気温が18℃まで上がり風も無く穏やかな福島です。昨日の大会日だけ寒かったのは天が試練を与えたのでしょうか、有難くない試練です。九里陸上の私立高校陸上大会はくたびれていた1年生を除けばまずまずでした。記録も例年こんなものです。1年生はなれない学校生活もこれからですので緊張した生活はもう少し続くかも知れません。想定より良い種目は男女のハ―ドル陣です。又、個人的には5000m大野陽人(2年)、1日で5000mと1500mを走る選手は過去の九里陸上にはいませんでした。(女子は大会で800m・1500m・3000mに出場した選手が複数います)昨年の夏から怪我に泣いた茨木凛(2年)がようやく本来の姿に戻りました。全国を目指すまでに成長した800mの佐藤駿太(3年)も順調です。跳躍で走り高跳びの1年生男女が元気です。これから疲れが取れてくれば県の上位も夢ではありません。純短距離の選手層が薄かった男子短距離も1年生の加入で今後が楽しみです。3年後はインターハイのマイルリレ-で勝負できるかも知れません。2・3年生は此れから冬期練習の成果が出てきます。冬にあれだけ鍛えたのですからプラスになるのは確実です。足の不安でまだ7割程度で走っているエース齋藤諒平も県大会頃にはフルで走れると思います。今日は休養日でした。明日から新たに次の目標に向かいますが、明日は雨が心配です。強く降れば短時間での練習となります。雨の準備をしてきてほしいと思います。
この1週間暖かい日が続いていましたが昨日は朝から肌寒い日となりました。11時競技開始で1発目は女子400mHからです。最近は走りが良くなっていた高橋桃子3年に期待していましたが、気負いからか7台目で転倒してしまいました。最初から暗雲立ち込めた不安の中での立ちあがりです。幸い足の怪我ではなく肩の打撲だったのが不幸中の幸いでした。風が冷たく寒さを感じる一日でした。九里陸上の成績はこの時期としてはまずまずの成績でした。仕上がりはまだ40%です。自己新が出せる身体の状況になく他校を見ても同様ですが、春の珍事のようにいきなり好記録を出している選手もいて驚きです。1日3本も4本も走るのが陸上競技です。複数種目を兼ねたらそうはいきません。九里陸上は仕上がりが順調ですので目標の大会に向けてしっかり取り組んで行きたいと思います。山形市内の私立高校は部員数は多いのですが、東海山形高校などは女子だけでも九里陸上の男女合わせた部員数がいました。羨ましい限りですが、3分の1は大会にも出れない選手になると思います。部員を育てる観点から行けば少数の方が育てやすい気もします。HBG校も頑張っています。宮城県は社会人や大学生との競技会で勝つには大変ですが、そこそこの記録を出していますのでまずまずです。北上翔南も上位独占で寒さと風で記録は出ませんがまずまずです。次回は2週間後の県記録会です。1年生が思いのほか良い記録を出していました。まだ、新スプリントで走れない部員が多いのですが、1ヶ月後には県上位で戦える部員も出てきそうです。男女共、1年生の殆どは地区大会から出場するようになります。チョット仕上がりを急がなければならないかも知れません。「慌てず、焦らず、諦めず」HBG校の皆さん此れかの取り組みを大切にして行きましょう。