三度目の大学の入学式を迎えました。
一度目は、広島大学理学部物性学科、二年通い、医師をめざすために退学。
二度目は、広島大学医学部医学科。
その後、医学博士号は、東京女子医科大学で取得しましたが、医師として勤務しながらの取得でした。
そして、この度の法科大学院入学。
すでに、4月2日から授業は始まっています。
三年間、夜間の法科大学院に通います。
石の上にも三年とは言いますが、三年間、法律という学問に浸ることになります。
様々な偶然と出会いが重なり、このような道を進むこととなりました。
メルクマールとなるようなことがらを列挙すれば、
広島大学医学部生時代に夏に聖路加国際病院を見学し同病院での研修の希望を抱く
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聖路加国際病院 研修医試験を経て採用される
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中央区民(最初は明石町在住)になって聖路加病院勤務
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中央区民として、地元の小児医療の問題を実感
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中央区で病児保育室併設小児科医院を開業
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築地市場移転問題も含め様々な街の問題、子育て支援の問題を実感
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中央区議会議員になる
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築地市場移転問題は政治の根本問題から生じていることを実感
また、
区議としての活動から、
「まちが健康でなければ、そこで暮らすひとは健康になれない」
「法はひとを守るために存在する」
「政治が科学的真理をゆがめてはならない」
これらの問いを、人生の命題として持つ。
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築地市場移転問題に共感下さる梓澤和幸弁護士との出会い
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東日本大震災で梓澤和幸弁護士と福島の被災地入り
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築地市場を守る裁判で、事務局運営を通じて、多くの弁護士の先生方と接するに中で、ますます、法への関心が高まる
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法科大学院 合格
以前も書きましたが、あくまで、小児科医師として、この貴重な機会を最大限いかして行きたいと思っています。
子ども達が心も体も健やかに育つ環境を作るために、法律も最大限生かせないかという視点です。
ITが学習支援に入ってきており、たいへん助かります。
授業の前に、そのレジュメが、インターネットの大学サイトから入手することができ、授業の準備をレジュメに沿って行うことができるのです。
幸いにも得ることができた貴重な機会、この機会を享受することを可能ならしめてくださっている家族や周囲の皆様に感謝し、励みます。
法律の知識を生かし、小児医療、発達障害、非行・少年犯罪、虐待関連の分野の改善充実を図って行くこと。
法律の知識を生かし、子育て支援をはじめ自治体の施策の充実を図って行くこと。
弱者、人権を守る側に立つこと。
これらができる法曹を小児科医師として目指す所存です。