
いよいよ昨日から年賀状の作成。
まずは住所録のチェックだが、この歳になるとそろそろ知人たちも家が固定してくる。
単身赴任で転勤していても帰省先はいつも一緒なので住所録を整理するのもそれほど手間がかからなくなるので助かる。
年賀状を出す出さないの判断も迷うところだが、過去二回こちらから出しても返事がもらえていないような方はもういいかな、という感じ。
お互いに形式的なやり取りならスパッと決断するのも人生を身軽に過ごすコツだろう。
住所録も普段から整備しておくと楽なのだが、つい年に一度になってしまうなあ。
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年賀状ソフトも最近は使い勝手が良くて、喪中ハガキの型を除いた形で年賀状を送る相手を抽出する。
印刷をしたら印刷した方にはその印がつくようにもなっており、プリンターも正確無比で極めて淡々と仕事をしてくれて、350枚くらいの印刷なら2時間くらいで終わる。
文面も余計なこだわりはやめて、毎回同じフォームを使って写真と文章だけをちょいと新しくすることに決めればこれもあまり悩む必要はない。
文面を決めたらこちらの印刷もせいぜい2時間というわけで、合計で5時間くらいあれば年賀状の印刷はもうできあがり。
最近のプリンターの性能というのは実に大したものだ。
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問題はここからの一筆添えだが、ここからは一人一人の顔を頭に浮かべながら地道に書いてゆくしかない。
そんななか、今晩家に帰ってきたら郵便受けに喪中のハガキが入っていた。
印刷を終えてしまっている一人だったのでちょっと残念だが、歩留まりを覚悟の上で作業を早めているのだから仕方がない。
メールでの年賀の挨拶というのもだいぶ一般的になってきたが、年に一度くらいは相手の顔をちゃんと思い出す時間を持つくらいの余裕があった方が良い。
お金はかかるが、つまりは国内需要ということで、これで経済が回っているという想像力がちょっとくらいあっても良いだろう。
残り少ない今年を大切に。