こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『奇面館の殺人』綾辻行人

2012-03-17 19:51:08 | 本と雑誌
奇面館の殺人 (講談社ノベルス) 奇面館の殺人 (講談社ノベルス)
価格:¥ 1,344(税込)
発売日:2012-01-06

鹿谷門実は、自分とよく似た顔をした同業者・日向京助に頼まれて、 ある集まりに日向と偽って参加することとなった。
この会合の参加者は、だいたい1949年9月3日前後生まれで、 姿形も似通ったところがあった。
さらにこの会合では、ここの主人に会う時には、仮面を被らなくてはならなかった。
そして、彼らが一晩泊まる事になったこの館は、あの中村青司の創ったものであり、 よりにもよって季節はずれの吹雪に閉ざされた時に、殺人事件が起こったのである。

主人が言っていた「表層」の意味が明らかになるときには、事件は解決していました。
それに、勘違いが重なる事で隠される事になったある事実にも、驚かされました。
二重に読者に見えなくなることがあったのですねー。
もちろん、アンフェアなことはありませんよ。
また、やられたという爽快感があり、とても面白く感じました。

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奇面館の殺人

2012-03-17 00:00:00 | 未分類
綾辻行人さん『奇面館の殺人』を読みました。

鹿谷門実は、自分とよく似た顔をした同業者・日向京助に頼まれて、
ある集まりに日向と偽って参加することとなった。
この会合の参加者は、だいたい1949年9月3日前後生まれで、
姿形も似通ったところがあった。
さらにこの会合では、ここの主人に会う時には、仮面を被らなくてはならなかった。
そして、彼らが一晩泊まる事になったこの館は、あの中村青司の創ったものであり、
よりにもよって季節はずれの吹雪に閉ざされた時に、殺人事件が起こったのである。

主人が言っていた「表層」の意味が明らかになるときには、事件は解決していました。
それに、勘違いが重なる事で隠される事になったある事実にも、驚かされました。
二重に読者に見えなくなることがあったのですねー。
もちろん、アンフェアなことはありませんよ。
また、やられたという爽快感があり、とても面白く感じました。

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