蝦蟇倉市事件２

秋月涼介さん・北山猛邦さん・越谷オサムさん・桜坂洋さん・村崎友さん・米澤穂信さんによる
『蝦蟇倉市事件２』を読みました。

本当は、１から読みたかったのですが、図書館から先に来たのが２だったのです。

さて、年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという蝦蟇倉市。
あまりにも多いので、警察署も不可能犯罪係として、蝦蟇倉大学の真知教授を招いたという状況なのである。

ある高校生の謎の行動、容疑者が全員という現場、密室事件など、ここには不思議がいっぱい。
市民さえ、謎解きに夢中になってしまうという蝦蟇倉市。
ちょっとのぞいてみませんか？

内容が面白いのはもちろんのこと、個人的には、北山さんの執筆者コメントに納得するやら、笑うやら、
困ってしまいます(^^;)

おさがしの本は

門井慶喜さんの『おさがしの本は』を読みました。

Ｎ市立図書館のレファレンス・カウンターには、今日も、本探しの依頼が来る。
今日は、シンリン太郎について調べたいという女子学生に、溜息をつきながら、
和久山隆彦は相談に応じた。

Ｎ市立図書館は、貸し出しカウンターとレファレンス・カウンターが別にあるような大きな図書館でありながら、
図書館存続の危機という事態に見舞われます。
和久山たちは、それをどう乗り越えていったのか？
彼らのその後の進退について描かれています。

それにしても門井さんは、よくこんな探すのに紛らわしい本を見つけてきたものだと思います。
逆に言えば、私は、本読みとしてはまだまだなのかもしれません。

狐罠

北森鴻さんの『狐罠』を読みました。

旗師の冬狐堂は、同業者の橘薫堂の目利き殺しにはめられ、贋作をつかまされてしまった。
意趣返しのために、巧妙な贋作作りを依頼する冬狐堂だったのだが・・・。

裏に殺人も含めた復讐計画が、こんなにも巧妙に大規模に仕掛けられているとは！
骨董業界を舞台にして、北森さんは、こんなにもスケールの大きいミステリを描いてくださいました。
読み応え、何重にも仕掛けられた罠には圧倒されました。
おすすめです。

つつじが咲き始めています。

近所の植え込みのつつじが、咲き始めています。えびねはともかく、藤の花まで咲いているんだもんなー。明日の気温は平年並みらしいけど、来週末はまた寒くなるらしいし、体調を崩さないように、気をつけましょうね。

さくらスウィーツ

今日は、そろそろ桜の季節も終わるので、無印良品にさくらのお菓子が無いかな？と思って、行ってみました。
そしたら、結構たくさんの種類がありました。
写真の一品だけいちごのお菓子ですが、あとは全部さくらのお菓子です。
購入したい方は、早めに行った方がいいかもしれません。