おととい家内に駆り出され、わが家の菜園を、二畝耕してきた。
菜園では、すでに去年の残滓(野菜くず)が片づけられ、この寒中に家内が何度か耕している。
肥料もすき込まれ、土作りはほぼ完了の段階。
わたしの今回の作業は、3月にジャガイモとサツマイモを植える畝の「土ほぐし」であった。
土ほぐしといっても、鍬(くわ)を振り上げ、振り下ろし、土を深く掘り起こさねばならない。けっこう重労働である。
だがわたしは、この何年かこの「鍬での耕し」を手伝わされ、鍬使いの一つのコツをのみ込んだ。
わたし自身それを ‘ガニマタ耕法’ と呼んでいる。(一般的名称ではありません)
足を大きく広げ、腰を深く下ろし、ガニマタスタイルで鍬を振り上げ、力強く振り下ろす。
こうすることによって、腕など体の一部に過剰に頼ることなく、腰を中心に体全体でより力強く掘ることができる。
野球でもバットでボールを打つときは、「腰で打て」というではないか。それと同じだ。(たぶん)
菜園はこれから春、夏の野菜の植付けが始まる。
冬を越した野菜の中でいちばん元気なのは、このニンニク。
不織布のおおいの中では、グリンピースが育っている。
タマネギ。
初夏には収穫できる。
イチゴ。
これも楽しみだ。