大学時代を共に札幌で過ごした友人が、年度末の休暇を利用して赴任先のタイから遊びに来ました。
在札の同期で集まろうということで、札幌駅近くで5人で歓迎飲み会を開催。共に歳を取っているので、違和感は感じず楽しいひと時でした。
タイは反体制派によるデモなど政情不安が気になりますが、実際には互いが裏で糸を引きあっているような部分もあって、一方的な治安悪化というほどではないそう。
「でも日本人には、デモには近づかないように、という注意は回っているよ」とのこと。
ときどき反体制派が、数百メートル遠くへ打ち込めるランチャーを使って手りゅう弾を人混みに投げ込むようなことがあり、運悪く子供が死んだりする事件はあるそうで、やはり日本とは違うなあ、ということを感じます。
タイは、これから乾季で夏めがけて暑くなり、逆に夏になると雨季になるので少しは気温が下がるのだそう。
「観光シーズンだったら、11月とか12月くらいが気候が良いよ。それに今はタイから新千歳空港に毎日飛行機が飛んでいるでしょ。便利になったんだから是非いるうちに来てよ」
こういう機会はうまく使いたいものですねえ。
◆ ◆ ◆
「タイ観光ならどういうところがお勧めなの?」
「そうだね、やはりアユタヤ遺跡は見ておいた方がいいし、仏教寺院や王宮なんかも見どころだよ。チェンマイまで足が伸びれば、そこにもまた仏教寺院なんかも多いよ」
【タイ国政府観光庁ホームページより アユタヤ】
「食べ物はなんとなく口に合いそうなイメージだけどどう?」
「暑いところなので、基本的に辛い味付けだよ。それもハーブや香辛料などをどんどん足して足して足していくって感じ。そして最後に辛さを中和するのに砂糖をいれるので、辛甘い変な感じになるね。でもお店を選べばトムヤムクンなんか美味しいところはあるよ」
「日本人でも安心だよね?」
「最近バンコクに"つぼ八"ができて日本人は馴染みがありそうなんだけど、行ってみるとちょっと高級なメニューのような感じで、日本の安い居酒屋というイメージとはちょっと違うかもね(笑)」
うーん、話を聞けば聞くほど一度は行ってみたくなりました。
友達がいれば現地の情報も信頼度は高いですしね。
微笑みの国、タイをよろしく。