北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

楽しみながら効果絶大ダイエット

2014-06-23 23:16:35 | Weblog

 

 先週末の道央の釣り小旅行ですが、金~日の三日間で私は2kg体重が減りました。

 妻も私と同じくらい体重が減っていたと言っていたので、釣りには相当なダイエット効果があったものと思われます。

 普段なかなか体重がキログラム単位で変化することは滅多になく、たった三日で2キロの減量とは驚くべき効果ではありませんか。

 釣りはダイエットに良い、ということがなんとなく分かっていましたがその背景要因を考えてみました。

 この三日間の食生活を振り返ると、初日の金曜日は昼にホッケ定食を食べて、夜は仲間とバーベキュー。二日目は朝昼とおにぎりで、夜は仲間たちが持ち寄った料理によるパーティとなり、お酒類は自然体で飲みたいだけ飲んでいました。

 つまり、決して空腹を我慢したり飲みたいのを抑えていたりしていたわけではありません。

 それどころかお腹いっぱい食べた満足感はあったので、脳が食べたいだけは食べた上でこのダイエット量なのです。

 もちろん、釣行の際は2時間も3時間も渓流の中を歩き、おまけにフライのキャストを繰り返しているわけで、軽めではありますが全身運動の連続ではあるわけです。

 しかし釣りがダイエットに効果絶大な理由は、ただ体を動かすこととはもう少し違うところにありそうです。
 
 それは、釣りをしている間は「次のキャストには魚が出るか」とか「ちゃんと思い通りにキャストが出来ているか」などとずっと考えていて体は高いレベルの興奮状態が続いているということです。

 この興奮状態が続くと体内では神経伝達物質のアドレナリンが分泌され、これにより肝臓にエネルギーとして蓄えられているブドウ糖が血液中に放出されます。その結果、血液中の血糖値が下がらなくて空腹だというサインが脳に送られないのです。

 事実二日目のお昼は、釣りの休憩中に残っていたおにぎり一個を妻と分け合って食べただけでしたが、それでも夜まで全く空腹感は感じませんでした。

 二日目はなかなか釣れないところを再度の挑戦ということで余計に興奮していたのですが、まさにアドレナリンの効果恐るべし。

       ◆   

 さらにアドレナリンには、脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させる働きもあるのだそうで、空腹が分からなくなるだけでなく運動による脂肪燃焼効果も上がるというわけです。

 実際釣りの最中は頭の中が完全に釣り一色になっているので、空腹もトイレも喉が渇いたという気持ちもありません。しかしそれは逆にこわいことで、脱水症状になっても気がつかないということがあり、水だけは意識的に口にしないといけません。

 さて、私たちの場合はフライフィッシングでダイエット効果を大いに感じたのですが、別に釣りでなくても興奮状態が長く続くある種の運動を継続するのであればそれでも十分にダイエット効果は期待できるでしょう。

 好きなアーティストのコンサートや、山菜採りやその他のスポーツだって良いでしょう。

 頭を興奮状態に長くおけるような趣味で、余計な薬やサプリメントなど飲まず、また苦しさに耐える辛さを感じずに、幸せなダイエットを成功させてはいかがでしょう。

   
 

 

コメント
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