萩原麻里さんの『そらのこども』を読みました。
神から与えられた知識や力を、私欲のために使い始めた人間の傲慢さを嘆き悲しんだ神々が、
その一切に背を向けて新天地へと旅立ったことから、人々は神の恩恵を失った。
神が去った後、地上からは太陽の光が失われ、水や、寒さから身を守るための火など、
人々が暮らしていくために必要なものが奪われた。
また、様々な災害が大地を襲い、人々を更なる窮地へと追いやった。
そんな中、苦難の旅を乗り越え、新天地の神々の元へ許しを乞いに行った者たちがいた。
その贖罪の使徒たちに、神は最後の機会を与えた。
彼らに与えた森羅万象を司る力を守り続けること、それが最後の審判である。
この時、神が使徒たちに与えた力を『霧練り』という。
空に浮かぶ雲を引き寄せ、それで新たなものを作り上げる力である。
時は流れて、たくさんの人々に『霧練り』など夢物語だと言われるようになった時代。
それでも、たまにその能力者は現れ、ルード山脈の中にある専門学校で学んでいた。
望み、また望まずとも、この学校で学ぶことになった者たちは、悩み、迷い、時には
逃げ出したくなったりします。
細かいことは、読んだ時の楽しみに取っておきますが、
そんな彼らがそれらを乗り越えて成長する姿は、とてもいい物語だと思わせてくれました。
ただ、よくある物語だと思わせてしまいがちなところが欠点と言えば言えるかもしれません。
でも、本当にいい話なので、特に、中高校生におすすめです。
掲示板にもありますように、四十路さんのおかげで7月5日~14日までの日記を復旧することができました。
本当に、ありがとうございます。
神から与えられた知識や力を、私欲のために使い始めた人間の傲慢さを嘆き悲しんだ神々が、
その一切に背を向けて新天地へと旅立ったことから、人々は神の恩恵を失った。
神が去った後、地上からは太陽の光が失われ、水や、寒さから身を守るための火など、
人々が暮らしていくために必要なものが奪われた。
また、様々な災害が大地を襲い、人々を更なる窮地へと追いやった。
そんな中、苦難の旅を乗り越え、新天地の神々の元へ許しを乞いに行った者たちがいた。
その贖罪の使徒たちに、神は最後の機会を与えた。
彼らに与えた森羅万象を司る力を守り続けること、それが最後の審判である。
この時、神が使徒たちに与えた力を『霧練り』という。
空に浮かぶ雲を引き寄せ、それで新たなものを作り上げる力である。
時は流れて、たくさんの人々に『霧練り』など夢物語だと言われるようになった時代。
それでも、たまにその能力者は現れ、ルード山脈の中にある専門学校で学んでいた。
望み、また望まずとも、この学校で学ぶことになった者たちは、悩み、迷い、時には
逃げ出したくなったりします。
細かいことは、読んだ時の楽しみに取っておきますが、
そんな彼らがそれらを乗り越えて成長する姿は、とてもいい物語だと思わせてくれました。
ただ、よくある物語だと思わせてしまいがちなところが欠点と言えば言えるかもしれません。
でも、本当にいい話なので、特に、中高校生におすすめです。
掲示板にもありますように、四十路さんのおかげで7月5日~14日までの日記を復旧することができました。
本当に、ありがとうございます。