「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

BCGは、H28.4月~都内在住者の1歳までのお子様は、23区いずれの小児科でも公費接種可能となりました。

2016-04-04 18:42:40 | 小児医療

 以下、2011/12/09記載ブログの内容を、最新の情報に更新させていただきます。

 〇BCGは、標準接種期間は、5ヶ月~8ヶ月です。

 〇都内在住者であれば、お住いの区だけでなく、23区いずれの小児科医院でも接種可能です。
   例えば、江東区在住のお子さんでも、中央区の小児科で接種可能。

 〇1歳まで公費負担の用紙は使えます。以前は、3~4ヶ月健診時に接種することもされていました。1歳になるまでなら、いつでも接種可能です。
   (結核の発生頻度の高い地域では、早期の接種が必要です。)

 以上

 *********中央区ホームページ*******
http://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/sessyu/yobosessyu.html

※1 BCGについては、4月1日より他の定期予防接種と同様に23区内の指定医療機関で接種が受けられるようになりました。
  すでにBCGワクチン接種予診票(「中央区内のBCG接種指定医療機関のみで接種できます」と記載されたもの)をお持ちの方は、4月1日以降もそのまま使用することができます。

 

*********2011/12/09記載ブログ*********************
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b20cf8370b248f28a3fb4a1b72a06754

小児科のメーリングリストで回ってきた情報です。
 同じように感じますので、こちらでも掲載をいたします。

 6ヶ月までではなく、「BCG接種が一歳未満まで可」とされる配慮がどの区にもあってもよいかもしれません。


****引用*****
 ロタワクチン開始によりワクチンスケジュールが煩雑となりました。

 特にBCGは集団接種で日にちが限られ また生後6か月を過ぎると有料となる区が多いと思います。
(小坂注釈:中央区はBCGは「個別接種」です。)

 さて

 先日の東京小児科医会公衆衛生委員会の調査によりますと都内23区内では1歳未満まで可という区は8つのみです。

 (今年の5月の調査データ)

 ちなみに 8つの区は中央区 品川区 新宿区 中野区 豊島区 板橋区 台東区 江戸川区ですが

 文京区は1歳未満まで可と聞いていますが調査表によりますと6か月までとなっています。

 台東区は1歳未満とありますが先日父母に聞いてもらいましたら6か月すぎると有料と言われたとのことでした。

*************

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五輪後の中央区晴海(選手村跡地)の街づくり 都の案。

2016-04-04 18:37:38 | 中央区 新基本構想

 晴海のまちづくり、どのような施設を盛り込んでいくべきか、どんどん、都にも届けて行きましょう。

 以下、現況のまちづくりの考え方が報道されています。


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中央区 重症心身障害児(者)在宅レスパイト事業、いよいよ開始!H28年度予算で実現。

2016-04-04 17:13:12 | 医療

 最も急がねばならない事業のひとつ、レスパイト事業が、いよいよ中央区でも始まります!

 介護をされている方が万が一、ご病気になられ、医者にかかるような時、介護者にかわり、訪問看護師がケアを代替します。

 私も、この事業の必要性については、H27 6月 第二回定例会 本会議一般質問で取り上げさせていただきました。
 この事業がなければ、ご家族は、病気にもなれなくなってしまいます。


 医療的ケア児・者や在宅療養介護をされている方々・ご家族におかれましては、まだまだ厳しい現状があります。

 機能する地域包括ケアシステムを構築していかねばなりません。
 
 
 レスパイト事業の対象者は、「要件を全て満たす方」となっておりますが、中央区は決して対象者を限定しようとする考えはもっておりません。
 同様に重度なかたは、このレスパイトを利用可能です。この度の、予算特別委員会で、はっきりと中央区は、明言しています。
 中央区にぜひとも、御相談してみてください。
 
 なんとなれば、医療者たる私も、現場に伺う所存です。

*************************************
http://www.city.chuo.lg.jp/kenko/sinsin/kaigo/hou/syogai_respite.html 


重症心身障害児(者)在宅レスパイト事業


更新日:2016年4月1日

 重症心身障害児(者)の健康の保持と在宅で介護する家族の介護負担を軽減することを目的として、自宅に訪問看護事業所から看護士を派遣し一定時間医療的ケア等を代替します。
 月に2回まで(1回あたり2時間から4時間までの範囲)利用できます。


対象

下記の要件を全て満たす方

1. 18歳に達する日までの間に、愛の手帳1度又は2度程度の知的障害を有し、かつ、身体障害の程度が1級又は2級(自ら歩くことができない程度の肢体不自由)の身体障害者手帳を有する者
2. 家族等により在宅介護を受けて生活している者
3. 訪問看護サービスによる医療的ケアを受けている者

利用料

世帯の住民税の課税状況等に応じた利用者負担額があります。

申請手続

申請には所定の医師の意見書が必要ですので、事前に障害者福祉課にお問合せください。


障害者福祉課相談支援係
電話 03-3546-6032 ファクス 03-3544-0505

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在宅介護 毎日新聞アンケート重大な結果! 在宅介護者の7割が限界を感じた

2016-04-04 16:41:06 | 医療

 本日、毎日新聞が重要なアンケート調査結果を報道していました。

 重大な結果、かつ、予測され得る結果でもあるが、出ています。
 すなわち、在宅介護者の7割が限界を感じたとのこと。

 なんとか、支援の仕組みを、NPOやボランティアも含め、考えねばなりません。

 真に機能する地域包括ケアシステムを、高齢者、成人、小児あらゆる在宅療養看護の方々のために、構築しましょう!


**********************************
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160404k0000m040140000c.html 

<在宅介護>「限界」7割 家族の負担浮き彫り

04月03日 23:56毎日新聞


介護で精神的・肉体的に限界を感じたことがあるか

(毎日新聞)


 自宅で家族を介護している人の約7割が精神的・肉体的に限界を感じていたことが毎日新聞の調査で分かった。約2割は介護疲れなどから殺人・心中を考えたことがあるとし、被介護者に暴力をふるった経験を持つ人も2割を超えた。負担や孤立に悩みながら、愛する家族を支える介護者の姿が浮かび上がった。

 毎日新聞は1〜2月、介護者支援に取り組む全国の8団体を通じ、在宅介護者にアンケートを実施し、245人(男性62人、女性181人、性別不明2人)から回答を得た。

 介護によって精神的・肉体的に限界を感じたことが「ある」とした人は73%(179人)に上った。全体の22%(54人)は介護中に被介護者に暴力をふるった経験があると回答した。

 さらに、介護している家族を殺してしまいたいと思ったり、一緒に死のうと考えたりしたことがあると答えた人も約2割(48人)いた。どんな時に殺人・心中を考えたかを尋ねると(複数回答)、77%は「介護に疲れ果てた時」と答えた。

 介護による不眠状態が「続いている」(42人)と「時々ある」(104人)を合わせると、全体の約6割に上った。この146人に、一晩に起きる平均回数を尋ねたところ、1〜3回が約7割(104人)を占め、4〜9回も14%(20人)いた。不眠状態が続いている人の38%(16人)、時々ある人の22%(23人)が殺人・心中を考えた経験があると答えていた。

 認知症などの症状のために夜間の介助が必要な人は多く、介護者も不規則な生活を強いられる。在宅介護の現場では、介護者の不眠状態が深刻な問題の一つであることを裏付けた。

 回答者の年代は60代以上が69%を占め、50代は22%だった。介護年数は「5年以上10年未満」の24%が最多で、「3年以上5年未満」(22%)が続いた。「10年以上」も19%いた。【渋江千春、向畑泰司】

 ◇地域の支援が必要

 介護家族を訪問支援している北海道栗山町社会福祉協議会の吉田義人事務局長の話 在宅介護者の7割が限界を感じたという結果は深刻だ。相談相手もいない人は多い。地域全体で介護者に寄り添うことが必要だ。

 ◇調査の方法

 8団体を通じて在宅介護者約1000人にアンケート用紙を配り、245人から回答を得た。選択式の質問の他、自由記述欄も設けた。

 8団体は次の通り。

 栗山町社会福祉協議会(北海道栗山町)▽介護者サポートネットワーク・ケアむすび(宮城県塩釜市)▽杉並介護者応援団(東京都杉並区)▽てとりん(愛知県春日井市)▽つどい場げんごろう(大阪府八尾市)▽つどい場さくらちゃん(兵庫県西宮市)▽男性介護者の会ぼちぼち野郎(同県三田市)▽認知症の人と家族の会福岡県支部(福岡市)





<在宅介護>「心底笑えない」募る苦悩 行政に支援迫る
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160404k0000m040141000c.html 

介護者アンケートで寄せられた意見の一部

(毎日新聞)


 毎日新聞の介護者アンケートの自由記述欄には、心身の重い負担、長期の施設入所待ち、経済的困窮など、在宅介護に伴う深刻な苦悩が並んでいた。国や行政による支援を求める声も多かった。【渋江千春、向畑泰司】

 兵庫県の男性は約5年前から、病気で寝たきりの父親、そして要介護4の母親の2人の介護をしていた。当初は妻に任せていたが、一人では手に負えなくなり、男性は勤めていた飲食店を退職した。このため、収入がゼロになったという。

 しかも、介護を始めてから気力がなくなり、男性は病院で軽いうつ病と診断され、薬を服用した。父親はその後亡くなり、母親の介護を続けるが「母親がデイサービス(通所介護)に行く週2日だけが唯一の休み。とにかくいつもイライラしている。介護を始めて心底笑ったことがない」とつづった。

 今は貯金が底を突き、切り詰めた生活を送る。「母にはできる限りのことをしてあげたいが、自分たちの将来を考えると不安でならない」と心情を吐露した。

 認知症の母親を介護する東京都内の60代の女性は母親を施設に預けたくても、受け入れてくれる所が見つからなかった。どこからも「数年待ち」と言われたという。空いているのは高額の費用が必要な施設ばかりだ。そして、ようやく東京から離れた静岡県で施設が見つかったという。

 徘徊(はいかい)を繰り返す母親に対し、「いっそ車にはねられたらいいのに」と思ったこともあった。「今はそう願った自分を責めているが、地獄の日々だった。介護者を支えるために手を打たないと大変なことになる」と、国などの支援を求めた。

 母親を介護していた東京都杉並区の50代女性は「国は在宅介護を進めるが、ヘルパーが来る昼間の時間よりも夜の方が助けが必要だ」と訴えた。幸いに貯金があったため、介護付き有料老人ホームに入所させることができたが、「年金だけでは入所できなかった。年金の範囲で受け皿となる施設がもっと必要だ」とつづった。

 兵庫県三田市の60代男性は「介護者に対する支援があまりにもなさすぎる。介護者の心のケアが全くされていない」と現在の介護保険制度の不備を指摘した。

 働きながら母親の介護を続ける50代女性も「休日は家事に追われてノイローゼになった。細かな支援が欲しい」とした。

 60代女性は「介護の仕事に就いても低賃金で辞める人が多い。介護職員が少ないと、困るのは介護家族だ」。

 妻を介護している北海道栗山町の60代男性は「介護はある日突然やってくる。どこに何を相談していいのか分からない。事前に知識が欲しい」と求めた。

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