この春に公務員生活を終えた先輩諸氏から続々と挨拶状が届いています。
怖かった先輩もいれば可愛がってくれた人もいて、十人十色ですが、ハガキを受け取って名前を見れば、顔が浮かんでお世話になった日々を思い出す今日この頃です。
あっさりと型通りのハガキを送って来る方もいれば、延々とご自身の経験を葉書一杯に綴って、思い出の山にしてくる方もいます。
そんななか、ある方からは葉書の末尾にこう書き添えられていました。
「何かあったらいかん、という社会的責任から解放されて安心した瞬間に、スピードオーバーで警察のお世話になりました。以前なら翌日にでもすぐに職場の上司に報告をしなくてはならないところですが、今回は『ご職業は?』という質問に対して自信を持って『無職です』と答えました(笑)」
たしかに、いろいろな制約も当たり前に考えてきましたが、公務員でないということで義務から解放されて、いろいろな自由が手に入るのかもしれません。
それにしても先輩、自由だからと言ってあまり過激な冒険はお控えください。
もう若くはないのですから。