今日からいよいよ釧路を舞台にした映画「僕等がいた」が公開されました。
なんとしても公開初日は見ておかなくては、と思い昨日から釧路へ来ている妻とともに、朝九時に映画館に到着。
しかし9時20分開始の公開一本目は、スクリーンが小さいこともあって既にほぼ満席です。
条件の良い席で見たいと思って、二本目の10時開始上映の指定席チケットを取っていよいよ映画が始まりました。
私自身はすでに試写会で一度見ているものの、二度目だからこそ気づくポイントも多くてそれなりに楽しめたのですが、二度目にしてなお悲しいシーンではホロリと涙が落ちます。
このあたりは三木孝浩監督の腕のなせる業と言えるでしょう。
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すでに「僕等がいた」の市内ロケ地マップが様々な形で出回っていますが、地元住民としては市内の風景を知っているだけに、却って「あ、これはあそこだ」とか「おお、これは泉屋さんの二階ではないか」などとロケ地を頭に描きすぎてストーリーを素直に楽しめないところもありました。
まずは素直に主人公二人の恋の行方を追うのが良いと思います。
主人公の高橋七美役を演じる吉高由里子さんは、今若い女性にも大人気という女優さんだけあって、実に魅力的な演技をしています。
失礼ながら、どこから見ても美人というよりは可愛さを感じさせる演技で、実はモテる女の子を演じています。
生田斗真さんの方は、この歳で17歳の高校生役はちょっとつらいだろうというところが時々出てきますが、そこさえ気にしなければ、女子の人気者という役どころをうまく抑えています。
釧路の町がこんなにきれいだったかな、という風に写してくれている映画「僕等がいた~前篇」は今日から一般公開。
釧路っ子はもちろん、釧路っ子ならずともこの永遠のラブストーリーを劇場でお楽しみください。