興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

2025 わたしの今年の漢字は「寛」

2025-01-14 | 随感・偶感・歳時感

「わたしの今年の漢字一字」2025年は、「寛」で行こうと思う。

寛容の寛、寛大の寛である。

辞書で寛を引くと、「ひろびろとしてゆとりがある。くつろぐ。ゆるす」などの意味がある。(岩波国語辞典)

音読みでは「かん」、訓読みでは「くつろぐ」と読む。

人は年を取ると、とかく頑なになりがちである。
人の話はよく聞かず、自分の話ばかりする。自分には甘く、人の過ちはすぐ咎め立てする。
正直なところ、わたしもそうなってきていると感じないでもない。

したがって他人には「寛」に、自分には「厳」に、と言いたいところだが、老いては自分にも「寛」でいいではないか、とも思う。

実際、自分にゆとりがないと、他人にも寛容になれないような気がする。

この一年、自分をゆるし、ゆとりを持って、大いに寛ぐ(くつろぐ)ことにしよう。

*上の写真はわが家の庭に咲いたムルチコーレ。(撮影2022年3月)



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