築地市場の移転候補地 豊洲の土壌汚染対策につきましては、本年2月に「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議(以下、技術会議)」の最終報告書が提出され、石原慎太郎都知事は、豊洲新市場の平成26年(2014年)12月の開場を表明いたしました。
しかし、それから9ヶ月以上が経つも、東京都は、地元中央区をはじめ都民に対し、土壌汚染の現状および技術会議で選考された“新技術”に関する実行可能性など詳細な説明を行っておりません。
東京都は、「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策等に関する専門家会議(以下、専門家会議)」の場で約束されたリスクコミュニケーションの場を設けるべきであると考えます。説明責任を果たすことなく、来年度予算に土壌汚染対策費を計上することは本来できないはずです。
私達は、都民、市場関係者、区政・都政・国政の議員らの有志で、「築地市場を考える勉強会」という場を設け、豊洲土壌汚染問題や築地市場移転問題の勉強会を開催してまいりました。この度、下記のご案内の通り第6回目の勉強会を開催する予定です。
今回の勉強会のメインのテーマは、「NPO法人市場を考える会」を中心に市場関係者や消費者の皆様が東京都に対して提起した「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め訴訟」の裁判の経過報告です。有名な模範判例をいくつも築いてこられ、今回の裁判でも弁護団代表を率いてくださっている梓澤和幸先生にもお越しいただきます。
幸いに、裁判は、多くの皆様の関心をひき、現在原告団は、総勢約200名に上っています。
この裁判の重要性は、様々な不備の多かった土壌汚染の実態調査(ベンゾaピレンのデータが未公表だった点、透水係数の一桁の間違い、不透水層が存在しない箇所の存在、不透水層より深い位置への汚染の浸潤、同地点における不透水層の存在する深さの大きなズレなど)を検証するための唯一の証拠資料(コアサンプル)の隠蔽が、東京都により行われようとすることを止めさせ、法廷という公開の場で、専門家会議や技術会議の報告を再検証することにあります。
また、勉強会では、国政報告・都政報告の時間も設けました。土壌汚染対策法改正についてや、築地市場移転問題や豊洲土壌汚染について、国政・都政の動きを踏まえ、ご参加いただいた議員の皆様にご報告をいただく予定にしております。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
記
日時:12月3日(木)18時半~21時(18時00分開場)
場所:日本教育会館 一ツ橋ホール 8F 第2会議室(定員168名)
千代田区一ツ橋2-6-2 電話03-3230-2831
神保町駅A1またはA8出口
竹橋駅1b出口
<プログラム>
18時00分 開場
(築地市場移転問題や差し止め訴訟に関連したビデオ上映)
18時30分 開会
築地市場移転問題に関する都政・国政報告
19時00分 コアサンプル廃棄差止め訴訟について報告
一、裁判の経過報告
弁護団代表 梓澤和幸弁護士(東京千代田法律事務所)
弁護団事務局長 大城聡弁護士(同上)
一、専門家会議、技術会議の問題点
「こどもたちに残したい世界ネット」
共同代表 水谷和子氏
報告後~20時50分 会場からの質疑応答や意見交換
指定発言:野末 誠氏(「NPO法人市場を考える会」理事、東卸監事)
参加費:500円(資料代含む)
参加対象:築地市場移転問題にご関心のある皆様
「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め訴訟」原告団の皆様
以上
平成21年12月
築地市場を考える勉強会事務局
文責 小坂和輝
中央区月島3-30-3 2F 電話03-5547-1191
メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp
しかし、それから9ヶ月以上が経つも、東京都は、地元中央区をはじめ都民に対し、土壌汚染の現状および技術会議で選考された“新技術”に関する実行可能性など詳細な説明を行っておりません。
東京都は、「豊洲新市場予定地の土壌汚染対策等に関する専門家会議(以下、専門家会議)」の場で約束されたリスクコミュニケーションの場を設けるべきであると考えます。説明責任を果たすことなく、来年度予算に土壌汚染対策費を計上することは本来できないはずです。
私達は、都民、市場関係者、区政・都政・国政の議員らの有志で、「築地市場を考える勉強会」という場を設け、豊洲土壌汚染問題や築地市場移転問題の勉強会を開催してまいりました。この度、下記のご案内の通り第6回目の勉強会を開催する予定です。
今回の勉強会のメインのテーマは、「NPO法人市場を考える会」を中心に市場関係者や消費者の皆様が東京都に対して提起した「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め訴訟」の裁判の経過報告です。有名な模範判例をいくつも築いてこられ、今回の裁判でも弁護団代表を率いてくださっている梓澤和幸先生にもお越しいただきます。
幸いに、裁判は、多くの皆様の関心をひき、現在原告団は、総勢約200名に上っています。
この裁判の重要性は、様々な不備の多かった土壌汚染の実態調査(ベンゾaピレンのデータが未公表だった点、透水係数の一桁の間違い、不透水層が存在しない箇所の存在、不透水層より深い位置への汚染の浸潤、同地点における不透水層の存在する深さの大きなズレなど)を検証するための唯一の証拠資料(コアサンプル)の隠蔽が、東京都により行われようとすることを止めさせ、法廷という公開の場で、専門家会議や技術会議の報告を再検証することにあります。
また、勉強会では、国政報告・都政報告の時間も設けました。土壌汚染対策法改正についてや、築地市場移転問題や豊洲土壌汚染について、国政・都政の動きを踏まえ、ご参加いただいた議員の皆様にご報告をいただく予定にしております。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
記
日時:12月3日(木)18時半~21時(18時00分開場)
場所:日本教育会館 一ツ橋ホール 8F 第2会議室(定員168名)
千代田区一ツ橋2-6-2 電話03-3230-2831
神保町駅A1またはA8出口
竹橋駅1b出口
<プログラム>
18時00分 開場
(築地市場移転問題や差し止め訴訟に関連したビデオ上映)
18時30分 開会
築地市場移転問題に関する都政・国政報告
19時00分 コアサンプル廃棄差止め訴訟について報告
一、裁判の経過報告
弁護団代表 梓澤和幸弁護士(東京千代田法律事務所)
弁護団事務局長 大城聡弁護士(同上)
一、専門家会議、技術会議の問題点
「こどもたちに残したい世界ネット」
共同代表 水谷和子氏
報告後~20時50分 会場からの質疑応答や意見交換
指定発言:野末 誠氏(「NPO法人市場を考える会」理事、東卸監事)
参加費:500円(資料代含む)
参加対象:築地市場移転問題にご関心のある皆様
「豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄差止め訴訟」原告団の皆様
以上
平成21年12月
築地市場を考える勉強会事務局
文責 小坂和輝
中央区月島3-30-3 2F 電話03-5547-1191
メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp