こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

九百人のお祖母さん

2011-05-08 00:00:00 | 未分類
R・A・ラファティさん『九百人のお祖母さん』を読みました。

小惑星プロアヴィタスの人々は、死ぬことがないという。
おかげで、種族の起源を知る最初の先祖も生存している。
特殊様相調査員のセランは、彼らの先祖代々の家に忍び込むが、
そもそもの始まりを知る事ができるのか?

表題作が面白いのはもちろんのこと、人類という種の変化について描いた
「日の当たるジニー」や宇宙で最も知性の高いカミロイ人を描いた
「カミロイ人の初等教育」「カミロイ人の行政組織と慣習」など、
皮肉の中にもユーモア溢れる作品が多く、とても楽しめます。

シリーズ物としては、「他人の目」「その町の名は?」
「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」が特に気に入っています。

コメント
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