「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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静岡県川根本町で町長解職(リコール)と町議会解散を問う住民投票2月実施へ

2012-01-03 16:43:48 | シチズンシップ教育

 民主主義のありかたが、今後ますます問われることになってくると思われます。
 朝日新聞をはじめ、新聞も特集記事を組んでいます。

 静岡県の川根本町では、住民投票実施を求める署名が必要数(有権者の3分の1)を超え、佐藤公敏町長の解職(リコール)と町議会解散の可否を問う住民投票が、2月にも実施されることになったとのことです。

 本来は、議会がチェックすべきところ、無駄な事業に対し、住民自身が立ち上がり、変えようとしているその行動力に感銘を受けます。

 まだまだ、道は険しいですが、解散で終わるのではなく、どうか住民の意思をきちんと反映できる議会を、その次にはぜひ、実現してください。


*****産經新聞(2012/01/03)****
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120103/lcl12010316000000-n1.htm
「光回線は不要」 静岡の川根本町で町長リコール問う住民投票実施へ
2012.1.3 15:53 [地方行政]

 静岡県川根本町で佐藤公敏町長の解職(リコール)と町議会解散の可否を問う住民投票が、2月にも実施されることになった。住民投票実施を求める署名が必要数を超えたと、町選挙管理委員会が3日、発表した。住民投票で賛成が過半数を占めれば、町長リコールや町議会解散が実現する。同町では、町が計画した全戸への光ファイバー網整備事業に反対する住民団体が、署名活動を行っていた。

 町選管の集計で、町長リコール請求には2662人(有権者数の36.7%)、議会解散請求には2769人(同38.2%)の署名が有効と認められた。昨年12月2日現在の有権者数は7244人で、解職請求と解散請求にはそれぞれ有権者数の3分の1にあたる2415人の有効署名が必要だった。


 リコール運動の発端となった光ファイバー事業について、佐藤町長はすでに白紙撤回を表明しているが、住民団体は町長と町議会への不信感を理由に運動を続けていた。

*****産經新聞(2011/10/21)*****
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111021/plc11102113080015-n1.htm
光通信網整備めぐる住民投票条例案を否決 静岡・川根本町議会 
2011.10.21 13:05 [地方行政]

 静岡県川根本町議会は21日、町の光ファイバー網整備計画の是非を問うため、住民グループ「川根本町を守り発展させる有志の会」(益井悦郎代表)が制定を求めていた住民投票条例案を賛成少数で否決した。

 これを受けグループは、議会解散の賛否を問う直接請求(リコール)を検討する

 グループは、ほとんどの世帯がADSL(非対称デジタル加入者線)を使える上、自主財源が乏しく、多額の税金を投入する町営の光ファイバーは必要ないと主張している。

 町は14億円をかけ、平成25年度末までに公共施設と全世帯を光ファイバーで接続し、教育や防災、介護の分野で活用する考え。

 グループは、条例制定請求に必要な有権者数の50分の1を大きく上回る2200人分以上の署名を集め、3日に佐藤公敏町長に条例制定を直接請求していた
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平田容疑者出頭の意図はわからないまでも、出頭が与える影響

2012-01-03 08:00:00 | シチズンシップ教育
 平田容疑者出頭の意図は、わかりませんが、与える影響としては、松本死刑囚ら13人の死刑囚の執行スケジュールに影響を与える可能性があるとのこと。


*****読売新聞(2011/1/3)******
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120102-OYT1T00583.htm

平田容疑者逮捕、死刑囚13人の執行に影響も

 オウム真理教による事件で特別手配されていた平田信容疑者(46)の逮捕は、松本死刑囚ら13人の死刑囚の執行スケジュールに影響を与える可能性がある。

 法務省は、共犯者が公判中の場合は、死刑囚が証人となる可能性があることから、原則、執行を見送る運用をしているからだ

 教団関連の刑事裁判は昨年11月にすべて終結し、松本死刑囚らの執行時期が焦点になっており、同省内には、「執行は、まず首謀者の松本死刑囚から検討すべきだ」との意見が強かった。このため、捜査関係者の間では、「あまりにも(出頭の)タイミングが良すぎる。松本死刑囚らの執行を免れる作戦ではないか」(最高検幹部)との見方が出ている。

 あるベテラン刑事裁判官は「平田容疑者の弁護側が『松本死刑囚が証人として法廷で真実を語るかもしれず、執行は待つべきだ』と主張すれば、執行にも影響が出るだろう」と予測する。最終的に執行は法相判断に委ねられるが、同省幹部は「死刑に消極的な法相であれば、執行しない口実にする可能性もある」と懸念する

 ただ、松本死刑囚の執行にあたっては、平田容疑者の逮捕を考慮すべきではないとの意見もある。仮谷さん拉致事件については、ほかの元幹部らの証言で全容がほぼ明らかにされており、平田容疑者に直接指示したわけでもない松本死刑囚を証人とする必要性はないとの理由からだ。別の同省幹部は「松本死刑囚の証言で、平田容疑者の刑の重さが変わるとは考えられない。今回の逮捕を、松本死刑囚の執行を妨げる要因とすべきではない」と話す。

(2012年1月3日11時23分 読売新聞)
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