山本弘さんの『去年はいい年になるだろう』を読みました。
2001年9月11日、ガーディアンと名乗るロボットたちが未来からやってきて、
ワールドトレードセンターを狙うテロを未然に防ぎ、人類から全ての武器を取り上げた。
彼らの目的は、人類を守ることだという。
彼らは、一年ごとに時間を遡って、十年間そこに滞在し、多くの人々を救済しているのだそうだ。
2001年なら2011年、2002年なら2012年までという具合に。
彼らは本当に人類に恒久平和をもたらすのか?
ここには、ロボットの愚直さと、人類の愚かさが並行して描かれています。
人類は、どうしても自分とその周りの人々を愛するあまり、争いがたえなくなる生き物のようです。
山本さんは、ご自分をモデルにして、それを突きつけて下さいました。
人類は、歴史からなかなか学べないようです。
それでも、いつか平和な世界をと望んでしまうのも、愚かさゆえ、なんでしょうかねぇ。
2001年9月11日、ガーディアンと名乗るロボットたちが未来からやってきて、
ワールドトレードセンターを狙うテロを未然に防ぎ、人類から全ての武器を取り上げた。
彼らの目的は、人類を守ることだという。
彼らは、一年ごとに時間を遡って、十年間そこに滞在し、多くの人々を救済しているのだそうだ。
2001年なら2011年、2002年なら2012年までという具合に。
彼らは本当に人類に恒久平和をもたらすのか?
ここには、ロボットの愚直さと、人類の愚かさが並行して描かれています。
人類は、どうしても自分とその周りの人々を愛するあまり、争いがたえなくなる生き物のようです。
山本さんは、ご自分をモデルにして、それを突きつけて下さいました。
人類は、歴史からなかなか学べないようです。
それでも、いつか平和な世界をと望んでしまうのも、愚かさゆえ、なんでしょうかねぇ。