北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

生涯学習としてのe-tax

2012-03-06 23:45:20 | Weblog
 この週末からe-taxでの確定申告に挑戦中。

 サラリーマンだから確定申告など普通はいらないのですが、昨年一年間の医療費が所定の額を超えたので確定申告で還付してもらおうというのです。

 実は私自身、e-taxによる確定申告はやはり医療費還付で一昨年にも一度トライしたことがありました。

 準備のために、ICカードリーダーを買って、市役所へ行って住基カードを取って、道具ぞろえは完ぺきだったのですが、ネット上でのアクセスで最後の入力ができなくて敢無く白旗を上げて、このときは職場の近くの税務サービスコーナーで手続きを済ませたのでした。

 今回は、前回のリベンジとして何としてもネットでの確定申告を成功させるのが目標です。



    ※     ※     ※     ※     ※


 【まずはカードリーダーが必要】


 ネット上での電子申請はなんといっても準備がとても大変。まずはカードリーダーのセットですが、前回購入したカードリーダーは、windowsXPまでしか対応しておらず、今回パソコンを替えて新しくしたためにOSがwindows7になっていて付属のCDではインストールができません。

 仕方がなくリーダーのメーカーのサイトへ行って、最新のドライバーをダウンロードすることにしましたがなかなかドライバを探せなくて苦労しました。

 なんとかドライバーは入手したものの、やはりうまくカードリーダーと通信ができません。

 良く調べると、PC/SCアクティベーターというソフトを入れ忘れていたのが原因でした。そういうちょっとしたことに気が付かないと機械は正確に動いてはくれません。

 次に、既に釧路市役所で取得していた住基カードを取り出してカードリーダーで認識させることを試みました。

 ところが登録していたパスワードの大文字小文字を間違えて入力していて、これもうまくいきません。

 失敗回数が規定を超えたために、『このカードは使えなくなりました』という表示が出て再び敢無く白旗。むむむ…


 【住基カードを持ちましょう】


 
 仕方がないので翌日に市役所へ行ってパスワードの再設定をしてきました。とりあえず無料で処理してくれるのですが、なんとも面倒くさいことになりました。

 さて、パスワードを再設定した住基カードを読ませてみると、とりあえず機械がカードを認識して、公的認証サービスに入れるところまではたどりつきました。

 登山の準備に疲れ果てた心境です。


    ※     ※     ※     ※     ※

 
 さて、あとは確定申告書を作って送信するだけですが、私自身は確定申告をして税金が返ってくることを期待するよりも、e-taxというネットサービスを、本当に自分が利用できるのか、という生涯学習的実践として挑戦をしてみています。

 できる人には当たり前で易しいことでも、できない人間は何度も何度も失敗をして、正しいやり方を一歩一歩探り当てなくてはなりません。

 一応はネットには詳しいと自認している自分ですらこんなに苦労するのだから、お年寄りではまず無理だろうな、と思ったり、自分がさんざん間違えて苦労しておけば誰かに教えてあげることだってできるかもしれない、とも思います。

 生涯学習のいくつかの目的のうちの一つは、「現代社会についてゆくための生涯学習」というものです。

 ネットの世界は明らかにこの現代社会のテクノロジーなわけですから、まずはこれについてゆきたいこと。

 そしてもう一つは、自分が払っている税金の現実を理解するには確定申告をしてみるのが一番だという思いです。

 前回もやってみて、初めて税金算出の考え方が分かり興味深い思いがしたものです。

 さて、なんとかカードの接続までは確認できたので、明日以降最後までうまくいくように頑張ってみます。

 生涯学習の実践は脳が焼ける思いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする