北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

お歳暮には釧路の産物を

2012-12-09 22:00:32 | Weblog
 師走に入り今年もあとわずかとなった。

 というわけで、お世話になった方たちへ一年のご愛顧に感謝しつつお歳暮をお送りする季節である。

 今年は釧路の産物を送ろうと思って、市役所産業振興担当に釧路の産物の詰め合わせができないか、と訊いてみた。

 「もちろんできますよ」というのでセットを作ってもらった。

 最初は静岡の友人へのししゃも詰め合わせセットだが、もう昨日に届いたようで、「本物のししゃもって初めてなんです~!」という電話がかかってきた。

 ししゃもって、「ノルウェーししゃも」などといって、似た魚が売られているが、『ししゃもという魚は日本の、しかも北海道の襟裳岬と道東沿岸にかけての地域だけで獲れる固有の魚だということは覚えておいて欲しいものだ。



 【どうです、このししゃもの山!】



   ◆   


 お次はその昔、子供たちがお世話になった恩人へのセット。

 釧路ブランドといえばししゃもとトキシラズ。ししゃもはシーズンだがトキシラズは春が旬なのでこちらは冷凍保存されたパックでお願いした。

 ししゃもとトキシラズに近海の加工品をちょいと加えた道東の味覚の詰め合わせセットのできあがり。

 いいんじゃないかな。



 【釧路ブランドセットですね】



   ◆   



 さて最後は釧路は魚だけじゃないという詰め合わせ。

 加工品の昆布づくしだが、お正月も近いことだしこの季節にぴったりじゃないだろうか。

 東部漁協名産の「昆布巻」は、釧路産の肉厚な厚葉昆布を使用して、地元で水揚げされたサケやサンマを1本1本手で巻いた「浜のかあさん手造りの味」として人気を博している。

 これもまた釧路の味覚をお届けできるだろう。



 【実は釧路の昆布も名産品なのです】



   ◆   ◆   ◆



 地元の産物はいくらモノが良くても実際に食べてみてもらわなくては本当の美味しさや価値は分かってもらえないものだ。

 お歳暮はもちろん、様々な機会に地元の産物を送るようにしたい。

 これは地域の誇りであると同時に域内循環の経済振興でもある。

 口でいくら振興を叫ぶよりもまずは行動に移そうではないか。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする