九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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我が家の瓦修復。

2012年09月18日 16時34分13秒 | その他(投稿者・忍者)
東日本大震災から1年半が過ぎ、ようやく家の瓦の修理が始まりました。明日の午前中で修復完了するとの事です。近所の家の5・6軒はまだ屋根にブルーシートがかかっています。2年待たなければ修理できないと言われたのがあながち出鱈目ではなかったようです。隣町で潰れた家を何軒も見ているだけに屋根だけで済んだ我が家はラッキーだったのかもしれません。津波で人命を失った家族の方々からすれば小さな痛みです。残るは放射線のみです。地元の野菜やコメは全ての検査で「検出されず」ですので安心ですが、市からの要請で市民全員が体内放射線検査のパケットをベルトに挟んでいる日常生活に被ばくの恐ろしさを感じます。間もなく検査終了ですが、先に終了した町の方々は体内被曝になった人は皆無でしたので大丈夫でしょう。人は何時どこで何が起こるか分りません。注意していても自然に勝てないこともあります。せめて不注意で命を落としたり怪我をしないようにしたいものです。その点、陸上競技は正直です。正しい練習を努力しながら一生懸命やれば必ず向上します。練習しないで強くなる方法はないし、動きだけの楽な練習で強くなることもありません。素質の差と言うのはあります。しかし、それを超越して行くのが「ビリ哲学」です。「努力に勝る天才なし」よく見かけるのは強いものほどよく練習する姿です。心が育てば誰でも本気でやれるようになります。つまり、誰でも強くなれる能力を身に付けられると言うことです。その先頭を指揮するのは指導者です。責任は大きいと常に部員と向き合いながら自覚している毎日です。今日は休養日です。明日から又、新鮮な目で指導していきたいと思います。
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