築地市場移転候補地豊洲汚染土壌コアサンプル廃棄(汚染証拠隠滅)差止め請求裁判の控訴審第一回公判(斉藤隆裁判長裁判官)が、東京高等裁判所で平成24年4月26日行われました。
梓澤和幸弁護団代表から、裁判の意義として、土壌汚染対策が不十分であること、よって、土壌汚染から食の安心・安全が守られないことや、市場関係者や都民の健康への影響への蓋然性があるため、コアサンプルを保存すべきこと、そして、なによりも築地市場を守っていくことの重要性が口頭弁論されました。
私たちは、さらに審議を深めるため、証人を法廷に招くことを要請、一方、東京都側は、不要を主張。
まずは、証人の陳述書を作成し、裁判所に提出、その後、陳述書を提出、その後、第二回の公判となる日程が決められました。
第一審から、深めていくべきところが、多くあると考えられます。
次回、第二回公判。
多くの皆様が傍聴いただけますことを、よろしくお願い申し上げます。
平成24年7月26日木曜日
午後2時~
東京高等裁判所822号法廷
<梓澤弁護士 口頭弁論要旨>