北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

月末に豊富町へ行くことに

2014-06-07 22:07:52 | Weblog

 以前から道北の豊富町の知人から「一度まちづくりについてお話をしてくれませんか」と依頼を受けていたのですが、6月末あたりに行く方向で調整をしています。

 豊富町には「アトピーなどの皮膚疾患への絶大な効果がある」として有名は豊富温泉があり、そうした背景から、宿泊、湯治、長期滞在を経て豊富温泉へ移住した患者さんが近年増えているのだそう。

 しかもそうやって移住してきた方には二十代~四十代の比較的若い方が多く、そうした人との繋がりの中で新しいまちづくりの芽が出始めているのだとか。

 しかし役場や古くからいる人たちとの連携には課題も多く、余所から来た人たちの熱い思いがエネルギーとしてあるにもかかわらず、地域として同じベクトルに向かって地域や人の資源をまとめあげるところまでなかなか行っていないというもどかしさがあります。

 今回はそうした若手の人たちから、「なにかヒントになるような、元気が出る様なお話を聞かせてほしい」という要請があったもので、せっかくの縁をたどってみることにしました。

 
 豊富町と言うと、3歳くらいの時に父が長期出張と言う、月曜から金曜の間勤務していたところで、ある日父に連れられて豊富へ行きながら一人で宿舎に帰る道を間違えて迷子になって泣いていた記憶があります。懐かしいやら恥ずかしいやらで、本当に久しぶりです。

 せっかく国内でも有数の特徴ある温泉を有しており、また酪農による牛乳は品質が高く、町内の豊富牛乳公社では地元で生産された牛乳を「豊富牛乳」として加工・生産していますし、またセイコーマート牛乳の生産工場として、道内のセイコーマートに販売されていることで知られています。

 さらにサロベツ原野は日本有数の湿原として多くの命を育んでいます。

 しかしこういう資源も、生業としての資源にはなってもまちづくりの資源としての利用はまだまだされていないみたいです。

 マチに暮らしている幸せとはなんなのか、そこから現地の人たちと対話をしてみたいと思います。

 少しでもお役にたてればよいのですが。
 

コメント
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