中央区長及び区議会議員選挙の論点を順不同で書きます。
論点1でも書きましたが、今回策定された基本計画2023の施策の横ぐしをさす、リーディングプロジェクトとして、「Dxを積極活用してインクルージョンを達成すること」「誰もがどこへでも自由に移動できる中央区」が入れることができればよかったと考えています。
区は個別に取り入れているとのパブコメでのご回答ですが、私は、これこそ、基本計画2023を強く牽引するものであるとして大きな位置づけを与えるべきであったと考えます。
さて、Dx活用によるインクルージョンのひとつとして、本日4/1、勉強会に参加して知った驚きのアプリをご紹介させていただきます。
私にとっては、はっきり言って、革命というほどの驚きでした。
『視覚障がい者歩行支援アプリ Eye Navi 』(株式会社コンピューターサイエンス研究所)というものです。
もうすぐ、利用可能とのことで、そのためのプレスリリース目前とのことです。
だれもが無償で、利用が可能になります!!!
iphone搭載のカメラ機能により、視覚障がいのある方の歩行に際し、①AIによる障害物・目標物検出、②視覚障がい者に寄り添う経路案内を行います。
iphoneを、首からひもで垂らすような形で胸の前にかけ、カメラで前方がみえるようにします。
5~7m先にあるものを識別して、音声で教えてくれます。人、自転車、車、点字ブロック、白線、ガードレール、横断歩道、歩行者信号の「赤」「青」などを識別します。
信号をカメラで認識できる点では、アプリである「OKO(オコ)」と同じ機能を有しています。
信号の色を認識できるため、赤で止まるべきか、青で渡ることができるかを、音声で教えてくれます。人や障害物の存在を音声で教えてくれます。
ゼンリンの地図と連携され、「歩行者ネットワーク」が機能して、歩いている経路が正しいということを音声で教えてくれるし、曲がる方向を音声で教えてくれます。
盲導犬が減っている中、その代わりを十分果たしてくれそうです。
ぜひ、『Eye Navi 』が広がり、視覚障がいのかたの外出支援につながることを期待いたします。
区としては、このようなアプリがあることを、障がいのあるかたに紹介できるような場・展示会を企画することや、その利用が拡大できるように、自立支援協議会において、積極的にテーマとして取り上げていければよいと考えます。
*******Eye Naviのホームページ******
https://www.computer-science.co.jp/website/eyenavi/
********基本計画2023における該当項目についてのパブコメに対する中央区の回答*******