(昨夜はネット環境のないところにいたので今日二日分アップします)
道南の旅二日目は、函館から松前経由で八雲へ。
函館市内をうろついているうちに桜が咲いている公園の脇を通りました。地図を見ると「函館公園」とあります。ちょいと桜を目当てに近くの駐車場に車を止めて公園の中を散策してみました。
函館市立博物館という看板が見えたので喜んで行ってみましたが、今日は休館日。そうか、今日は月曜日なんですね。ちょっとがっかりでした。
さて、函館公園の中には「こどもの国」という遊園地エリアがあります。見ると「いまどきこんな乗り物に乗って子供は喜ぶのか?」と思うようなレトロな乗り物が今でも現役で稼働しています。
でも他と比較さえしなければ、目の前にある乗り物はそれだけでワクワクするのかもしれません。
なかでもここにある観覧車は、「日本で一番古い観覧車」なのだそう。
操作していたお嬢さんに「一体いつできた観覧車なの?」と訊いてみましたが、残念ながらその子は知らなくて、「すみません、でもとても古い白黒写真が残っていると聞きました」とのこと。
最新のものを追い求めなくても子供たちは幸せそう。遊んでいる子供たちの心からの笑顔が印象的でした。
【日本最古の観覧車(昭和25年製らしい)
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次に向かったのは松前町の松前城。
お城の真ん前には松前町の桜開花標準木があって三分咲き。松前城は昨日桜が開花したそうです。
お城の中のオオヤマザクラはもうほぼ満開でしたし、GWの後半は桜満開の風景が見られることでしょう。
さて、かつて日本海側の港を舞台に、行く先々で現地の産物を積みこんでは次で売るという徹底した地域間交易で莫大な富を稼いだ北前船と、その恩恵で栄えた松前藩。
松前城は通称で、本当は福山城といいます。
三層の楼が作られたのはもう幕末に近いころでしたが、北海道唯一の日本の城郭です。
白い壁と桜は合いますね。松前の桜はもう見頃です。