「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

子どもは地域の宝。子どもの声の代弁者、小児科医としてのやむにやまれぬ思い~教育に優先するまちづくりなどない~

2019-04-03 23:00:00 | 公約2019
 子どもは、地域の宝。そして、子どもが地域の宝なら、母親もまた地域の宝。この宝を守りたい。地域の力で守っていきたい。

 小児科医である私は、子どもの健康を守るのが仕事です。それは、風邪を治すこと、病気を治すことだけではありません。目の前で起きている子育て環境の悪化を食い止めることも仕事と考えます。

 40歳で区議の負託を受け区政に参画し2期(44歳区長選後ロースクールを卒業し区議に復帰)を終える今、解決せねばならない区政の課題が山積していると考えます。

 例えば、私は、区の病児保育の原型を作り18年経ちましたが、親御さんが会社を休みその子を看病することを温かく支える社会到来まではまだまだ先が遠いです。
 在宅で痰の吸引や胃瘻から栄養注入を要する医療的ケア児(18歳未満22人)の親は、まとまった睡眠もとれず、キャリアも犠牲にされたままです。
 障がいのある方々(愛の手帳交付者427人、特別支援教育を受ける児童生徒255人)の親亡き後の自立を支える形が不透明です。
 児童虐待相談は124件あり、児童相談所の設置も急がれます。
 問診の結果、産後うつ病が考えられる母親172人(10.8%)。
 いじめは小中合わせ119件発生、不登校は71人。
 区内保育事業者での死亡事例が3年で3件(病気含む)。
 工事車両による児童の青信号での重症交通事故が昨年9月に発生。
 児童急増により月島第一小学校校庭への増築が強いられる予測があるにもかかわらず、再開発の規模の適正化が顧みられません。教育に優先するまちづくりなどありえません。

 区議として区政を知るほどに、子どもの育つ環境が前進どころか後退しているのではないかと思わざるをえず、小児科医としてのやむにやまれぬ思いから、正直申し上げて、今回区長選出馬も真剣に検討を致しました。悩み抜いた末、二元代表制のもう一つの道である区議として引き続きそれら課題の解決を図る選択を致しました。

 子どもの声の代弁者、小児科医師として子どもが健やかに育つ環境を、ひいては大人の皆様が健康で働き住み続けられる中央区を目指し3期目に臨む所存です。

平成31年4月
令和元年を目前にして

小児科医(医学博士・法務博士)
中央区議会議員

小坂和輝
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4月2日、『中央区長選挙・中央区議会議員選挙立候補予定者公開討論会』、公開の場で、議論をすることの大切さ。

2019-04-02 23:00:00 | 公約2019

 4月2日は、地域で活動されている方々や団体が、『中央区長選挙・中央区議会議員選挙立候補予定者公開討論会』を開催し、私も中央区議会議員立候補予定者として登壇致しました。

 会場内からも、自由闊達なるご質問・ご意見をいただき、また、指定発言者からも厳しいご意見・ご指摘をいただき、たいへん勉強になるよい機会となりました。

 区長候補・区議候補の政党や所属の異なる4陣営が公開で議論するような場は、なかなかないと考えます。

 開催を支えて下さった地域の皆様、本当にありがとうございました。

 区政の問題点を再認識致したところであり、完全無所属の手作り選挙ではありますが、なんとか勝ち抜き、それらを今後とも区政へ反映をさせて参る所存です。もちろん、結果のいかんにかかわらず、反映をさせる所存です。

 頂いたご意見・ご指摘の例(順不同)

〇まちに間知があるか(間、空間、時間、友達間、…)

〇国連SDGsにおけるまちづくりに「住み続けられること」があるができているか、住民参加でまちづくりがなされているか

〇人口の急激な増加に対し、病床、病院が足りているというのか

〇認知能力だけでなく、非認知能力をたかめるべきバランスのとれた教育がなされているのか

〇容積率を上げることだけに終始すると、次の建物の更新ができないのではないか

〇まちづくりの情報は、区民に届けられているのか

〇パーソナリズム・個々への対応は

〇外国人労働者の受け入れ環境は整っているか

〇晴海の交通不便地域の解消法は。
 
など


**********当日の私の配布した討議資料*********

 

 




 
 
 
 
 

子どもの権利条例の例:

 
 

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