こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

翔騎号事件

2011-05-27 00:00:00 | 未分類
太田忠司さん『翔騎号事件』を読みました。

飛行船の定期便を飛ばす夢をかなえるために、強引な経営をしてきた笹原興産の社長、笹原武邦。
そのため、この運航を停止するように脅迫文が届いた時、社長は、容疑者リストを作成し、
野上探偵と狩野俊介に、その特定を依頼した。

何だか、社長から容疑者まで、どこかいびつな人格の人ばかりが登場するように思えます。
ましてや犯人は、問題外ですね。

とはいえ、私自身も、弱い面足りない面が多い、名前だけの大人。
バランスの取れた人間になれるように、気をつけたいと思います。

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星町の物語

2011-05-26 00:00:00 | 未分類
太田忠司さん『星町の物語』を読みました。

どこにでもあるような町、星町を舞台に、そこに住む様々な住人の、
なかなか普通では体験できないような出来事や、不思議な話を、
ショートショートで描いた物語集です。

私は、猫会議のシリーズが特に気に入っていますが、他にもたくさん魅力的な物語があります。
ただ、ショートショートなので、ネタバレしやすく、あまり詳しく紹介できないのが残念です。

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オリエント急行の殺人

2011-05-25 00:00:00 | 未分類
アガサ・クリステイーさん『オリエント急行の殺人』を読みました。

最初は、登場人物が多いことから、読みこなせるのか自信がありませんでしたが、
白紙の状態で読むことができたので、あまりにも意外な犯人像に、とても驚き、
非常に楽しむことが出来ました。

少し自信がついたので、他のクリステイー作品も新刊の合間に読んでみようと考えています。

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宇宙戦争

2011-05-24 00:00:00 | 未分類
H・G・ウェルズさん『宇宙戦争』を読みました。

SFの古典と言える本作ですが、根底に流れる思想といい、科学的先見性といい、
現代のSFに見劣りしない素晴らしい作品だと思います。

舞台をアメリカに変えて放送したCBSのラジオ番組が、全米を一大パニックに陥れたのも
分かる気がするほど、その侵略の様子は、微細に丁寧に書き込まれていて、とても面白かったです。

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統ばる島

2011-05-23 00:00:00 | 未分類
池上永一さん『統ばる島』を読みました。

竹富島の種子取祭の奉納舞踊に、神は「元タラクジ」という
難しすぎて踊れる者は誰もいなくなったという伝説の舞を求めた。
しかも、それをド素人の女子中学生にやらせろというのだ。
その日から、猛特訓が始まったのだが・・・。

現代の竹富島、波照間島、小浜島、新城島、西表島、黒島、与那国島、石垣島を舞台に、
それぞれの島に生活する人々と神々の交流とを描いた、温かくも厳しく、不思議な物語です。

神々に守られつつ振り回される島の人々は、複雑な気持ちにならないのでしょうか?
それとも、それが普通になっているのでしょうか?

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