「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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築地を守る。土壌汚染地購入の不法な支出への住民監査請求4/5監査委で意見陳述

2012-04-04 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 築地市場移転候補地 豊洲の土地購入に関する住民監査請求への署名を集めたところ、わずかの期間でしたが1000名(うち都民700名)が賛同くださいました。

 3月2日に東京都監査事務局に提出いたしたところです。

 このたび、監査委員会において、意見陳述を行うこととなりました。


 以下は、報道機関の皆様へのお知らせ文です。


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報道関係の皆様

土壌汚染地(豊洲市場用地)購入関する住民監査請求 監査による陳述のご案内

 日頃、築地移転問題にご注目いただきましてありがとうございます。

 さて、3 月2 日に提出した、「豊洲新市場予定地のうち昨年3 月~4 月に購入された(1162 億円)分に関する住民監査請求」は3 月19 日付けで「監査する」旨の通知がありました。監査に関連して「証拠及び陳述の機会」が設けられましたので下記の通り、ご案内いたします。

日時: 4月5日(木) 10時00分~11時00分(陳述はそ内20分程度です)
場所:監査事務局特別会議室 【都庁第一本庁舎39階 北】


 今回の住民監査請求に関して「監査されない理由は無い」と思いつつも、豊洲の汚染地購入に関して、5 回の監査請求を出した内3回目まではことごとく、却下又は不受理とされましたので、こちらとしては思わぬ通知でした。

 この土地の購入に関しては既にH22 年12月6日(豊洲市場用地の2/3にあたる汚染地)購入金額1260億円(最終購入金額1160億円)の予算執行差し止めのための住民監査請求を行っています。

 ところが都の監査委員会は土地の鑑定額が決っていないことを理由に「監査の前提を欠く」として請求を退けました。私たちは直ちに「公金支出金差止請求」を提訴(H23年2月17日)しました。その後土地の価格が決った段階で改めて住民監査請求(H23年3月30日)を行いましたが、都は提訴中を理由に請求を却下しました。結局都は、住民の「予算執行差し止め請求」を無視する形で、昨年3月~4月に掛けて東京ガス等と売買契約を結びました。結果的に裁判に於ける「差止」請求は意味が無くなりましたので、一旦訴訟は取り下げ今に至っています。

 今回提出した住民監査請求は、その出し直し請求です。「汚染が解っていながら、汚染無しの金額で市場用地を購入したこと」は現時点で明らかですから「監査の前提を欠く」理由は既に無くなっています。

 尚3月28日「東京ガスに対して協議金78億円以外を免責した件について、新たな住民監査請求」も監査事務局へ提出していますので、こちらもご注目ください。


【担当部署連絡先;監査事務局総務課】
撮影などについては事前にお聞きください。電話 5320-7015 都庁無線55-525

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〒104-0052 中央区月島3―30-4 イイジマビル1F
築地市場移転問題裁判原告団 事務局 TEL;03-5547-1191
http://tsukiji-wo-mamoru.com/_src/sc260/sign.png

当日、陳述についてのご質問は、水谷(みずのや)までお願いします。
水谷sereena@tke.att.ne.jp
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