4年前、先に人生のゴールをした予備校時代の友。
こんなに早く親友をなくすとは…
その友の4周忌で、あの頃のメンバーが集った。
久々に、墓前でさわやかな笑顔の彼に会いました。優しく笑いかけてくれました。
法科大学院入学の時、偶然、その友を身近に知る同級生がおられ、驚いた。その法科大学院も今春修了できる。
彼に負けないように、彼の分も含め、人生を充実して送りたい。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b7ec75fd138e1c6020236018cce17990
4年に一度の中央区長選挙の年、併せて中央区議会議員選挙も行われます。
今回、立候補が考えられる四氏。
自民党系 矢田美英氏(74)、今野弘美氏(55)、高橋伸治氏(60)と
共産党系 田辺七郎氏(73)
いずれも、政党系の立候補者であり、特に3氏は、自民党系です。
これでは、区民の選択の幅が、非常に狭い区長選になってしまいます。
多くの区民、そして、区議が、これで本当によいのかと疑問を呈しているところではないでしょうか?
〇矢田氏にとっても、前回で終わりにするはずで8選目はないことを約していたはずです。
だからこそ、地元の自民党議員は、矢田氏を推薦からはずしています。
〇とはいえ、矢田氏にとっても、自らが築き上げた中央区の後継者たるべき人材を危惧し、自らが再度立たれたのだと推察いたします。
〇ある候補は、大事な予算委員会の直前に、区議を辞められました。区民に負託を受けながら途中で区議の仕事を投げ出し、自らの区長選の準備のためが理由であったとしたなら、本末転倒の行為であり、このあたりの説明責任が問われます。
(本人にとっては、やむにやまれぬ辞職の理由があったかもしれず、本人の事情を私は、直接にお伺いしていないため、本名の記載は控えます。)
自分もこのままの区政でよいのか、思い悩むところのひとりです。
今まで、区政を見てきましたが、特に8年前からは、無所属の区議としても区政に参画してまいりましたが、特定の党にしばられることのない、まずは、区民の目線から考えることができる候補が、今、必要だと考えます。
同じままの区政を今後10年、20年を続けて、本当によいのでしょうか。
<関連ブログ記載>
〇2015.1.10
4月中央区長選挙、是非とも、区民の側に立って行政運営できるリーダーを!
〇2015.2.5
中央区議会議員選挙(投票日4/26)の立候補予定者選挙説明会2月6日13時半~区役所8階。区政を区民に。
都政新報の記事 上2015.2.10 下2015.3.10
*****************東京新聞(2015.1.10)*******************************
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015011002000127.html
【社会】
中央区長8選出馬表明 多選批判 自民は対抗馬
2015年1月10日 朝刊
東京都中央区の矢田美英(やだよしひで)区長(74)は九日、統一地方選で四月に行われる同区長選に出馬する考えを表明した。矢田氏は現在七期目で、全国の市長・特別区長の中で最多の当選回数。一方、矢田氏の区長与党である自民党は、今回は推薦せず、現職区議を対抗馬として擁立することが内定している。
矢田氏は、共同通信社政治部記者などを経て、一九八七年に区長に初当選。その後も選挙で当選を重ね、都心部の定住人口増に対応できる都市整備などに取り組んできた。しかし、多選に対する批判が議会内で高まっており、去就が注目されていた。
関係者によると、矢田氏は昨年夏には、今期限りで引退する意向を区議会関係者に伝えていた。その後、出馬を求める区内の町会長らの声を受け、翻意したという。
◆市長・区長ではすでに現職最多
全国市長会によると、全国の市長と特別区の区長で最も多い当選回数の七選は矢田美英区長だけ。六選で埼玉県新座市・須田健治市長ら五人、五選で東京都昭島市・北川穣一市長ら九人が続く。歴代最多は十選の大阪府貝塚市・吉道(よしみち)勇元市長。
また、全国町村会によると、全国の町村長で最多は九選の山梨県早川町・辻一幸町長。八選六人、七選八人と続く。歴代最多は十三選の高知県芸西村・岡村雅夫元村長。
多選は、首長の専制化や行政の硬直化、癒着を招きやすいとされ、横浜市など多選自粛条例を制定する自治体もある。
◆「国会議員の方が長い人も」 4月区長選の争点に
銀座や築地、日本橋といった都心を代表するエリアを抱える東京都中央区の行政トップを七期二十八年間にわたって務める矢田美英区長。「集大成の時だ」と八選への意欲を語るが、長年、与党として矢田氏を支えてきた自民党はたもとを分かち、対抗馬の擁立を区総支部で決定。「多選」の是非をめぐる選挙戦になりそうだ。
「謙虚に受け止める。マスコミに勤めていたので、よく分かる」。矢田氏は九日、本紙の単独インタビューに、自身への多選批判があることを認め、一定の理解を示しながらも「国会議員には、私より長く務めている人もいる」と述べた。
その上で「区役所の人事の硬直化に対しては適材適所に努めてきた。政策のマンネリ化については、会合に参加する際などに、住民の声に耳を傾けていく」と強調。区内の晴海地区に選手村が計画されている二〇二〇年東京五輪・パラリンピックへの対応などを挙げ「(当選したら)しっかりしたまちをつくり上げようと取り組む」と語った。
矢田氏は昨年、八選出馬を検討する過程で、自民党中央区総支部に推薦を求めたが、同総支部はこれを断り、自民の今野弘美(こんのひろみ)区議(55)を区長候補として推薦することを決めた。同総支部は現在、都連に推薦を申請し、正式決定を待っている。
今野氏は当選六回のベテランで、議長も歴任している。本紙の取材に出馬への意欲を認め、「正々堂々戦う。公明、民主両党と連合にも支援を求めていきたい」と話した。
矢田氏の八選出馬表明や自民の対抗馬擁立の動きに、区議会の他会派は戸惑いを見せている。
前回区長選で、自民とともに矢田氏を推薦した区議会公明党の田中広一幹事長は「今後、都本部と協議した上で対応を決めていきたい」と述べるにとどめた。
民主党は前回の区長選で「これ以上の多選は認められない」として推薦を見送った。民主党区民クラブの渡部博年幹事長は「今後の対応は白紙だ」と述べた。
共産も候補者の選定を進めている。他にも、出馬を目指す動きがある。 (荘加卓嗣)
〇3月15日(日)午前 中央区月島3丁目 こども元気クリニック・病児保育室03-5547-1191急病対応致します。
現在、先週と変わって、お腹にくる嘔吐下痢のお風邪が流行っています。
次に、咳・鼻水の風邪が流行っています。
インフルエンザは、まだ、発症はみられますが(B型多め)、だいぶんやわらいで参りました。
花粉症のかたも、増えています。
体調崩されておられませんか?
おとなも、こどもの風邪をもらいます。
そのような場合、お子さんとご一緒に、親御さんも診察いたしますので、お気軽にお声掛けください。
〇なおったお子さんには、日曜日に、インフルエンザ治癒証明などの登園許可証も記載します。
翌日、月曜日朝一番から登園できますように、ご利用ください。
〇合わせて、平日なかなか時間が作れない場合でも、休日も、予防接種を実施いたしますので、ご利用ください。
3月31日が予防接種の公費負担の期限である場合もありますので(特に、水痘MRおたふく)、ご確認をお願いします。
お大事に。
こども元気クリニック・病児保育室
小坂和輝
中央区月島3-30-3
電話 03-5547-1191
本日3/13、福生市での統一地方選立候補予定者のかたが、当院の病児保育室を見学に来られました。
病児保育施設:子どもの急な発熱・病気の際に、親御さんに代わって保育看護する施設です。もちろん、親御さんがお仕事をお休みし、病気のお子さんに寄り添える社会が一番よいのですが、それがかなわなくとも、お子さんにとって快適な療養看護そして保育の場を保育士・看護師そして医師が連携し提供致します。
病児保育施設は、子育て支援において、欠かせない政策のひとつです。
当院は、中央区で現在3つ展開されている病児保育施設(病後児保育施設を含め)の原型となりました。
当院自体は、2001年(平成13年)10月独自で開始し、2002年(平成14年)4月より区の補助を受けていましたが、今は、独立して運営をしています。
2005年(平成17年)、NPOフローレンス駒崎弘樹さんにも、病児保育についての考え方をお伝えいたしました。駒崎さんは、その後、病気の子を子育て経験者がお預かりする形で1対1の病児保育を広く事業展開され(施設型ではなく、派遣型の形の病児保育)、彼の行動力には大いに頭が下がります。彼の事業はますます大きくなり、さらにフローレンスをモデルとしたNPOが全国各地にできつつあります。
統一地方選で「病児保育室」を公約に掲げる候補の皆様、当院の病児保育施設の見学を希望される場合、政党や無所属の区別なく大歓迎でお受けいたします。
よい政策を提案するのに、政党や所属の区別はないと考えています。
お気軽にお越しください。
全国の病児保育の問題が解決されることを、強く願っています。
東京都中央区月島3-30-3ベルウッドビル2~4F
電話03-5547-1191
fax03-5547-1166
担当 事務長 斉藤
お聞きするに、政党の推薦などないまったくの無所属での出馬のご意向でした。
この地域に住んでいて、街づくりに疑問を抱き、自らが立って、おかしなことを改善していこういう旨を話されていました。
その街づくりにおけるおかしさは、自分も同感のところでした。
このような、しがらみなく区民の声を代弁できる方が、活躍する区議会であることを願っています。
8年前の自分を思い出し、なつかしかったし、そのチャレンジする意思に対し心から応援いたします。
様々な困難が待ち構えていようとも、どうか勝ち抜いて下さい。
大学院があったため、夜間の開催の時間と重なりどうしても出れませんでした。
三年ぶりぐらいの参加でした。だいぶんメンバーの入れ替わりもあり、お会いするのが楽しみな方々が抜けられていて、残念。
3/11の主たるテーマは、通所リハビリなどの施設紹介。
いろいろな施設があることに驚きました。
各個人のニーズに合わせた個別対応から、各区にサービスを広げて行こうとする事業所、女性も断らないが男性中心で募集をかけている事業所など。
目標をどうせっていするのか、議論にもなっていました。
今後とも、参加させていただき、勉強していく所存です。
認知症、在宅医療などとも深く関連し、勉強していかねばならない大切な分野です。
以下、元我孫子市長、前消費者長長官 福嶋浩彦氏の言(『市民自治 みんなの意思で行政を動かし自らの手で地域をつくる』 ディスカバー携書2014年2月20日 第1刷)。
中央区政もまた、欠けている点だと考えます。
ベクトルの向きが逆のままです。
ベクトルは、住民の側から発せられるべきものです。
私が選んだ絵本百選1が、偶然にも松谷みよ子さんの絵本『いい おかお』でした。http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/a964ec3f62c2e3210fe1aef1fb7defdf
他のシリーズも、すべてすてきな絵本でした。
子ども達に残して下さった大切な財産を、これからも引き継がせていただきます。
本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。
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http://mainichi.jp/select/news/20150309k0000e040176000c.html
訃報:松谷みよ子さん89歳=児童文学作家
毎日新聞 2015年03月09日 11時36分(最終更新 03月09日 12時59分)
赤ちゃん絵本「いないいないばあ」などの著作で知られる児童文学作家の松谷みよ子(まつたに・みよこ、本名・美代子=みよこ)さんが2月28日、老衰のため死去した。89歳。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会を4月4日午前11時、東京都港区南青山の青山葬儀所で開く。自宅は東京都練馬区東大泉6の26の6。喪主は長女瀬川(せがわ)たくみさん。
東京生まれ。児童文学作家の故・坪田譲治氏に師事した。信州に伝わる伝説を基に1960年に出版した「龍の子太郎」で国際アンデルセン賞優良賞を受賞した。64年、自らの子供をモデルに、その成長をファンタジックに描いた幼年童話「ちいさいモモちゃん」を出版し、野間児童文芸賞、NHK児童文学奨励賞を受賞。全6巻となった「モモちゃんとアカネちゃんの本」シリーズでは、児童文学でタブーとされていた両親の離婚なども描き、発行部数620万部のロングセラーとなった。「いないいないばあ」に始まる赤ちゃん絵本では、優しい語り口が読者を魅了した。
一方、広島の被爆者を描いた「ふたりのイーダ」、ナチスのユダヤ人迫害を取り上げた「私のアンネ=フランク」など、過去の歴史とも向き合い、執筆活動を続けた。
07年7月には広島で被爆したピアノを題材とし「ミサコの被爆ピアノ」を出版。また、「現代民話考」(全12巻)など、現代に語り継がれている民話の採録にも取り組んだ。
ひとつ、疑問なのは、現在もまだ、土壌汚染対策法上の土壌汚染指定区域となっていることについて、なんら都からの説明がなされなかったことです。
情報共有すべきことは、きちんとなすべきではないでしょうか。
また、地下水モニタリング、11月と1月の計測結果の一覧が出されていました。
基準値以下ではあるものの、ベンゼンが、土壌汚染処理がなされても、地下水で検出されるのですね。
逆に、基準値以下だから、処理できているというのが、都の言い分ではありましたが。
ある委員から、排ガスからのベンゼンが、雨水になって検出されるものと比較してもよいのではないか、のような趣旨の発言がありましたが、雨水に含まれるベンゼン、どれくらいのものなのだろうか。
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第6回「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」の開催について
平成27年3月2日
中央卸売市場
東京都中央卸売市場では、豊洲新市場用地の土壌汚染対策工事の進捗状況や地下水管理について、関係者間で情報を共有し意見交換を行うため、「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」を設置しています。
このたび、下記のとおり第6回会議を開催しますので、お知らせします。
記
1 日時
平成27年3月9日(月曜日)午後1時30分から
2 場所
東京都中央区築地五丁目2番1号 築地市場講堂
3 内容
(1)報告事項
ア 土壌汚染対策工事について
イ 地下水管理について
(ア)地下水管理システム
(イ)地下水のモニタリング
(2)意見交換
4 構成員
別紙のとおり
5 会議の傍聴
(1) 会議は、公開とします。
(2) 会議の傍聴を希望する方は、当日、先着順(定員50人)により受付を行います。
一般傍聴の受付
受付場所: 築地市場 講堂
受付時間: 午後1時から
問い合わせ先
中央卸売市場新市場整備部電話
03-3547-7031
一番心に残っている梓澤先生のその時の言葉、
「社会全体が大きな不幸に向かってばく進するのに、身をさらして力をもって現実にそれに立ちはだかる主体が見えない現在。」
本日、修了者の掲示が張り出されているのを知りました。
自分の名前もありました。
法科大学院を今春修了いたします。
法律を学ぶ者にとっては、ひとつの通過点、だけど、すごくうれしいです。
仕事をし(18時半過ぎまで)、その後、夜間(19時~22時10分)に法科大学院(東京校のキャンパスが日比谷線神谷町の駅前にある。)の講義に出席しますが、物理的に限られた勉強時間しか生み出せない状況の中で、理系の自分が、法律学についていけるか、当初不安でした。
でも、通ってみると、いずれの講師の先生も、ご指導が懇切丁寧で、素人にとってもわかりやすく、なんとか授業についていくことができました。
気付くと、法律を学ぶ時間は、自分にとってとても楽しい時間となっていました。
嫌々で法律の科目を勉強したことは一度もありませんでした。
法律学は、理系の学問のようにも感じました。
以下のブログは、4年前の2011年、大学院合格発表の日のものです。
ちょうど、東日本大震災があり、その後、区長選挙に臨んだということがありました。
6月に適正試験があり、夏に入試があり、9月に合格発表を受けました。
*************4年前 44歳の自分(2011/9/16のブログ)*******
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/85c7af6f8b4b318fadd12bfb26879e1d
まず、最初に念のためのお断りをしておきます。
私は、法科大学院に来年4月から通いますが、クリニックの診療と必ず両立を致します。幸いにして私が通う法科大学院は、夜間に授業がなされますので、診療時間とはかぶりません。
本題に入りますが、本日、法科大学院の合格通知を手にしました。
法科大学院で、法律を一から学び、出直す所存です。
自分にとって、三度目の大学への入学です。広島大学理学部物性学科(後に中退)、同大医学部、そしてこの度の法科大学院。
人生の喜びのひとつは、学ぶことです。学ぶことの幸せにまた浸れることに感謝いたします。
なぜ、法科大学院なのか。
大きな影響を与えたのは、なんといっても築地市場移転問題関連裁判の弁護団長 梓澤和幸弁護士との出会いでした。
梓澤氏そして弁護団の弁護士の皆様は、本来、行われて当然の土壌汚染コアサンプルの保存をせずに、廃棄(汚染証拠隠滅)しようとする東京都に対し、食の安全と市場で働く皆様の健康を守るため、異議を申し立てるため提訴くださいました。そして、論理構成がとても難しいのにも関わらずクリアーをし、法廷で討論してくださって今に至ります。
「法はひとを守るために存在する」その思いを、私に強く抱かせてくださいました。
梓澤氏との出会いは、とても細い線で、偶然つながりました。
1)築地市場の仲卸のかたが他の裁判で、梓澤氏の活躍されている現場を見る。
2)築地市場の現在地での再整備を実現するためのアドバイスをいただくため梓澤弁護士に面会の依頼をし、梓澤氏が面会をくださる。
3)面会し、築地市場の移転問題の経緯を知るにつけ、梓澤氏が、大いに問題意識を共有くださる。
4)その時、土壌汚染の専門家の皆様が警告しているにも関わらず、東京都がコアサンプル廃棄を始める。
5)梓澤氏ら弁護団を結成し、コアサンプル廃棄にまったをかけ、提訴。
これらの長いステップがすべてつながって、私は梓澤弁護士と巡り会い、かつ、法への関心を高めるきっかけとなったのです。
もちろん、私のスタンスは、いままでも、そしてこれからも、子どもたちが心も体も健康に育つことを目指す小児科医師であるということは変えるつもりはありません。
区議会議員や、この度の区長選挙を経験する中で、法を知りたいという思いは、素地には育っていました。
はたまた、大昔、それは、議員をやるよりもずっと前に、法科大学院の通信講座をやりかけて挫折した苦い経験も恥ずかしながらもっています。
そこへの梓澤氏の登場であったわけです。
いままでの法に対する具体的な思い。
たとえば、
*区長選挙マニフェストに「区政の重要事項は、住民投票に図り直接民主主義を取り入れる」と謳いました。その住民投票の意義を深く知りたいという思い。
*中央区議会会議規則「第百三条 委員会は、請願について審査の結果を次の区分により意見を附し、議長に報告しなければならない。一 採択すべきもの二 不採択とすべきもの」とあります。請願の審査結果は、「採択」か、「不採択」の区分しか存在しないにも関わらず、今回第三回定例会で「趣旨採択」なるものがされたが、この妥当性を知りたいという思い。
*日本国憲法を遵守し、日本が戦争の道をたどることのないよう努めるとともに、まだまだ、世界各地の紛争やその火種は絶えない中、それらを鎮め、調整する仲介役を日本は、将来、役割として担っていくことが出来る、担っていくべきであると信じています。そのためにも日本国憲法の理解を深めたいという思い。
*「個人情報保護」と「情報公開」をクリアにすることができるための理解を深めたいという思い。
*まちづくりの情報が区民に開かれたものにするための制度づくりや住民参加の制度づくり、それらを担保する法のありかたの理解を深めたいという思い。
*「やらせ」「ねつ造」など、社会の不正義を正す法のあり方の理解を深めたい思い。
*裁判員制度は、日本のシチズンシップを発展させてくれるであろうという思い。
などなど。
44歳にして再度大学への挑戦は、自分でも未知の世界に飛び込む気分です。
せっかくのいただいた貴重なチャンスを生かせるように精一杯努力いたします。
***************4年前の自分終わり*********
4年前に約束した通り、通過点ではありますが、修了という結果を得ました。
上記ブログで書かれている、法律を学ぶきっかけとなった、数々の法律に関する疑問に対し、今の自分が、わかることを回答してみます。
**********4年前の自分に対する今の自分による回答********
→が回答
*区長選挙マニフェストに「区政の重要事項は、住民投票に図り直接民主主義を取り入れる」と謳いました。その住民投票の意義を深く知りたいという思い。
→法科大学院で、住民投票には限界があるがやはり有効な手段であることを学びました。
*中央区議会会議規則「第百三条 委員会は、請願について審査の結果を次の区分により意見を附し、議長に報告しなければならない。一 採択すべきもの二 不採択とすべきもの」とあります。請願の審査結果は、「採択」か、「不採択」の区分しか存在しないにも関わらず、今回第三回定例会で「趣旨採択」なるものがされたが、この妥当性を知りたいという思い。
→採択、不採択のどちらかしかない。趣旨採択は、不採択でないのであるから、採択に他ならない。
*日本国憲法を遵守し、日本が戦争の道をたどることのないよう努めるとともに、まだまだ、世界各地の紛争やその火種は絶えない中、それらを鎮め、調整する仲介役を日本は、将来、役割として担っていくことが出来る、担っていくべきであると信じています。そのためにも日本国憲法の理解を深めたいという思い。
→芦部先生の『憲法』をテキストに、憲法学という学問のおもしろさを学びました。なんとか、国際公法も学びたいところです。
内閣総理大臣さえ、憲法学を理解されていないようですが、そして、右左を抜きにしても、国民ひとりひとりが憲法学を基礎の知識として持つことが大事なことだと考えています。
*「個人情報保護」と「情報公開」をクリアにすることができるための理解を深めたいという思い。
→いずれの情報もとても大事。情報公開だけでなく、情報公開が機能するためには、公文書の管理に関する条例も整備する必要がある。情報公開でやむをえず非公開にした場合にも、20年30年先には、公開をする規定を情報公開条例の条文に盛り込むことで、恣意的な非公開の運用をしていないことの説明責任を果たす手法が有効であることも知ることができました。
*まちづくりの情報が区民に開かれたものにするための制度づくりや住民参加の制度づくり、それらを担保する法のありかたの理解を深めたいという思い。
→住民参加を条例で約束することができます。行政訴訟法、行政不服審査法、行政手続法など使うことで有効に対応していくことができると思いました。
*「やらせ」「ねつ造」など、社会の不正義を正す法のあり方の理解を深めたい思い。
→刑法学、刑事訴訟法、経済刑法など刑事事件法の考え方が最終的に不正義を正す担保として存在する。しかし、適正手続をとることが重要です。
*裁判員制度は、日本のシチズンシップを発展させてくれるであろうという思い。
→その通りである。ただし、裁判員裁判の難しさも存在します。
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/c6bee36fa4bae7e5d469b9ef6568d48b
以上。
最後に、ひとこと。
「法はひとを守るために存在する。」
私の確信が、さらに強くなりました。
〇3月8日(日) 午前10時半~ 中央区月島3丁目 こども元気クリニック・病児保育室03-5547-1191急病対応致します。
ただし、地元での消防・防災の訓練に、消防団員として参加するため、時間が変則的になりますこと、どうかご了承願います。
現在、咳・鼻水の風邪が流行っています。
次に、お腹にくる嘔吐下痢のお風邪です。
インフルエンザは、まだ、発症はみられますが(B型多め)、だいぶんやわらいで参りました。
花粉症のかたも、増えています。
体調崩されておられませんか?
おとなも、こどもの風邪をもらいます。
そのような場合、お子さんとご一緒に、親御さんも診察いたしますので、お気軽にお声掛けください。
〇なおったお子さんには、日曜日に、インフルエンザ治癒証明などの登園許可証も記載します。
翌日、月曜日朝一番から登園できますように、ご利用ください。
〇合わせて、平日なかなか時間が作れない場合でも、休日も、予防接種を実施いたしますので、ご利用ください。
3月31日が予防接種の公費負担の期限である場合もありますので、ご確認をお願いします。
お大事に。
こども元気クリニック・病児保育室
小坂和輝
中央区月島3-30-3
電話 03-5547-1191
お会いする前に、再読。「石に泳ぐ魚」事件、最高裁判例H14.9.24。
****************************
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/093/076093_hanrei.pdf
主 文 本件上告を棄却する。
上告費用は上告人らの負担とする。
理 由
上告代理人岡田宰,同舟木亮一,同復代理人広津佳子の上告理由及び上告受理申 立て理由第3について
1 本件は,原審控訴人D(以下「D」という。)が執筆し,上告人A1(以下 「上告人A1」という。)が編集兼発行者となって上告人株式会社A2社(以下「 上告人A2社」という。)が発行した雑誌において公表された小説「E」によって 名誉を毀損され,プライバシー及び名誉感情を侵害されたとする被上告人が,D及 び上告人らに対して慰謝料の支払を求めるとともに,D及び上告人A2社に対し, 同小説の出版等の差止めを求めるなどしている事案である。原審が適法に確定した 事実関係の概要は,次のとおりである。
(1) 被上告人は,昭和44年に東京都で生まれた韓国籍の女性であり,同55 年以降韓国に居住してきたが,韓国ソウル市内のF大学を卒業した後の平成5年に 来日し,G大学の大学院に在籍していた。被上告人は,幼少時に血管奇形に属する 静脈性血管腫にり患し,幼少時からの多数回にわたる手術にもかかわらず完治の見 込みはなく,その血管奇形が外ぼうに現れている。また,被上告人の父は,日本国 内の大学の国際政治学の教授であったが,昭和49年に講演先の韓国においてスパ イ容疑で逮捕され,同53年まで投獄された。 Dは,昭和43年生まれの著名な劇作家,小説家であり,平成9年にはH賞を受 賞するなどしている。 被上告人とDは,平成4年8月にDが訪韓した際に知り合い,交友関係を持つよ うになり,Dが日本に帰国した後も手紙等のやり取りをしていた。
-1 -
(2) Dは,「E」と題する小説(以下「本件小説」という。)を執筆し,これ を,上告人A1が編集兼発行者で,上告人A2社が発行する雑誌「I」平成6年9 月号において公表した。本件小説には,被上告人をモデルとする「J」なる人物が 全編にわたって登場する。本件小説中の「J」は,小学校5年生まで日本に居住し ていた日本生まれの韓国籍の女性で,被上告人が卒業した韓国ソウル市内のF大学 を卒業し,被上告人が在籍しているG大学の大学院に在籍して被上告人の専攻と同 一の学科を専攻しており,その顔面に完治の見込みのない腫瘍がある。また,「J」 の父は,日本国内の大学の国際政治学の教授をしていたが,講演先の韓国でスパイ 容疑により逮捕された経歴を持っていることなど,「J」には被上告人と一致する 特徴等が与えられている。一方で,本件小説中において,「J」が高額の寄附を募 る問題のあるかのような団体として記載されている新興宗教に入信したとの虚構の 事実が述べられている。さらに,本件小説中において,「J」の顔面の腫瘍につき ,通常人が嫌う生物や原形を残さない水死体の顔などに例えて描写するなど,異様 なもの,悲劇的なもの,気味の悪いものなどと受け取られるか烈な表現がされてい る。
(3) 被上告人は,上記雑誌において本件小説が公表されたことを知ってこれを 読むまで,Dが被上告人をモデルとした人物が登場する本件小説を執筆していたこ とを知らず,また,本件小説の公表を知った後も,Dに対し,本件小説の公表を承 諾したことはなかった。 被上告人は,本件小説を読み,本件小説に登場する「J」が自分をモデルとして いることを知るとともに,Dを信頼して話した私的な事柄が本件小説中に多く記述 されていること等に激しい憤りを感じ,これにより,自分がこれまでの人生で形成 してきた人格がすべて否定されたような衝撃を覚えた。
(4) 上告人A2社は,本件小説の日本語版の販売等を行う権利を有している。
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2 以上の事実関係の下で,原審は,次のとおり判断し,D,上告人A2社及び 上告人A1に対して100万円の慰謝料並びにこれに対する遅延損害金の連帯支払 を命じ,また,D及び上告人A2社らに対し,本件小説の出版等の差止めを命じる べきものであるなどとした。
(1) 本件小説中の「J」と被上告人とは容易に同定可能であり,本件小説の公 表により,被上告人の名誉が毀損され,プライバシー及び名誉感情が侵害されたも のと認められる。
(2) 本件小説の公表により,被上告人は精神的苦痛を被ったものと認められ, その賠償額は,1審判決が肯認し,被上告人が不服を申し立てていない金額である 100万円を下回るものではないと認められる。D及び上告人らは,被上告人に対 し,連帯して100万円及びこれに対する遅延損害金の支払義務がある。
(3) 人格的価値を侵害された者は,人格権に基づき,加害者に対し,現に行わ れている侵害行為を排除し,又は将来生ずべき侵害を予防するため,侵害行為の差 止めを求めることができるものと解するのが相当である。どのような場合に侵害行 為の差止めが認められるかは,侵害行為の対象となった人物の社会的地位や侵害行 為の性質に留意しつつ,予想される侵害行為によって受ける被害者側の不利益と侵 害行為を差し止めることによって受ける侵害者側の不利益とを比較衡量して決すべ きである。そして,侵害行為が明らかに予想され,その侵害行為によって被害者が 重大な損失を受けるおそれがあり,かつ,その回復を事後に図るのが不可能ないし 著しく困難になると認められるときは侵害行為の差止めを肯認すべきである。 被上告人は,大学院生にすぎず公的立場にある者ではなく,また,本件小説にお いて問題とされている表現内容は,公共の利害に関する事項でもない。さらに,本 件小説の出版等がされれば,被上告人の精神的苦痛が倍加され,被上告人が平穏な 日常生活や社会生活を送ることが困難となるおそれがある。そして,本件小説を読
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む者が新たに加わるごとに,被上告人の精神的苦痛が増加し,被上告人の平穏な日 常生活が害される可能性も増大するもので,出版等による公表を差し止める必要性 は極めて大きい。 以上によれば,被上告人のD及び上告人A2社らに対する本件小説の出版等の差 止め請求は肯認されるべきである。
3 【要旨】原審の確定した事実関係によれば,公共の利益に係わらない被上告 人のプライバシーにわたる事項を表現内容に含む本件小説の公表により公的立場に ない被上告人の名誉,プライバシー,名誉感情が侵害されたものであって,本件小 説の出版等により被上告人に重大で回復困難な損害を被らせるおそれがあるという べきである。したがって,人格権としての名誉権等に基づく被上告人の各請求を認 容した判断に違法はなく,この判断が憲法21条1項に違反するものでないことは ,当裁判所の判例(最高裁昭和41年(あ)第2472号同44年6月25日大法 廷判決・刑集23巻7号975頁,最高裁昭和56年(オ)第609号同61年6 月11日大法廷判決・民集40巻4号872頁)の趣旨に照らして明らかである。 論旨はいずれも採用することができない。 よって,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり判決する。
(裁判長裁判官 上田豊三 裁判官 金谷利廣 裁判官 奥田昌道 裁判官 濱田 邦夫)
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前のブログの記事を掲載するために、持ち歩いていた今日の東京新聞。
偶然目に留まったのですが、こっちの記事の方が、実は、皆さんと共有したく思っています。
小児科医として、このように頑張るお母さんに、私は、毎日、毎日お会いしています(もちろん、お父さんもだけど…)。
お母さんに感謝。
今朝の東京新聞に、中央区長選挙の動向の記事が掲載されていました。
区民にとって、本当にこのままでよいのか、問題意識をもつ者のひとりです。