなったなとは思いますが、また更に大人になってから再びゲスト出演して欲しいですね。

そう言えば、これも頻繁に言ってることですが、誰か染谷翔太さんに出演交渉とかしないんですかね。

(殺人の)過去を隠した探偵役とかでゲストに出て欲しいとか思ってるのは(役は何でもですが)、私だけではないと思います。

 

次回は貞子が出て来るのかってお話ですね。って、違うか(笑)

 


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