こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

あかねこの悪魔4

2012-03-27 00:00:00 | 未分類
竹本泉さんのコミックス『あかねこの悪魔4』を読みました。

毎回色んなミステリの中に入ってコスプレして、ハイテンションでとても楽しそうですが、
日常はいつもぼんより?
辻島くんは相変わらず水泳の息継ぎができないけど、茜子と小月とで三角関係?
息継ぎは関係ないけど(^^;)

それにしても第二図書館だけでも恵まれているのに図書館都市に住みたいなんて、
行けるだけでもうらやましいです。
話が進むごとに、第二図書館の迷路が複雑になっていっているんじゃないかと思いますが、
すでに、地図は描けないでしょうねー。
三人の恋の行方を期待していると言うべきなのでしょうが、それよりも「つじつま」や
第二図書館の不思議さがますますアップして欲しいと思っています。

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第六ポンプ

2012-03-26 00:00:00 | 未分類
パオロ・バチガルピさん『第六ポンプ』を読みました。

表題作は、近未来のニューヨークで市の下水ポンプ施設の職員である主人公が、
故障したポンプを直そうと奮闘する物語です。
世界がディストピアじゃなければ、単純な話なんですけどねー。

他には『ねじまき少女』と同じ舞台を違う視点から描いたと思われる「イエローカードマン」
同設定のアメリカを描いた「カロリーマン」など、全て暗黒の近未来を描いた短編ばかりです。

一つも明るい未来が無いので、結構、読んでいてきついです。
でも、面白いのは確かです。

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大きな森の小さな密室

2012-03-25 00:00:00 | 未分類
小林泰三さん『大きな森の小さな密室』を読みました。

単行本『モザイク事件帳』を文庫化したものです。
表題作は、会社の書類を届けに行った個人の別荘で殺人事件にめぐり合ってしまうというもので、
読者への挑戦があります。

他には倒叙ミステリ、安楽椅子探偵ものなど色々ありますが、探偵が割と重なって出てくることが
特徴です。
どの探偵も個性的でとても面白いのですが、知り合いにはなりたくないですね。

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天才探偵sen7テレビ局ハプニング・ツアー

2012-03-24 00:00:00 | 未分類
大崎梢さんの児童書『天才探偵sen7テレビ局ハプニング・ツアー』を読みました。

信太郎が飼っているミニチュアダックスフントのセンベイが、テレビ番組に出ることになった。
香奈が勝手に応募したらしいが、香奈ばかりか千まで付き添いで行く破目になった。
ところが、同じ番組に出演する子役タレントの愛犬ロビンが行方不明になったことから、
ある事件の真相に行き着く騒ぎになる。

今回は、ロビンを捜すことをきっかけに、香奈ばかりか千も事件の解決以外の活躍も見せます。
きっとこれを読む小学生たちは、千たちをうらやましいと思うのでしょうね。

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MysterySeller

2012-03-23 00:00:00 | 未分類
新潮社ミステリーセラー編集部によるアンソロジー『MysterySeller』を読みました。

今回のミステリアンソロジーは、いつもの使い慣れたキャラクターの番外編の方もいれば、
この短編限りと見受けられる物語を描いた方もおられました。
ただ今回は、割とドロドロしがちな物語が多かったので、
有栖川さんのあくまでも推理ゲームということに徹した「四分間では短すぎる」にホッとしました。
後味が悪すぎなのは、長江さんの「杜の囚人」でしょうか?
竹本さんの「恐い映像」は、人の深層心理について考えさせられました。
「何じゃそりゃ?」と思ったのは、麻耶さんの「失くした御守」
いくらややこしい背景があるとはいえ「それでいいのか、優斗?」と思いました。

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