森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

シベールアリーナで「黙阿弥オペラ」

2010-08-31 02:51:03 | 観劇・コンサート日記
黙阿弥オペラ (新潮文庫)
井上 ひさし
新潮社


<チャレンジひとり旅その2>に当たる「シベールアリーナへの道」は、(なにげにタイトルも今決まったな。)ひとまず置いておいて、まずは観劇の感想です。

私は今回の公演で、この脚本の本を買おうと決めていました。どこで買った本というのは結構な想い出になるものですよ。それに、この「黙阿弥オペラ」は良いセリフがたくさんあるのです。また読み直し、更にしみじみしたいと思っていたからです。

でも買うとき、「これを」と言ったら、ちょっと目を見開かれ驚かれたのが、凄く印象的でした。
言葉で語らずとも、表情筋は実は多くを語るものです。
なぜ驚いたのだろう・・・
始まる前に、本を買うことが不思議だったのか・・・
数あるグッズの中から、本を一冊選んだ事が驚きだったのか・・・

わからん。

分からないので次に進む訳ですが、

実は私驚きました。もうお口あんぐり。

何がって、客席のノリの良さにです。

もう大爆笑の連続ですよ。

箸が転がっても笑ってしまう年代と言うのは、山形の人たちにとっては二回以上あるに違いありませんよ。

確かに面白いお芝居なのです。

でも、そんなにも笑う!?
こんなところでも笑う!?

私は圧倒されて笑えずに「凄い凄い」と思っていました。この笑いとノリの良さは、きっと舞台にまで伝わっているはずです。舞台の上では、きっと気持ちよく演じる事が出来ていたのではないでしょうか。

流れるが如く、物語は進んでいきました。

藤原竜也君の演技も違って見えました。より自然体。あまり力んでいるシーンはなかったように思います。でも、本音を言うと、東京で見た力みのあるお芝居の方が、ちょっと好きだったかも知れません。まあ、観客って我侭なもので、その点は相手にしなくていいですよ。

だって、力んでいれば力みすぎだと言われ、自然体になれば、もっと力めと思われたりしてもやってられませんよね。
好きにやっちゃってくださいませ。

前に「黙阿弥オペラ」の感想を書いた時に、「でんすけ劇場」なるものを引き合いに出しましたが、

あっ、そうそう。前の「黙阿弥オペラ」の感想はこちらです。→ここです。

今回は観客が、そんなコメディを見に来ていると言った感じがしました。
見終わった後に
「ああ、もう笑った笑った~ぃ」と言いながら席を立っても不思議ではないくらいです。
最初は驚きましたが、後には気持ちが良い印象が残りました。

感想のほとんどは前回書いて、あまり違いはありません。
幕が閉まって場面が変わっていくほどに、心の中には何かが溜まっていくのです。人生の悲哀と言うか・・・
真っ白なカーテンと軽妙な音楽が区切りとなって、次から次へと彼らの人生は過ぎていきます。
心に溜まっていたものがあふれ出すと、思わず涙ぐみそうになったりもして・・・

幕間に泣く人もいないので、泣きはしませんよ、もちろん。
が、ちょっと怪しい私なのでした。

ラストシーンだけ、ちょっと涙がにじみましたが、この山形では二度目と言う事もあり、涙とはあまり縁のないものでしたが、東京では結構泣きました。このお芝居、誰かが誰かの声色でお話をするというのがお約束みたいで、五郎蔵の子供と、また彼のエピは泣けますよ。でも一番泣けたのは前にも書きましたが、新七の言葉を借りた、井上先生の演劇論だったように思います。
そしてやっぱりラストシーンかな。
その時誰かが笑う・・・
笑いって、時には涙を誘うほどの力があるものですね。


ちなみに、カーテンコールの演出と寸劇は素敵で、この公演に限り回数も決まっているみたいですね。どんなに拍手をしても終わりです。別れはすっきり。粋にこだわった演出なのだと思いました。だからこそ、藤原竜也は竜也に戻らず五郎蔵のまま挨拶をしていたように感じました。東京では気がつかないことでした。

前回の感想の時にネタばれガンガンで感想を書くと書いたように思いますが、ちょっと止めました。ゆっくり消化していきたいような、良いお芝居と言う事もありますが、本を買ってしまったので、あそこやらここやらと書いておく必要がなくなったからかもしれません。

と言う訳で、これといった纏めの言葉もないままに終わりです。

あっ、そうそう。
外の階段のところの注意書きには
「下りの方がこわいのでお気をつけください。」とあったように思います。

下りの階段には、ヒュ~ドロドロ~って怪談が・・・
って、違うって。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かみのやま温泉

2010-08-29 23:00:42 | お出掛け日記
<チャレンジひとり旅その1>

まず最初に降り立ったのは、かみのやま温泉。
だから、そのレポから。

だけど、どうして一人旅にチャレンジすることになったのかは私的にはポイントなんですが詳しくは流れの中で書く事にしたいと思っています。でもざっくり書くと、山形での「黙阿弥オペラ」に申し込んで、そのチケットが買えたからなんです。

思いがけず、やったことのない一人旅が、この夏の挑戦になってしまいました。


かみのやま温泉に降り立ったのは、東京から来た場合、そこで降りたほうが会場であるシベールアリーナに近いと書いてあったからなんです。

今度の旅行は、決して欲張らない計画にしようと思いました。
でも、やっぱり欲張ってしまうのが私なのです。

時間を考えてみると、1時間強の余裕がある事がわかりました。

「かみのやま温泉」ってどんなところかと検索したら、なんと映画の「おくりびと」のロケ地だったのです。

行きました。
静かな場所でした。




中には・・・



二階・・
いろいろな資料が・・



ここで記念写真が撮れます。
ワタクシも・・・。でもこの時、顔が暑さで本当にむくんでいました。暑さで浮腫むというのも変ですが・・・。



風景も素敵でした。橋でふと足を止めたら、通りすがりのおじ様が・・・
最近、おじ様に縁がある?
そのおじ様が、
「ここはすっかり変わってしまったのですよ。もっともっと美しかったのですよ。昔ここに住んでいたのです。」と言いました。
私は、
「私は以前を知りません。だからやっぱりここは美しく感じますよ。」と言いました。



ロケ地を裏側から見た所。


温泉と聞いたら、やっぱり温泉に入りたくないですか?
入って来ましたよ。
ここは共同温泉。まあ、町のお風呂屋さんのようなところです。




もうね、楽しいのですよ。ロッカーのほとんどが壊れかかっていたり、萎びたおばあさんたちが(シツレイ~!)ずっと世間話をしていたり・・・
また聞くでもない言葉が耳に入ってしまったのですが、
「ここに来て話す相手がいると、いつまでだって話しちゃうよ。家に帰ってずっと黙っていたら、声を出すことも忘れちまう。」
・・・ふーん。独居老人なのかしらと思いながらも、そのおばあさんは正しいことを言っているなと感心していました。

それは脱衣所でのことで、温泉の中では私は一人。

ふふふん♪
いい湯だな~♪

この町には上山城と言うお城もあります。いつもなら、お城は見逃せないところとかいう私ですが、流石にそこまでの時間はありません。最初から遠目で行こうと思っていました。



と言う訳で、なかなか充実した1時間強でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏を楽しんでいますか。

2010-08-28 01:13:42 | 梢は歌う(日記)
今日と明日、私はひとりでお出かけです。
目的地に、真っ直ぐたどり着く事ができるかどうか・・・

でも、ある場所以外はふらふらしてきます。

そんな訳で、メモ的な「龍馬伝」もお休みでーす♪



ひとり旅、これで慣れたら良いな。
まっ、取りあえず行ってきますね。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「最悪」とは最も悪いと書くのだよ。

2010-08-26 00:48:12 | 梢は歌う(日記)
先日23日は、ちょっとお久しぶりに友人とランチ。

友人は開口一番、
「土曜日に、毎年言っている花火大会に今年も行ったのだけど、最悪だったのよ。」と言いました。

私は思わず
「ちょっと待って、『最悪』とは最も悪いと書くのだよ。本当に~?」

何で私が、そんな事を言うのかと言いますと、彼女のその花火大会の報告は、例年ろくでもない大変なアクシデントがあって、しかも過ぎた話なので、その時如何に大変でも、後から聞く者にとっては結構笑っちゃうお話が多いのです。
例えば、ようやく花火が打ちあがったかと思ったら、同時に雨が降ってきて、せっかく作ったお弁当を守る為に料理に傘を差し、自分は濡れていたと言う話や、送ってもらったのはいいけれど、車を凄い遠い駐車場に置き、帰り道は眠ってしまった子も含め荷物を持って延々と歩いた話など、花火大会の後はいつもそんな話しを聞かされます。
はっきり言って、かなり毎年大変なお話し。
なのに彼女は今年を「最悪」と言うのです。

まあ、話を聞いてみると、確かに。
その最悪なお話は、ちょっと置いておきまして、
私も彼女の後に話を続けました。
『ゲゲゲ展』に行ったときに、チケットを隣に並んでた人に貰った事や(そのエピは→こちら)、
『ぼくのエリ』を見に行ったとき、着物を着た人が走って追いかけてきて、道を教えてくれた事などを。(そのエピは→コチラ

「ちょっと、待って!」と彼女は言いました。
「それっていい話ばかりじゃない。」
「そげです。」←またも、そんな風には友人とは話しません。
「私は『最悪シリーズ』を話したわけではなくて、『日々の暮らしは何らかのエピソードで満ち溢れているのね』と言う話の一環としてお話したわけなのよ。」更に私は話を続けました。
「そして土曜日の夜、『ねえ、パパ。どこかで花火大会をやっているわ。でもここからだと公園の高い木が邪魔をして見えないわ。木の背後でキラキラ光るだけ。』って、そのキラキラ光る木を見ていたわけよ。」
「クリスマスツリーみたいじゃない」
「なるほどね。でもそんなに綺麗ではなかったけれど、それでもしみじみと、そして良いな~花火ってとか思いながら見ていたのよね。でもそのキラキラの下では、あなたが!」
「そうよ、その時、私は!

彼女に起きた「最悪」。
花火大会の会場は坂になっている土手にビニールシートなどがひきつめてあるらしいのです。
坂・・・そこがポイント。
持って行った荷物は滑らないようにしなくてはいけませんよね。そう言えば、以前の「大変」の中には場所が凄い坂で踏ん張って見ていたとか言うのもなかったかしら。
それはともかく、荷物もそうだけれど、飲み物もこぼさない様にしないといけませんよね。土にこぼしたのと違って、ビニールシートの上だともろに流れてしまいますから。
と、友達はその被害にあってしまったのです。上の方に座っていた人にお酒をこぼされてお尻に直撃です。でもこんな席で怒るのもなんだと思って、持って言ったマットなどで水分を吸い取り、だけどそれが乾いた頃に、またもう一回同じ事をされたのだそうです。
酔っ払っていたのかもしれませんが、こぼした人は学習しない人だと思いますよ。
流石に優しい彼女も切れ掛かったと言いましたが、無理もないことです。
お尻がびっしょりなのですよ。
こんな陽気なので、帰る時には何とか乾いたようですが、お酒は水とは違うのでべっタベタになってしまったのだそうです。

いつもだったら、花火大会の帰りには友人宅に寄ったり、居酒屋で二次会をしているお仲間らしいのですが、あまりの気持ち悪さに、終わったら真っ直ぐにシャワーを浴びる為に帰ってしまったのだと言いました。

「ほーんと、そりゃ、最悪だわ。」
と私は思いました。

そしてまた、今年も花火がどんな風に綺麗だったかと言う話は、やっぱりナッシング。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰が彼女を走らせたのか。

2010-08-25 08:42:36 | 梢は歌う(日記)
画像は土曜日の銀座。歩行者天国をやっていました。もちろん私は道路の真ん中を歩いてきました。

先日の「ゲゲゲ展」の松屋銀座、ええ、間違えずに真っ直ぐにたどり着けましたよ。エヘン。

何も威張る事じゃないじゃない。

でも私、真っ直ぐにたどり着けない女。

その原因はいくつかあるように思うけれど、そのひとつはアレじゃないかなとふと思いました。

「智恵子は東京に空が無いといふ、」
高村光太郎の智恵子抄、「あどけない話」じゃないけれど、

思わず私も口に出る。

「吉里衣は東京に地図が無いといふ、
簡単に地図が見たいといふ。
私は驚いて街を見る。
・・・・」

なんちゃって。

だけど本当にないわ。気軽に見られる街の案内地図。

東京と言う街は、生活の中に組み込まれていない通りすがりの人も多数居る訳で、もっと気軽に見る事が出来る地図が街中にあって欲しいと思ったりする今日この頃です。

私が松屋銀座に一歩たりとも無駄に歩かなかったのは、なんちゅうことは無い。「ぼくのエリ」と言う映画を見に来た時に迷ったからです。

有楽町から出た出口も間違っていないし、行く方向もあっていたのに、ふとクイッと曲がってしまったのですよね。
なぜクイッっと曲がるのかは、私には永遠の謎。

でも素敵なお店だなとか、こんなところもあるんだとか、まあそれも楽しいっちゃ楽しいのですよ。だけど、行き着かないと困るわけです。もう誰かに聞いちゃおうと思いました。折りしもそこに黒い日傘を差し、炉の着物を着たお上品な奥様がいらっしゃったのです。

「あのう、銀座、お詳しいですか?」

なんだか「あのう」が怪しげですが、
「テアトル銀座、ご存知じゃないですか。」と私が尋ねると、
「さあ映画館は、みんなあっち側じゃないんですか。」とつれないお返事。

そのあっち側というのは有楽町の反対側の出口の事で、私もそっちで行けば分かるさと気楽に出てきて、気楽に迷っていると言うわけなのです。
なので私はありきたりのお礼を言って、その場を離れました。

とりあえず元来た道を戻ってやり直そうと思って行きかけたら、
「すみませーん」と先ほどの彼女が追いかけてきました。彼女は走って追いかけてきてくれたのです。
「さっきのそれって、吸血鬼の話でしょ?」
「そげです。」←もちろん、こんな風には返事はしませんケド。
「それなら、私、今その映画館の前を通り過ぎてきたのですよ。看板なんかを漠然と見てもきたのです。急に『ああ、アレか』と、今、気がついたのです。」と言って、映画館の場所を教えてくれたのでした。

私、驚きました。
分かれて数秒、そうすると距離も開いてしまうわけですよ。
その時に
「あっ、アレか!」と閃いても、見ず知らずの通りがかりの人だったら
「まっ、いいか!」にだってなっても言い分けですよ。
しかも優雅にお着物を着ていらっしゃるのですよ。
それなのに走って、追いかけてきてくれたのです。
「ありがとうございます。」
もちろん、私は心をこめてお礼を言いました。

その後、私は迷わずに目的地に着く事が出来たのです。

映画の後に、そのまま横浜の実家に行きましたので、その話を姉妹や先に来ていたラッタ君に話しました。
妹などは
「なぜ、そこでクイッと曲がるのよ、その癖は永久に直らないよ、きっと。年を取ったら徘徊するわよ。」などと言って、思わず
「首絞めたろか」と密かな私の怒りをかったりもしていたのですが、みんなが良い人だった、良い出会いだったねと言ってくれました。

だけど、静かに聞いていたラッタ君・・・
「その人は、朝、その着物を着てる時に、まさか自分が今日走ることになるなんて思いも寄らなかったよな。優雅に一日を過ごそうと思っていたはずだ。いったい誰が、彼女を走らせたというのだ。」

ああ、それはワタクシです・・・

↓ 京橋




「智恵子は東京に空が無いといふ、」
あるよ~!
ビルの谷間からでも見える、美しい空が・・・
そしてその空の下、優しい人たちもたくさん居る!




おまけ
その日に食べた十割そば







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏よ、お前を。。<その3>

2010-08-24 00:58:00 | お散歩&写真日記
夏よ、お前を愛しているよ。
僕に力を与えてくれる、エネルギーの季節だから。
だけど、今年の僕は、お前を見失っている。

だってあまりにも意地悪。
暑すぎるよ・・



過ぎていってしまう前に、しっかりお前を探すし、心にとどめよう。

夏は光と影の季節。

















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍馬伝34回「侍、長次郎」

2010-08-23 01:02:24 | ドラマ (大河)
ブログは写真アップぐらいでしばらく書かないって言ってたじゃんと、不審に思っている方へ。
私、悟ったのですよ。今頃気がつくのも変なのですが、昔と違ってコピー機多用の今のやり方だと、夫と言うオブジェがいる時間帯はお仕事は無理なのだと。
だから夜とか土日とか、お仕事はやっぱりやらないで、キッチンの床とか磨いています。
でも、だからブログだって書けちゃうわけなのですよね。

とは言いながら、ちょっとだけセーブはしている私です。


で、本文。
私、ドラマ感想って、凄く時間の掛かる人なのですが、それを15分でチャレンジしてみます。そして、15分でシャワーを浴びて1時には寝ると言う計画。さあ、どうでしょうか。


長次郎、この人の事は先週リサーチ済み。詳しくはこちらで→ここ
なので物語の概要も察する事が出来ました。予告編でもかなり分かりましたし、HPの方にもあらすじがアップされていましたからタイトルからして、長次郎とのお別れの回であることは間違いのない事だった訳です。
でもなんと言っても大泉さんの、あの親しみのある顔でキャラで、悲劇の似合わない男と言う感じ。だからこそ余計に悲しかったですね。

今回もシナリオの上手さに唸りました。

。物語は龍馬が長次郎と対面するところからぐぐぐと盛り上がるようになっているんですね。

頭の良い長次郎なのに、天候によっての失敗と言う事が想定内でなかったことが悔やまれます。
自分のした事がどんな結果に結びつくかに気がついた長次郎の後悔の姿の次は、すでに切腹後ですから、その間私たちには涙は無縁な訳です。

龍馬の奉行所でのセリフにも痺れましたが、涙がジワ~っと来たのは、長次郎の陰膳にでした。

覚悟の一人で撮った写真の上に涙が一粒・・・
だけど不思議。あの位置からだと龍馬の涙とは思えない。
あれは長次郎の涙だったのかもしれませんね。



近藤長次郎の写真。大泉さん、雰囲気掴んでいますよね。


他には高杉さんの銃を渡すシーンがちょっとツボでした。
やっぱり15分では書けませんでしたが、それでも画期的な25分。

次週はいよいよ薩摩と長州のご対面。でもそれより弥太郎が何で新撰組に捕まっているのかが気になります♪

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゲゲゲ展」に行って来ました。

2010-08-22 01:25:14 | お出掛け日記
ちょっと時間がないから諦めようと思っていた「ゲゲゲ展」でしたが、今日ちょっと近くの駅に行く用があり、駅に行くなら有楽町まで行ってしまおうと思い立って出かけてきました。
昨年は土日に出かける事が多かったので、今年は出来るだけ平日行動を努めていたのですが、そうするとなかなか逆に時間が取れないのです。
今日は思い切って家族を捨てて行ってきました。・・・なんちゃって。
もとより引き止められたことなんかないのですが(汗)

出掛ける時にラッタ君が
「どこに行くの。」と気軽に聞くので
「○○、又は有楽町。どちらまでで帰ってくるかは気分次第。」と答えましたら、
「『又は』の場所が比較にならないだろ。」と言いました。

そんな事ないわ。
電車に乗ってしまえば同じ事よ。
読書時間かお昼寝時間が確保されるだけ。
と、いつもながらちっとも本文に行かない前書きの長いワタクシですが、
「ゲゲゲ展」には、ある日突然急に行きたくなってしまったのです。
私はこの「ゲゲゲ展」が「ゲゲゲの鬼太郎妖怪展」か何かかと思って、最初はさほど興味もなかったのですが、ふとそれが原画展である事に気が付いたのでした。(鈍い・・・)

以前から、水木氏の作風は点描画のようで、それが作品に迫力を与えている事は、「ゲゲゲの女房」を見て知ったというよりは、それで興味を持ちいろいろ検索して知ったのでした。その後ドラマの中にもその場面がたくさん出てきて、ある意味アイドル(?)のアシスタントの菅ちゃんが「10時間ぶっとおしでテンテンを打った」とか言うセリフがたまりません。

見たい!
水木しげるのテンテンが・・・

と言う訳で○○駅で用事を済ませた私は、また電車に乗りなおし、ふら~っと行ってきました。
この「ゲゲゲ展」、
「ふーん、そんなに良いのなら、今度行こう。」なんてのんびり構えていては駄目です。
今日と明日。つまり東京では松屋銀座で23日に終わりです。


但し、25日からは阪神百貨店梅田店でもやるようです。

もう最終日も近く口コミでその凄さが伝わっているからなのか、入場制限ありで40分待ちでしたが、勝手に聞こえてくる若い人とちょっとくたびれた感じのカップルのおしゃべりを聞いていたら(ごめんさい。聞こえてきちゃったんだから本当に。しかも声が大きくて。)あっという間でした。
ちなみにこういうイベントの時、男の人の方がおしゃべり。はしゃいでいたなあ・・・
そりゃそうか。
水木しげる作品は、少年誌に掲載されていたのですから、それは無理のない事ですね。



そして、その内容は期待を裏切らないものでした。

但し近視の人も遠視の人も眼鏡は忘れては駄目ですよ。それほど細かいのですよ。いつもは最終兵器と言って、かなり見栄を張ってあまり使用しないのですが、最初からしっかりかけて舐める様に見てきました。
もう、本当に素晴らしいですよ。
残念ながら、このブログ記事の中にはそれをお伝えできる画像はありません。
絵葉書とか買ってきて載せても、あの本物の細かさをお伝えするのは無理だと思います。

凄い凄い凄い。
その凄さは、可能ならば是非実際にご覧くださいませ。

↓ そしてチケット。
このチケットも凄いですよ。何が凄いのかと言うと、チケットではなくてそのエピがなんですが。

入場間近に隣に並んでいたおじ様に、招待券が二枚あるからと一枚頂いたのです。この部分、もっと劇的に書きたいような気もしますが、その後で私がそのおじ様とお茶などを頂いたり、ゲゲゲ論を熱く語り合う展開もなくて、そんなラッキーな事があっていいのかとニタついている間に、その方はいなくなってしまいました。

本当にラッキー。
おじ様、ありがとう~。



                                                                  
で、ラストは買ってきたお土産の紹介です。迷うほどたくさんありましたよ。でも私がチョイスしたのは以下のものです。

↓ この人形焼、美味しかったですよ。


和風の手ぬぐい。
ゲゲゲ展限定。そんな言葉に弱いのです。でもなかなかのデザインですよね。



それから一反木綿のメモ。ネーミングが良いですね。
「いったんメモ」子供たちが喜びそうです。



いやあ、夏休みもあとわずか・・・
焦るなあ、私。

夕べ書き忘れたから、また追記。
懐かしい雑誌や貸し本の陳列もお見逃しなく。貸し本の方は、別に懐かしくはなかったのですが、本当に表紙が怖くて子供向きじゃないないなと思いました。60円で売っていたマガジン。こちらは懐かしい。同時期掲載されていたのは「幻魔大戦」に「巨人の星」。少年誌なので自分では買わなかったけれど、祖母と暮らしていた叔父さんが買っていたように思います。
叔父さんは、祖母に「いい歳をして漫画なんか読んで!」と嫌味を言われていたような気がします。昔の青年は、そんな無理解とも戦いながらひとつの文化を支えていったのかもしれませんね。

と、最後はまじめな言葉でやっぱり纏めてしまう、まじめな私なのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏よ、お前を・・・<その2>

2010-08-21 02:38:32 | 梢は歌う(日記)
悲しくてやりきれない

「熱海の捜査官」、見ています。
オダギリジョーがかっこいい♪
その彼が歌う「悲しくてやりきれない」、これもまたなかなか良いのです。

だけどコネタで笑って、オダギリ、かっこいい~とハートを飛ばしていたら、物語に感情移入出来ず、イマイチ乗り切れていません。それはこちらサイドの問題・・・
次週から真剣に見ます。どうもお話し自体も盛り上がってきたところみたいですし。

ところで、昨日、「ムサシ」で共演していた鈴木杏さんが「黙阿弥オペラ」を見に行ったみたいです。ツイッターで感激した感想を呟いていました。以下はそのツイート。

Anne_Suzuki 「黙阿彌オペラ」素晴らしかった!井上ひさし先生の温かさがぎっしり 詰まっていて、ぐっときた。役者さんも皆さんとっても素敵。いい台詞の洪水。なかなか人としっかり手を繋ぐことが難しくなってきている今、特に同い年ぐら いの若い人たちに観て欲しいなと思った。そうだよね、人って温かいんだよね。


>役者さん
竜也君、お仕事毎日頑張っているのですよね。

私もちょっこし頑張っていますよ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏よ、お前を・・

2010-08-20 01:29:40 | 梢は歌う(日記)
夏休み 熊木杏里

吉田拓郎の「夏休み」は大好きな曲です。
でもたまたま見つけた熊木杏里さんの「夏休み」カバー。これもとっても良いのですよ。

もうすぐ夏休みも終わりですね。
素敵な残りの夏をお過ごしくださいませ♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする