北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

立っているのは誰でしょう?

2014-06-21 23:22:12 | Weblog

 冒頭にクイズです。この写真で立っているのは誰でしょう?答えは文末に書いてありますよ。


      ◆  


 さて昨夜は余市町内のコテージに宿泊して、今日からは道央釣り旅行のいよいよ本番。

 午前中はまだ雲が低かったものの、静岡からの知人たちが太陽も持ってきてくれたようで、昼前から日差しが強くなってきました。久しぶりのお天道様です。

 皆で入った道央の中河川は、まだエゾハルゼミがジージーと泣いています。

 前日とは様変わりで、川面からは水生昆虫が次々と羽化していて一気にざわめき始めた感じがします。

 何組かに分かれて川に入り、それぞれに気持ちの良い渓流をえっちらおっちら川上へ向かって歩きながら、魚のいそうなポイントを狙います。

 しかしこれがなかなか釣れません。投げ入れるフライにちょっとは反応してくれるものの、すぐに逃げられてしまうし、どうもこの時期の魚の居場所がまだ良くわからないのです。

       ◆   

 昼に合流して釣果を確認し合うと、皆さん「出た出た」とご満悦。

「小松さんも今日は良かったでしょう!」
「それが…、釣れません」

「ホント…!?なんで?」

 なんとも言えない気まずい感じが漂います。

「どんなフライ使ってるの?」
「飛んでる虫に近い小さなカディスですが」

「それはだめだよー。今なんかセミとか大物をバンバン食べまくっている時期なんだから、『これでもか』ってくらいでかいフライで、流れの本流近くに勇気をもって投げ入れるんですよ。大きな虫が流れてきているときに、小さな虫なんか効率が悪くて食べようとは思わないじゃないですか」

 そうか!

「じゃあ、こんなフライはどうですか?」
「いいじゃん!これは挑戦し甲斐がありますよ」

 そう聞くともう一度チャレンジしたくなって、「じゃあみなさんとはここで別れてもう一度挑戦してきます」
「いいですね、健闘を祈ります」


       ◆  


 再チャレンジで大きな蝉のフライで再度挑戦しましたが、釣果はイワナが一匹だけ。

 言われるほどにはバコバコは釣れませんでしたが、それでも今シーズン初の魚に巡り合えてまずは良かったというところです。

 夜は支笏湖畔の美笛キャンプ場で、今度は釣りを中心にした仲間たち40人が集まってのキャンプ大会。静岡組のこちらに合流しての楽しいひと時です。

 仕事以外の大人の友達が多いのは楽しいですね。


       ◆  


 さて、冒頭のクイズの答えは、『誰でもない』が正解。ただウェイダーを乾かしているだけでした。

 下だけ写すとなんだか人がいるように見えますね。ちょっと面白かったので写してみました。

 乾いてくれないと困りますしね。

コメント
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