実は先週見逃して、今日、急いで配信で見た16話。
本当は先週、昼間の再放送も録画して、橘亭青楽がどんな人でどんな過去を持つ男だったのかを確認したいと思っていたのに、それも忘れてしまいました。
この方のエピソードは、見たら思い出せるような気もするのですが、今はあらすじを読んでそうだったのかと思うばかりでした。
『元アイドルの妻・美奈子を脅迫していた男を殺害した罪で服役するも落語家を続け、単独公演を開けるまでに復活した。』
今回のさりげないテーマは、受刑者の復活でしょうか。刑に服して罪を償って世間に出てきても、じゃあ普通に生活できるのかと言えば、そうではないと言うのが本当のところだと思います。
この人が落語家でなかったら、もっと話は複雑になり、かなり重いテーマになってしまったと思います。が、彼は落語家で、そして復活の高座で、薫ちゃんが「お帰り !!」と声をかけたところが良かったですね。
だけどやはり悲しいお話だったことには間違いのないことですね。不注意で自分の大事な息子「福ちゃん」を亡くしてしまい、職場でやはり福ちゃんと呼ばれていた青年を大事に思うがゆえに、彼の罪まで背負ってしまった男・・・・。
でもその助けた青年は、クズ中のクズでしたね。
泣き叫びながら、助けを求める子供のような姿は、子を失ってまるで我が子のように思えていた男には、すがる手を思わず取ってしまいたくなるようなものだったかもしれませんが、見るからに嘘だと分かっている私たちから見れば、醜さ全開でしたよね。
役者さん、上手いね(笑)
彼は二度までも、自分に寄り添う人に罪を擦り付けようとしたのです。彼の存在が周りの人を不幸せにしていく・・・・・
恐ろしい人ですね。
右京が言うように彼が償わなければならない罪は重い・・・・
でも私・・・・・
ちょっと自分の理解能力が落ちているのかなと思うのは、なぜこの回のタイトルが「子ほめ」なのかがよく分からないのです。
落語の「子ほめ」のあらすじは→子ほめ - Wikipedia
もしかしたら、罪をかぶった男が落語の「子ほめ」の練習をしていて、子供を愛おしそうに抱くしぐさから、男には子供がいたと分かり、そこから事件解決の糸口が見つかっていったからってことなのかしら。まあ、そういう事にしておきましょう。(何か見逃していたかもしれません(;^_^A)
で、17話の「インビジブル」。乱暴に16話と一緒にしてしまいましたが、実はまだ感想がありません。なぜなら今回は前編で、謎だらけですものね。
山田少年は何かを右京に分かってもらいたいのだと思うし、インビジブル、透明人間と言う名前にその何かの想いが隠されているようにも思うのです。
だけど家は一軒燃やしちゃうし、一人の人には大けがさせちゃうし・・・・
普通に考えても、決して小さな事件とは言えませんよね。
自首してきた山田少年は、何を思っているのか。どんな秘密があるのか。
次週を楽しみに待ちたいと思います。