「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

予算特別委員会論点15:教育費:GIGAスクール構想により増えた文房具タブレット端末をどう活かすか。メディア・リテラシーをどう獲得するか。

2022-03-05 17:05:00 | 財務分析(予算・決算)

 ICT化、デジタルトランスフォーメーション、一人一台タブレット。

 利便性は高まっています。

 VR(バーチャル・リアリティ)、アバターなどにより、非現実を、体験したかのように経験することができるようになってきました。
 あまりにも体験が強烈であるがゆえに、業界では、VRの利用は7歳からがとか、年齢制限が言われているようです。
 VR使用の適性使用のための規制がなされることを期待します。

 さて、文房具であるタブレットをいかに利用していきばよいか。
 
 どこからでも、授業が受けられるというたいへん大きな利点があります。
 しかし、それは、緊急時や入院・不登校などの事情のもとに限られて利用すべきもので、対面授業に取って代われる手段では決してありません。
 もちろん、今回は、コロナり患中の卒業生が、オンラインで卒業式に参加するなど、活用の幅が広がりますことを期待するところです。

 論点でも書きましたが、先生の事務作業がICT技術により減り、教えることに集中できる環境が整っていくことにもおおきに期待します。

 電子書籍で読むのと、紙の本で読むのと、読むことにおける質は、格段に違ってきます。

 デジタルトランスフォーメーションの功罪を、きちんと理解をするメディア・リテラシー教育がなされることをお願いしたいと考えます。

*令和4年度予算概要






*令和3年度予算からの引き続きの施策ゆえ令和3年度予算概要より





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たとえ、卒業生が、コロナによる自宅待機期間であったとしても、同級生と一緒に卒業式に全員が参加できるよう環境整備をお願いします。オンラインが標準装備されたのだから。

2022-03-05 09:31:28 | 教育

 今回、子ども達の学校生活で、最も危惧することは、コロナ感染で自宅待機期間にあたり、卒業生がその子の卒業式当日に出席できなくなること。

 このことは、過去に3月にインフルエンザが流行り、私たちは経験をしました。
 当時、インフルエンザで自宅待機の子は、別室登校をして、卒業式にだけは参加させる配慮を学校にお願いしたことを憶えています。

 今回は、あらたな道具を私たちは、標準装備しています。

 どうか、オンラインなども用いながら、たとえ卒業式がコロナの待機期間にあたったとしても、全員が出席可能な体制を、すべての学校で整えていただけますように、心よりお願い申し上げます。
 オンラインによる自宅にいながらの卒業証書授与も可能なはずです。

 一生に一度の晴れ舞台であり、友達たちとの最後の思い出の日であり、誰一人取り残すことなく、それぞれの門出ができますことをどうかよろしくお願い申し上げます。


➨万が一、卒業生がり患したら:

 万が一、卒業生がコロナにり患してしまった場合、早めに学校にご相談をしてみてください。
 卒業式当日において、自宅待機期間が解除されていなくとも、オンラインを用いるなど、学校側で、まずは対応を考えて下さいます。
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