話虫干 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2012-06-07 |
馬場横町市立図書館の糸井馨は、貴重な蔵書を守るため<話虫干>をしている。
今回、夏目漱石の『こゝろ』初版本が<話虫>によって内容を変えられている。
そこで、副館長の榛さんとともにこの本に入り、内容を元通りにしようというわけだ。
果たして、話虫を捕まえられるのか?
数ページ読んで、思わず発表された時期を確認しました。
だって、あまりにも設定が竹本泉さんのコミックス『あかねこの悪魔』に似ているものですから。
そしたら、ほとんど同じ時期でした。
こんな事もあるのですね。
それにしても、結果としてはパラレルワールドにしかならないのでしょうが、『こゝろ』がこういう風にハッピーエンドに終わるとは、思いませんでした。
糸井くんの心も、いくらか軽くなったでしょうか?