「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

新型インフルエンザワクチン 12/6日曜日 当院集団接種 実施

2009-12-01 18:30:59 | 各論:新型インフルエンザに備える

  先日、当院での新型インフルエンザ接種希望者が、1100家族に達したと書きました。

 これらの皆様が、ずっと待たれているわけではなく、中央区の集団接種や、ほかの医療機関で接種を済ませており、正味の待ちの人数はこちらの把握できる範囲では、約800家族です。

 
 現在、専属スタッフを配置して、鋭意、順番にお電話でご連絡して予防接種枠をご提供している段階です。

 この度、12/6日曜日当院にて集団接種を実施いたします。
 個別電話だけでは、追いつきませんので、若干枠の電話受付をいたします。新型インフルエンザご希望の皆様は、当院へ、電話でご予約ください。



 場合によっては、すぐに枠は、埋まるかもしれません。その時は、どうかご容赦ください。
 ただし、ワクチンの供給さえあれば、
 12/12(土)午後、12/19(土)午後、12/20(日)、12/26(土)午後
 あたりも同様に集団接種枠を設ける計画を当面のところ持っています。
 それぞれに電話予約を受け付ける場合は、また、このブログでもアップいたします。

 中央区のすべての子どもたちに接種漏れのなきように、中央区実施の集団接種とも連携しつつ、フォローしていきたいと思います。

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自分を知ること、他人に忠告すること

2009-12-01 11:34:46 | シチズンシップ教育
 本日、目にしたコラム。
 朝日新聞、天声人語。

 大切なことが書かれていました。

 文章の中にある、「自分を励ますことのできる灯を、人の心身にともしたとき、初めて政策に血が通うことになろう」というところの政策を、追求していきたいと思います。

****朝日新聞 天声人語(09/12/01)****

古代ギリシャの七賢のひとりタレスは、何が一番難しいかと問われて「自分を知ること」と言ったそうだ。では容易なことは?と聞かれ、「他人に忠告すること」と答えたという

▼そんな話を、しばらく前の声欄を読んで思い出した。投書した人は、職探しに通うハローワークの相談窓口で、小型の色紙を目にしたそうだ。そこには「人間関係うまくいかないのが当たり前」「転ばない生き方より転んでも起きあがる人生がいい」と書いてあった

▼仕事を失った人を励ますつもりだったのだろう。しかし投書者は、落ち込んでいる気持ちを逆なでする、と立腹していた。紋切り型の人生訓である。古人の言うように、示すのは簡単でも、意図した通りに人を勇気づけるのは難しいようだ

▼きのう、17都道府県のハローワークで「ワンストップ・サービス」の試行があった。求職だけでなく、縦割りだった様々な支援を一つの窓口にまとめて応じる失業者対策の目玉である。昨冬のような「年越し派遣村」を再現させまいと、政府が取り組んでいる

▼タレスに相通じる、詩人の吉野弘さんの一節を思い浮かべる。〈他人を励ますのは、気楽です/自分を励ますのが、大変なんです〉。自分を励ますことのできる灯を、人の心身にともしたとき、初めて政策に血が通うことになろう

▼きょうから暦は師走。12月の異名は、聞くだけで風の寒さをつのらせ、せわしなさを倍にする。デフレに円高、株安が追い打ちをかける年の瀬、貧乏神を長逗留(ながとうりゅう)させない政府の力量が試されるときでもある。


*****以上、*****
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