晩秋から冬へ、季節の移動が分かるほどの今日の天気です。木枯らしが吹き、時雨模様の雨も時々降ります。3年生部員の進路が決まり始めました。就職希望の7名は全員内定、陸上競技は継続しないものの大学合格した部員5名、専門学校はまだ把握していませんが、3年生部員男女23名、大学で陸上継続の4名の内、2名が合格しました。安部颯斗は福井工業大学(工学部・機械工学科)家業を継ぐために専門学校を希望していましたが、資格が取れるのと大学には活躍してる陸上部もあり陸上競技継続することになりました。茨木 凜は福島大学(人間発達文化学類)に合格しました。女子アスリート日本一を何人も輩出している福島大でオリンピック出場を目指して欲しいと思います。今年福島大の女子主将をしていた先輩の吉田菜穂が卒業するのは寂しいのですが、頑張ってほしいと思います。(次期の福島大女子主将はHBG校、仙台三高卒の槍投げ選手です)残りはあと2人、長沼明音は看護師志望です。陸上競技を継続させながら看護師資格を取るのは難しく、そのような大学は数多くありません。両立を目指していきます。既に受験大学は決まりました。12月1日が入試です。もう1人は男子長距離の大野陽人、勧誘された大学は10数校を数え、長距離選手の優遇さを今年ほど感じたことはありません。5000m14分台で走れば間違いなく大学から声がかかります。箱根を走りたい。本人の希望を叶える大学ですので、まず無事大学合格からスタートさせたいと思います。12月9日が入試です。今日の記録会出場組は刺激入れをしました。全員好調ですので楽しみです。
雪の便りがだんだん米沢に近づいてきました。岩手県の盛岡では平年から10日遅れの初雪が降ったとの事、せめて12月の中旬まではグラウンドに雪が降らないでほしいと願うばかりです。ある部員から駅伝学校ってどんな学校を言うのですか?と聞かれました。部員の半数以上が中長距離部員で、短距離や跳躍・投擲には力が入らず、どちらかといえば弱い。目標はあくまでも京都の全国高校駅伝出場。学校によっては陸上部の他に駅伝部がある学校もあります。トラック種目やフィルド種目がある程度強い学校でも、中長距離部員が部員の半数を占めている学校は駅伝学校と言えます。中には外国人まで入れて勝利第一を目指している高校もあります。駅伝学校といわれることに誇りを持ち、年に1度の県高校駅伝大会にすべてをかける。山形県にも男女3校くらいはあります。駅伝に限らず陸上競技全般に取り組む学校が全国にはたくさんあります。それらの学校が京都の全国大会に出場することも珍しいことではありません。九里陸上はどちらかといえば後者の方です。現在、中長距離部員は、男子8名、女子5名、では駅伝学校にはなれません。只、九里陸上は、中距離を中心にインターハイ出場、入賞、しているのは駅伝学校以上だと思います。「高校生の向上に限界はない」高校から始めても強くなれるのが陸上競技です。そんな話をしながら部員の奮起を促しました。