北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

2月議会も終盤

2012-03-16 23:46:23 | Weblog
 今日は2月定例議会の委員会採決の日。

 かねてより懸案だった、MOOのフィットネスセンターの廃止条例の問題は、経済建設常任委員会において賛成多数となったとの報告を受けました。

 前回は廃止に反対の立場をとった会派の一部から賛同を得られた模様で、これであとは本会議での採決を待つばかりです。

 様々な紆余曲折はありましたが、現在の利用者に対する激変緩和策や、市長自らが利用者と再三にわたって意見交換をした姿勢も評価されたのでしょうか。

 利用者団体の理解となると必ずしも得られたわけではありませんが、こればかりは相手のある話で、こちら側としては自らがコントロールできる事柄を誠実に行うばかりです。

 議論の中では、「条例案に対するパブリックコメントについて、市民から寄せられたものはほとんどが反対であったにも関わらずそれを斟酌しないのは問題だ。意味のないパブリックコメント制度などやめてしまってはどうか」という意見もありましたが、これはやや行き過ぎた意見だと思いました。

 パブリックコメントは市民投票のように賛否の意思を問うものではなく、あくまでも市民からの意見をいただく機会として用意しているものです。
 
 そういう意味で、意見を開陳する機会は常に大切であり、それが結果に反映されないことから意味がないとするのはやや暴論に近かったと思います。

 しかしながら議会議論を通じて、大所高所から様々なご意見をいただくことができました。

 個別の意見に対しては意に沿わない結論にしかならなかったこともあったかと思いますが、議会議論を今後の市政運営に活かしていきたいと思います。


 
    ※     ※     ※     ※     ※



 多くの議論を呼んだフィットネスセンターの廃止問題でしたが、当方として反省すべきだったのはやはり普段からの施設の経営状況などの情報提供を怠っていたということです。

 新年度からは公有資産マネジメントという取り組みを進めて、市が保有する建築施設を中心に管理の現状をつぶさに情報提供して市民の関心と議論を招きたいものです。

 
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 かつて市議会議長まで経験した現職市議の宮下健吉さんが亡くなられて、昨夜の通夜、本日の告別式と参列してきました。

 「釧路の元気は水産の元気」というキャッチフレーズで釧路の水産業界を牽引されてきた功績に改めて敬意と感謝を申し上げます。

 享年67歳、一昨年私が着任してからも豪快な笑い声とともに良くご指導をいただきました。まだまだ釧路の水産を引っ張っていただきたかったと残念でなりません。

 弔辞では故人と早稲田大学の同期であるスポーツライターの伊藤龍治さんが、故人と男子フィギュア選手の小塚崇彦さんとの交流を紹介してくれました。

 小塚崇彦さんはお父さんもフィギュアスケートのオリンピック選手であり、このお父さんと故宮下さんが大学の同期という関係なのだそう。

 小塚崇彦さんのことを生前、「実に好青年だ」と褒めていたということで、この交流を伊藤さんご自身のブログで紹介されています。題して「小塚崇彦スタイル」です。

【伊藤龍治さんのウェブサイト3月9日版】 http://bit.ly/FPKclq 


 重ねて個人のご冥福をお祈り申し上げます。
 
コメント
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