帰りしなに大通り地下歩道を歩いていると、ちょうど『パ酒ポート』のイベントが行われていました。
パ酒ポートとは、道内の酒造所を巡るスタンプラリーを行う企画で、今回は22カ所の酒蔵やワイナリー、ビール工場、お酒資料館などが参加しています。
パ酒ポートは一冊5百円+税で540円。これをパスポートに見立てて、参加した酒蔵へ行くと様々なサービスや特典があります。そしてここでスタンプを押し、三か所以上巡ったら添付のハガキに確認スタンプを押してもらって抽選に応募ができるというもの。
三個以上で応募はできるのですが、七個以上、十四個以上、完全制覇でそれぞれ当たる商品がだんだんグレードアップしてゆくので、こうなると高額商品もさることながら、ついつい全箇所制覇をしたくなるのが人情。
そしてそれが道内をめぐることで地域の活性化に繋がるというわけです。
これまで道の駅スタンプラリーがよく知られていましたが、パ酒ポートは道内のお酒に着目した大人のスタンプラリーなのです。
なるほどこうやって一枚の地図で見ると、日本酒からワイン、ビール、ウィスキーと道内にはそれなりの銘酒が数多いことが分かります。
とはいいながら、残念なことに今回は釧路の福司酒造、根室の臼井勝三郎商店、金滴酒造などいくつかの銘蔵が参加されていないので、ここはちゃんと説明書きを読んで注意深く回りたいもの。
もちろん飲酒運転は厳禁です。ドライバーは試飲もせず、お宿か自宅で楽しんでください。
さてパ酒ポート、今年の道内の夏の周遊観光の目玉になってほしいものです。