森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

いろいろあるから人生なんだよね

2016-02-07 07:56:01 | 期間限定泣き虫日記

自分には大きな病気なんか関係ないと、多くの人は思ってある時まで生きていると思う。

ある時と言うのは、その大きな病気に出会ってしまった時に、自分だけは特別な存在で、そのようなものから逃れられるのだと言う免罪符など持っていないと言う事に気付かされた時だ。

時にはそれは死に至る出会いだったりもする。

だけどこの出会いは彼の人生を終わらせるものではなかった。

ただそれだけを感謝しよう。

そして戻って来た平凡で穏やかな日々を大切にしよう。

 

※        ※         ※

 

いつも応援してくださった皆様。

本当にありがとうございます。

昨日、夫は退院してきました。

 

入院中の酷い有様に、この人の社会復帰はあるのかと疑ってしまいました。

退院してきた彼は確かに体力は復活していませんが、元気で命の力を感じます。生活が元通りになるには、少し時間がかかりそうですが、夫婦でゆっくり進めばいいと思っています。そして、

「大丈夫。」

と、自分にその魔法の言葉を掛けていこうと思います。

だから「期間限定泣き虫日記」はこれにて終了♪

 

あれやこれやと書き込みたい衝動を抑えて、たまには短く終了させますね。

 

ホッとしたのは私や息子たちばかりではなく猫たちも・・・・♪

 

  さっそく膝の上に乗って甘えるあんず。

 ふう、やれやれ。留守を守っていたもも吉も安心したみたいです。

 

 

 

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邪魔する母さん

2016-02-05 12:39:58 | 期間限定泣き虫日記

生きていく毎日には遊び心が必要ですね。

思うには日本人の神社仏閣参りには信仰心はともかくも、そこには大いなるその遊び心が存在しているような気がします。

それに自分の地域にその風習がなくても、それ、面白いじゃんと思うとどんどん取り入れて行く所があると思われるのが日本人。

凄く古い所で言うとクリスマスもそうだけれど、バレンタインディーもハロウィーンもそう言えるでしょう。

下手をすればパリ祭だってお祝いしちゃいそうなところもあるじゃないですか。

あっ、アメリカの独立記念日も。

でもこれらはまず歴史のお勉強をしないと盛り上がれないし、遊びのルールが明確じゃないから、言ってる人たちがいるだけと言う感じですね。だいたい遊びのルールなんて、これらの記念日に言ったら失礼な事です。

だけどあれはこれからどんどん定着していくのではと思うのが、「クリスマスマーケット」。昨年は凄く行きたかったのに、時間が作れなくて諦めたのです。今年はぜひ行きたいな。と言っても12月の話です^^

 

 海外イベントでなくても、節分の恵方巻などの習慣も、関東では意外と新しい習慣だと思います。この習慣は関西から入ってきたものらしいけれど、関西ではいつごろからやっていた事なのでしょうか。

 

私の地域では、最初はセブンイレブンが始めた事だと、私は認識しています。

その頃の同じ仕事場の人にセブンに勤めている友人が居て、予約を取らなくてはいけなくて頼まれたのが恵方巻を買った一番最初です。

これ、凄く美味しかったのですが「高いなぁ」と思ったのも記憶に残っています。つい最近のような気もしますが、20年ぐらい前の事かしら。

えー、もう!!?

なんだかその事の方がショックです。

 

私、それから毎年買っています。

(作ろうと言う発想がない・・・(/_;) 海苔巻きを作るのが下手で。昨年は作ろうと思ったのに結局作らなくて(^_^;) ←言い訳のブツブツ

 

でもうちはあれはやらないの。

南南東を向いて黙々と頂くってやつ。

なんかそれ、客観的に見てるとその姿がユーモラス過ぎるのと、持つところにラップか何かを巻きたくなってしまうし(私、変な所が神経質)、黙々とと言うのも我が家には合わないような気がするのですね。

前に夫がやろうとして、「ふーん」と見ていたら、ひとりでやっている事に耐えられなくなって途中で止めたと言う事もあったかな。

 

今年は病院帰りに駅で、駅前コンビニが特別店舗を作って売っていたのをゲットしました。

そのお店は店舗の前にもお店を特別に出していたので、気合が入っていましたね。

海鮮恵方巻が3本で1080円。需要が増えて安くなりました。助かります。

関東で恵方巻がどんどん定着したのは、面白いだけでなく、その日には堂々と手が抜けるからじゃないかと、低レベルで推理する私。

 

電車を降りてバスの発車まで3分なので焦ってそれを買い求め、お豆を買い忘れてしまいました。

いつも小袋を家に来る小学生にあげていたのに。

その小学生に

「今日は学校の給食でお豆がついたでしょう?」と聞くと

「今日はつかなかった。でもご飯が豆ごはんだったよ。」と言いました。

― へえ、それもアリなのか ?

と、思った私。

 

と言うわけで、すいとん入りぜんざいを作りました。

と言っても小豆はレトルトパウチのものですが。

 

遅い夕食の席に座ったルート君。そのぜんざいを見て

「こ、これは !?」

「デザートの豆。」としれっと言う・・・。

「豆!?」

まあ、このようなものを同時に出すなどと夫がいたら出来ないことかもしれません。

彼は頭が固い人なので。

好き勝手出来るのも後わずかです^^

 

「そうか。節分か。」と

彼は座った途端に席を立ち戻ってきたら

「こっちだな。」と向きを変えました。

我が家からの南南東を調べてきたみたいです。

 

「えー、それ、やるんだ~。」

「ちゃんと手を洗ってきた?」←神経質・・・。

黙って頷くルート。

「食べる間、黙ってなきゃいけないのよ。」

ああ、考えてみたら彼は寡黙な人。食事中におしゃべりなんかしてたことある?

「食べている間、願い事をしなくちゃいけないのよ。今してるわけ?その願い事?今してる?何を願ってる?」

うるさいお母さん。私の事だけど。しかもワザとっぽい。

動じない彼。

って言うかさ、食べるスピードが速い。

あっという間に食べ終わり

「よしっ!」と言っている・・・・。

 

負けた~ !

 

やっぱり毎日の暮らしには遊び心は大切です♪

 

しかし「邪魔」っていう文字、凄いね。

ヨコシマな魔ですよ。

邪悪な感じ。鬼より怖いわ。

 

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年の初めには夢を見よう2016

2016-02-04 17:48:10 | 期間限定泣き虫日記
 
年の初めには夢を見よう2015

一年の目標などを同じタイトルで書いたことがあるので、「2015」が付いています。「年の初め」と言っても、すでに2月に入っていますよと言われそうですね。だけど人が目標を立てた...
 

 

上の囲みは、2015年の2月3日に投降したものです。

上の記事の時には書かなかった事ですが、2月3日の節分の日と言うのは字の如く季節を分ける日であり、新しい春を迎える節目の日になるわけで、実はこの日に一年の新しい目標を決めたりするのは、あながち間違った感覚ではないのです。

新年の頃には漠然としていたものが、新年度が見えてきたこの頃になると、かなりいろいろな事が具体的になってきたりするでしょう。だから、新たに目標を決めると言う事がなくても、ちょうどこのころに修正をするのも良いのかも知れません。

 

昨年の2015年のまとめもしていないので比較はできない事ですが、毎年思う事は同じです。

ダイエットをしようとか家を片付けようとか、基本的な部分は進歩のない私です。

だけど常々私が感じている事は、いつも何かに追われているような気がする、そんな毎日。

しょっちゅう、ふうふう言っています。

昨年の目標だったものは、「地味に生きる」だったと思いますが、そんなに地味に生きたとは思えなかった2015年。でもその時、私は考えました。「地味に生きる」と言うのはどういう事を言っているのだろうかと。

その答えは、ふと見た「にほんブログ村」のジャンルの中に、そのヒントの言葉がありました。

言うなれば「丁寧に生きる」と言う言葉。

 

それはかつて言っていた「ちゃんと生きる」に通じるように思います。

ちゃんと生きよう、丁寧に生きようと思います。

 

多くの刺激を次から次へと望み、いろいろな事を準備不足のまま進め、終わった事を十分と堪能し、しみじみと体の隅々に行き渡るほど思いめぐらすこともなく次を求める。そんな姿勢がいつもバタバタフウフウしている自分の生活を作りだしてきてしまったのだと思います。

ゆえに昨年は、そう言う自分を戒めようと思った誓いが「地味に生きる」だったようなのですが、付いてしまった習慣はなかなか打破できません。

でも望んだことではありませんが、1月は家にいて掃除をしてるか病院に通ってるか、そして夕方からは仕事して、それだけの生活。

それだけと言っても、病院通いは、本当に本当に疲れました。

本当はもう一つ疲れる事があったのですが、それはまたいつかの機会に書こうと思います。

 

丁寧に生きるためには、やはり家の片づけは必須です。

さあ、何かを始めようかと思っても、家事時間に一日が終始しては何も出来なくなってしまうし、どこかへ行こうと思っても準備に時間がかかったり、常に何かを探している生活をしていたりしそうです。

なにも楽しい計画は並びませんが、年齢的に言うと、今の私は老いの準備をしていかなければならないと思うのです。

経済的な準備と言うのはちょっと遅すぎて、貧乏老人は決定かなと思うのですが、その老いの準備の中には、その貧しさに負けない楽しい毎日を送る方法を探すと言う準備もあるような気がします。

 

何をするかと言ったら、やっぱり好きな事をするじゃないかしら。

今はあまり具体的な事は考える事が出来ないのが本音です。

 

それでも絞り出して思っている事は、「読みます・書きます・勉強をします」かな。

これも毎年言っていますね。

ではついでに毎年言っている事を、やはり言う事にします。

「体・家・家計のスリム化頑張ります。」

これって達成していないから書くのではなくて、エンドレスな誓いなのですよね。

面白みがないので、いやいや面白くなくてもいいのだけれど、下手の横好きバージョンの誓いを言うと

「弾きます・描きます・歩きます」なんてね。

 

新しい季節の始まり。

良い一年にしよう、今年も。

立春。

春は名のみのと言葉の如く、来週には雪マークがついています。

でも本当の春は近い。

夫は今週の土曜日に退院が決まりました。

 

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新たなる気持ちで、また始めればいいや

2016-02-03 09:09:37 | 期間限定泣き虫日記

2月1日と2日は、ベランダのペンキ補修のために家にいなければならず、病院に行くのはお休みしました。

それで先週延期になってしまった人と会う約束、お仕事なのですが、それを実行しました。

詳しくは書けない事ですが、不毛の時間でした。

そして夕方に来た仕事関係の手紙も、ちょっと悲しい内容でした。

この季節は次のシーズンに向けて、ちょっと落ち着かない時期でもあります。

今年は、はっきり言って上手くいっていません。

 

でも気分はケセラセラ。

 

また今日から一から始めればいいや。

だって誕生日ってそう言う日なんじゃないのかな。

新しく始まる年の1日目。

そのスタートの日が現実を見つめる日でも良いんじゃないかなと思えたのです。

 

本当は常に人生は続いています。

今日は昨日の続きだし、今日の自分は昨日までの人生の蓄積が作り上げているもの。

昨日までの失敗を無かったことにはできません。

だけれど大切なのは気持ちの切り替えだと思います。

気持ちを大きくリセットできるチャンスの月が、新年、誕生日、新年度。

だけどさらに言うと、そのリセットチャンスは、毎朝のおてんとうさまが昇ってくるだけで訪れるものなのかも知れません。

 

誕生日の日は夫からのメール、母からの電話、姉からの電話。そして

ネットのお友達のお声がけ。

それだけでも嬉しいのです。

あっ、こらっ、妹たちはどうした!?

 

 そして2日の日はお友達に、家に来てもらいランチを頂きました。

一応メインイベントは、2匹目の猫のあんずを見に来ると言うものです。

 

モスバーガーで

 「とびきりハンバーグサンド「傑作ベーコン」スライスチーズ」

を買ってきてくれたのですが、これ、とっても美味しかったです。

でも私、こういうのを食べるのって凄く下手で、もう口の周りが大変な事になってしまいました。

 

このハンバーグと格闘している時に、ペンキ屋さんがやってきたものだから、それも大変。食べ終わった時にテーブルの上に口を拭きまくったティッシュが山になってしまいました。

 

そんな感じでいた時に、お仕事が終わったペンキ屋さんがベランダから戻って来たので

「すみません。」と私が言うと、窓を背中に座っていたお友達は、すっかりその方の存在を忘れていて、何で私がいきなり猫に「すみません。」と言ったのかと驚いたと言ったのです。

猫に「すみません。」は言うわけがないので、私はおかしくてしばらく笑っていました。

 

夫が入院中でも、今の暮らしに慣れつつある私です。

でもお友達との気楽な会話はやはり本当に楽しいものですね。今の私の日常に、足りなかったものを補えた一日だったと思います。

 

そしてトップ画像は、そのお友達が帰り際にくださった誕生日のプレゼントです。

プレゼントも素敵だったけれど、一番嬉しかったのは彼女の優しい気持ちでした。

2月2日、ツインテールの日←関係がないけれど、寒いけれど暖かい、そんな1日でした。

 

※ 夫は月曜日のCTの検査の結果で、点滴が終了になり飲み薬に変わりました。このまま上手くいけば退院に向かって行くようです。

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ラッタさんの日曜日

2016-01-31 20:03:44 | 期間限定泣き虫日記

夫の入院が思ってもいなかった長さになってしまうと、これはやはり一度くらいは顔出そうと横浜で独立して暮らすラッタさんが病院にやって来ました。

 

と言いましても、着いた時間を見計らって駅まで迎えに行くと言う至れり尽くせりな待遇です。

 

お昼近くだったので、先にラッタとルートの二人の息子と一緒にランチに行く事にしました。

 

当初、予定していたステーキ屋さんが満杯で、車も止める所がなかったので予定を変更してララポート内の和食ブッフェに行きました。そこで夕食なんかいらないんじゃないかしらと思えるくらい、三人でたくさんいただきました。

 

食事後に夫の病院に向かったのですが、お腹がいっぱいになりすぎて眠ーい。

 

私は車の後ろの席で、何度も意識を失ってしまいました。運転していたルート君も助手席に座っていたラッタさんもかなりきつかったみたいで、病院の駐車場で仮眠してからやって来ました。

先に病室に着いた私は、ふと

「子供たちは後から来るわ。」とわざと言ってみました。

「ふーん、そう。」と夫。

私は何も言いませんでしたが、怪しい~と思いました。

と言うのは、私は今日、ラッタさんが来ることをずっと夫には黙っていたのです。

驚く顔がそして喜ぶ顔が見たくて、内緒にしてあったのです。

だけど朝、姑から電話があった時に病院に行く時間の予定を言うために、その事を言ってしまいました。

 

だから「内緒にしてね。」と念を押しておきました。

でも、危ない人がもうひとりいたのです。それは夫の兄。

この人って・・・・・

いやいや、連れ合いの家族の悪口は言わないのが鉄則ですよね。

 

遅れて息子たちが病室に入ってきました。

先にルート君だけがやって来ると、夫は

「あれっ、ラッタは?」と当たり前のように言い、その時にラッタさんが遅れて入ってきました。

期待していたサプライズはなしです。

 

「どうして知ってたの。」

「いや、おふくろは言わなかったけれど兄貴がね。」

「やっぱしね。」

 

あいつ・・・・

いやいや連れ合いの家族の悪口は言わな・・・・

ううん。

一回だけ言う。

― お前, バカ~~!!!

いやっもう一回言う。

― お前、本当に性格悪いよ。

 

ああ、ほんのちょっぴりスッキリしました。

私、本当にがっかりしたんです。だってずっと何日も黙っていたんですよ。その一瞬が見たかったから。

 

でも帰る時に、先に息子たちが行ってしまった後、ゆっくりコートを着ながら

「嬉しかった?」と聞くと、夫は短く

「まあね。」と言いました。そして、思いついたように

「送っていこう。」とエレベーターの所まで来てくれました。

 

扉が閉まる向うで手を振る夫。

家族が4人揃う。ただそれだけなのに、なんだかとっても嬉しいのです。

 

病院を後にした私たちは、今度は姑の家に行きました。

もちろん恨み言を言うためではあらず。

ラッタさんを姑に会わせる為です。お正月にも会いましたが、会える時には会せた方が喜ぶはずだからです。

短い楽しい時間を過ごし、彼の姿は送って行った駅の中に消えていきました。

 

1月の最後の日、そして、私の今の年齢の最後の日。

そんな今日と言う日、私はちょっぴり幸せだったのです。

 

 


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その器に合うもの

2016-01-30 23:56:52 | 期間限定泣き虫日記
 
見えているものは氷山の一角だ!

ちょっとだけコーヒーブレイク。なのでお気楽な事を書きます。 先日、用があったのでルート君に車に乗せてもらい、用をすましランチに出かけました。その車の中で、...
 

 

上の囲みは昨年の1月30日に投降したものです。

なのでルート君繋がりの事を少々書こうかなと思います。と言っても、あまりルート君とは関係がない話です。

木曜日は彼が仕事がオヤスミで、一緒に買い物に行きそれから病院に行ったと前の記事でも書きました。

その時、やはり彼が車の中で掛けてくれた音楽の歌詞を聞いて、思わずクスクスと笑ってしまいました。

なんで私が笑っているのかとルート君が不思議そうな顔をするので、素直な感想を言いました。

 

敢えて不正確な歌詞を書くとですね、

何とかな~妄想は淫靡なる世界の何とかで~♪

 

「だって、『淫靡なる』だよ。なんかこれを書いている人の姿が浮かんできて、ニヤニヤしちゃう、私。あっ、笑ったからって、まったくもってバカにしてるわけじゃないよ。凄いなあと思っただけよ。」

 

その曲はアニソンだったでしょうか。

 

だから私、続けて言ったのです。

 

「アニソンだから似合う言葉ってあるよね。例えば演歌で『淫靡』と言う言葉は艶めかしくなりすぎて逆に難しいし、アニソンで『波止場』って言葉は似合わないでしょう。」

 

それぞれの器に合う言葉があると、私は思いました。

 

ところで歌の歌詞と言うのは、短いフレーズでも「本当に凄いな!!!」と言うものがありますよね。

そう思う歌詞の一つに

「残酷な天使のように~・・・・」

あれっ、そこしか思い出せない・・・・・・。

〈・・・・・!

しかも、「ように~」じゃないし・・・。

でも直さない。今、いろいろと有るから不正確の方が良いかなって・・・(^_^;)〉

 

だけどそこだけで、私の中では世界征服みたいな力を感じてしまいます。

 

車の中ではルート君と、その歌の話やら映画の「エヴァンゲリオン」の音楽の入れ方とかの話で盛り上がりました。

 

ふと、タイトルの「器」と言うものを考えてしまいました。

私と言う器に、この話題は合うのか否か。

はっきり言って、今の私には合わない事はないと思うのです。でもこのまま老いていく→さらに老いていく→そしてお婆さんになる。

その時私は語るのでしょうか。

「昔、『エヴァンゲリオン』というアニメ映画があって、凡庸なストーリー展開でもハイセンスな人たちが寄ってたかって作り上げるとああ言う作品になって、ワタクシは滂沱の涙を不覚にも流してしまったのですよ。その時だってもう良い年の大人だったと思うのですが。」とか。

 

このまま日本が平和であり続ける事が出来るならば、未来のおじいさんやおばあさんの会話はちょっと面白い事になるかもしれませんね。

 

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off

2016-01-30 09:21:01 | 期間限定泣き虫日記

おとといは、午前中に人に会う予定でしたが、その人が体調不良との事で延期になりました。

毎度おなじみ姉との電話はほぼ毎日の日課のようなものです。

その時に姉が言いました。

「なんだか凄くだるくて何もやる気が起きないし、だから今日は何もやらない日にしてちょっと寝ようと思う。」

 

そう言う日って大事だなって私は思います。

 

大事だなって思うけれど、それがなかなか難しい。

昨年は結構大変な病気になってしまったりもしたのだけれど、考えてみたら一日も寝込むと言う事はなかったのでした。

 

夫の病気が一番ひどい時を抜けて、快方に向かい始めると、緊張が解けたのか疲れがジーンと出てくるようになりました。

ふと思いついて週一行っている夜のバイトを休むことにしたのです。思いついたのは先週の金曜日。だから急にオヤスミしたわけではありません。そしてその日は病院に来るのもお休みにしてもらいました。

一日、何も予定のない日を作ったのです。

そう言う日って、私にはやっぱり必要です。

 

彼が入院してから25日目。

結構限界だったらしく、木曜日に病院に行って彼と話をしていたら、だんだんと調子が悪くなってしまったんです。

木曜日はルート君が平日のお休みだったので、猫たちのための買い物に付き合ってもらいランチをしてから病院に行ったので、疲れが出て来てしまったのだと思います。

でも木曜日は、家に来るはずだった人と姉と私も、みんな調子が悪くなるって変じゃないですか。そう言えばその前日の水曜日も、やはり家に来るはずの人が体調を崩して予定変更になったのでした。この寒さのせいかしら。

 

だけど金曜日は本当にのんびりとした気持ちになりました。

 

で、私がしたことは・・・・・・

 

キッチンの掃除とお片付けです。

 

のんびりした気分でやったので、ダラダラと楽しい気持ちで頑張れました。

でも、私のオフの過ごし方って・・・・・・ (;´・ω・)

 

まっ、いいか~。

キッチンが綺麗になると気持ちもすっきりとしますしね。

 

 

夫からメールが来ました。

『雪が降っています。けっこう綺麗です。』

 

 

それでカーテンを開けて見てみました。

雨かと思っていたら雪に変わったのですね。

どうか積もりませんように。

見ているだけの雪は本当に綺麗です。

そしてちょっとだけ降るような雪の日は、むしろ出かけてみたいもの。

今日は行きます、病院に。

 

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笑い合ったり泣き合ったり

2016-01-27 18:30:13 | 期間限定泣き虫日記

夫が入院してから今日で23日目。

 

4日に入院して1週間が過ぎた頃、お友達にお電話した時に

「毎日がまるで幻のように過ぎていく・・・」と、言ったと思うでしょ^^

「幻のように過ぎていくような感じはまったくしなくて、凄く毎日がはっきりしている。」とわけの分からないような事を言った私でした。

昨日、今日、明日がはっきり見えている、そんな感じだった毎日。

入院したのにどんどん悪くなって行く夫を目の前にして、かなり緊張していたのだと思います。

 

だけどこの毎日は、振り返った時にはきっと何が何だか分からなくなってしまうのに違いないとも思いました。

だから今はちゃんと日記を書いておこうとその電話を掛けながら思ったのでした。

だからこの「期間限定泣き虫日記」は1月15日から始まっているのです。

 

事故とか怪我ばかりしているので保険に入ると、ぴたりと怪我などをしなくなったりしたことはありませんか。

「泣き虫日記」と名付けたら、その日辺りから一番ひどかった状態から抜け出して泣く必要がなくなってきました。

 

点滴中心だったのに、昨日病院に行ったら自己管理の飲み薬がたくさん出ていました。明日の木曜日から治療も変わるそうです。

胸の影も少しずつですが薄くなりつつあるとかで、朝夕の熱はまだまだ安定していないのですが、退院に向けて進んでいるような気がして嬉しく思っています。

 

たった23日でもそこにはすでに過去が存在していて、夫とその過去を笑い飛ばしています。

「悪いけれどさ、私ちょっと、そうね、5パーセントくらい未亡人になっちゃった生活を想像しちゃったわよ。」

「本当だよな。考えちゃうよな。」

「前の病院にずっといたら死んじゃったかもね。」

私って…ずけずけ言う人・・・・。だけど今だから言える言葉。

「俺もさ、そう思う。」

「あの頃さ、家に帰ると泣いちゃったりしてさ。」

「・・・・・・・。おふくろが、お前の事を可哀想だって言ってた・・・・・。」

「えっ!?  お母さんが?」

お母さんと言うのは姑の事。

「おふくろさ、転院の時さ、もうこの人はダメなんじゃないかと落ち込んで、家に帰っても口を利くことが出来なかったんだって。『私だってそうなんだから、花さんはもっと辛いんじゃないかと思う。』って。」

 

その時私の脳裏には、あの転院の日そのまま仕事に行って、その帰り道、暗い夜道をべそをかきながら歩いた自分の姿が蘇ってきました。

マスクの下で鼻の頭がツーンとしました。

その時の気持ちを思い出して、また切ないような気持ちになったのです。だけどそれだけではなくて、分かってくれている人がいる、それが嬉しかったのです。

 

 

昨日の夜、ルート君に言いました。

「上手くいけば、あと10日ぐらいでパパちゃんは退院できるかもしれないよ。」

そして

「ああ、パパの居ないこの快適な暮らしともお別れかと思うと、ああ、嬉しい。」

聞いていたルート君

「・・・・・・!」

「・・・・・・?」

「おい、やっぱりその変な日本語からどうにかしてくれ。」

 

 

 

トップ画像は、病院に行く途中で見つけた薔薇の実。

花が散った後はこんな風になるなんて、私は知らなかったのです。可愛いですね。

 

 

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外れてニッコリ

2016-01-24 08:54:29 | 期間限定泣き虫日記

画像は記事には全く関係のない、我が家のももです。日記に画像が無いとなんとなく寂しいのでおまけで付けました^^

 

今朝、窓を開けたら、雪などは積もっていなくてホッとしました。

天気予報では昨日の夕方からずっと雪になっていて、今日、いろいろと動くのは困難な感じになっていましたから。

 

昨日は年に10回しかないボランティアのお仕事をお休みしました。

毎回、夫に送ってもらって行っていたのですが、今回は一人でも行こうと思っていました。

その場所は駅から結構あるのです。でもたぶん20分ぐらい歩いていたらたどり着くと思います。ただそのお仕事は楽しいのですが、凄く疲れるんです。いつもはその後に迎えに来てもらい、続けて買い物とお食事をし、家に帰って来ると、後はグータラとしてしまいます。

それを朝早くから出て行ってお昼過ぎに帰って来て、雪がちらつく前に病院から戻るようにするとなると、お昼ご飯も早々にして、猫にご飯をあげたら即また出掛けなければなりません。それは紙の上だけの計画で、そこに「疲れた」と言うスパイスが降りかかっているのです。

時には「やめておく」と言うのも大事な事だと思いました。

 

そんなわけで姑から電話が来た時には家にいたので、義兄の車で病院に行く事が出来ました。

凄く寒い日だったので助かりました。

ただ姑たちと一緒だと、夫と話す話がなくて困ります。

姑は夫の病気に対して猫を敵対視しているので、猫の話は禁句です。

だから夫がほとんど病気の経過を語っているのですが、ほとんど毎日のように来ている私には繰り返しのお話で少々眠くなります。

それでほとんどお話もせずに、図書館で借りてきた本や雑誌を渡して帰ってきました。

 

2時半過ぎに窓の外には雪がちらつき始めました。

帰り際に

「明日は、雪が積もっていたら来ないから。」と言うと

「午後からはきっととけちゃうと思うから、来られるようだったら来てね。」と小さな声で言う彼。

 

 

入院というのは、病以外でも戦わなければならない事が生じる場所。

私もそれは知っているんだー。

 

夕方の彼のメール。

『退院計画書にサインした。』

― へえ。そんなものがあるんだ。

と私は思いました。

でも自分の口で言っているばかりではなくて、主治医の口から「退院」の言葉が出て、きっと安心したのではないでしょうか。でもそれは言葉だけで、まだちょっと先の話のようです。

 

天気予報は本当に外れて良かったです。

今日もルート君と一緒に顔を出してきます。

 

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ピンクリボンとピンクな気持ち

2016-01-23 00:06:23 | 期間限定泣き虫日記

今日は市が行っているマンモグラフィの検診に行ってきました。

検診車には「ピンクリボン」が描かれていました。

 

  そしてその横には「エイボン」の文字が。きっとこの検診車はそのエイボンからの寄付で買い求められたものなのかも知れません。

― ああ、買ったなあ。昔、ピンクリボンの寄付付き口紅を。

あの時に漠然と参加していた企業主催のピンクリボン。でもこのような形で見ると、ちょっと嬉しいような気持ちになりました。

そして久しぶりに「エイボン」のサイトを開いて見たくなりました。

 

企業がこういう運動に参加していると、やっぱりイメージアップに繋がると思います。

 

検診からの帰り道に夫からメールが来ました。

『退院はもうちょっと後になるみたいだ。』

肺の炎症はまだまだ治っていないのだから当たり前なのですが、高熱が出なくなってきて気持ちが元気になって来た彼はやはり早く帰りたくなってきたのですね。

昨日、病院に行った時に

「2月1日にあたりに退院したいな。」と彼は言いました。

「それ、私の誕生日じゃん。」

後でよく考えてみたら、単純に2月最初の月曜日だったからみたいなのですが、なんかその時、私、ちょっとロマンチックに勘違いしてしまいました。

彼が私の誕生日だから退院したいのだとー。

そりゃないな。

 

だけど車いすを卒業した彼は、私が帰る時にエレベーターの所まで送ってくれました。動けるようになったので歩いた方が良いからです。

並んで歩く、ただそれだけが嬉しかった私―。

 

 

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