北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

大人の遊びはこうでなくては、ね

2014-06-22 20:41:15 | Weblog

 朝起きた支笏湖畔は快晴。気温もぐんぐん上がる絶好の行楽日和です。

 今日は昨夜キャンプした仲間たちによる、『ワンフライフェスタ』。たった一つのフライを使うことだけが決まりで、フライを木に引っかけてもダメだし、魚に糸を切られてもダメというなかで、どれだけ魚を釣れるかを競うゲームなのです。

 参加者は、釣れた魚の魚種と大きさを自己申告するという紳士的なルールですが、魚種は限定されていて、ニジマス、イワナ(アメマス)、ヤマベとされ、雑魚扱いのウグイはダメ。

 昨年参加した時は、釣れたウグイを喜び勇んで報告したところ、『残念、ウグイはダメでした』と言われて悲しい思いをしたものです(笑)。

 
       ◆   


 参加者は湖に出たり、近くを流れる美笛川を遡上したりと思い思いに散らばって行きました。

 私たちは美笛川へ出ることにして、やはり大きめのフライで少し流れのありそうな所へポンポン入れながら移動してゆきます。

 昨日一匹だけ釣り上げたことで、少しは釣りの調子も揚がることを期待していましたが、割と流れのあるところでニジマスを一匹ゲット。

 サイズは17センチと小振りですが、ニジマスらしい暴れっぷりが嬉しいところ。

 久々に暖かい日になったせいかその後も反応は良くて、結構フライに食いついてくれるのですが、なかなかフィニッシュまでは行きません。

 ようやく釣り上げた二匹目のニジマスも同じく17センチでしたが、楽しい釣りになりました。


       ◆ 

 楽しいキャンプも終わりに近づいたところで、仲間の一人から提案が一つ。

「みなさん、釣りの時は背中にネットを背負っていきますよね。釣りから帰ってくるときはどうかそのネットを空のままではなく、川辺のゴミを拾って帰りませんか。北海道ならまだ釣り人がその気になって拾って来れば維持できるくらいの量です。残念ながら関東から行ける川ではマナーの悪い釣り人が多すぎてそのレベルを超えています。今からの釣りで北海道の釣り環境を守りましょう」

 もちろん参加者全員で賛同です。

 次回からは背中のネットにはゴミを入れて帰ってくることにします。遊びを提供してくれるフィールドへのリスペクトと恩返し。大人の遊びはこうでなくては、ね。

 
 
 一番上の写真は朝三時の星空。下弦の月がとても綺麗でした。

コメント
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