Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

山口の旅 6 下関・唐戸市場

2015-01-21 19:29:36 | 国内旅行
萩からはまた長門市まで戻り、小串行き、海沿いの山陰本線に乗り換える。


この山陰本線が何本もなくてちょっとびっくり。
萩から下関は瀬戸内側にバスで出た方が早いらしい。

それでも山陰本線を選んだのは海が見えることを期待したから。
 
思った通り線路は海沿いを通り、天気が良ければきっときれいな夕景色も見えたはず。

どうすればこんな読み方ができるんだ、というような無人駅にいくつも停まりながら
 
小串でまた乗り換えて2時間40分で下関到着。久しぶりに都会に来た、という感じだが、下関はなんだか九州の匂いがする。

 駅前からバスに乗ったら座席の模様までフグ!

今夜の宿は唐戸市場から徒歩5分の東京第一ホテル下関、シングル1泊5300円。
 

ようやく雨もやんだので、夕食を食べに唐戸市場の隣の商業施設、カモンワーフへ。
 日曜の夜だけれどあまりお客さんはいなくてかなり寂しい。
 対岸の門司の夜景を見つつレストランを物色して
 
ここはやっぱり定番にしておこう、とフグ専門店へ。
フグの刺身に南蛮漬け、唐揚げ、フグ飯のセットにしてみたが、う~ん、安い定食じゃこんなものかな。
フグはてっさより唐揚げが一番おいしい。


12月1日

宿泊プランについていたので、ホテルの朝食ビュッフェをしっかりいただく。
 なかなか充実したビュッフェなのに他に誰も利用者がいなかったのはなぜだろう。

居心地の良かったホテルをチェックアウトしたら唐戸市場へ。
  
でっかいフグがお出迎えしてくれる。

2階のバルコニーから見下ろせば市場の様子が一目瞭然。
  
たくさんのお店があるが、9時ごろ来たのでは鮮魚卸はもう店じまいをしていて、これはやっぱり早起きをして来るべきだったか、とちょっと後悔。

それでもまだ開いている店を見て回れば
 
フグはもちろんのこと
 
ノドグロやら太刀魚、アンコウ、どれもおいしそう。
 
福岡の人が愛するおきゅうともあるし、珍しいウチワエビも売っている。
  
鯨やらかまぼこ類、瓶詰ウニなどもよりどりみどり。

さらに市場のまわりにも乾物や干物、瓶詰などを売る店がいっぱいあって
 
ここで鱈胃(たらおさ)を発見。まるでエイリアンのような不気味な見た目だが、鱈のエラと胃袋を干したものだそうで、これを戻して甘辛く煮つけるのだそうだ。
「北海道産」と誇らしげに書いてあったが、九州以外ではこんなもの食べないよね。

と、おいしそうなものでいっぱいな唐戸市場、ここまでほとんど何も買い物をしていなかったのだが、ここで財布の口がぱっくり開いてしまって
 
荷物がいきなり重くなってしまった。

瓶詰のウニは下関が発祥の地なのだそうだが、左の色の濃いものは漁師さんが作ったと言うことで、「おいしい?」と聞くとお店のお姉さんたちがニコニコと「おいしいですよ」と言うのでお買い上げ。
左の方は別の店でいろいろな値段のものが並ぶ中、「どれがおすすめ?」と聞くと一番安いものを薦められた。「中屋さんは味付けが一番いいから」とのことでこれもお買い上げ。
で帰宅後に両方を食べ比べてみると、漁師さんの方は確かにいいウニを使っているのがわかるが、味は値段が半分の安い方がおいしい。
値段の高いものを薦めてもいいのに、山口の人ってやっぱり正直者が多いのだろうか。

唐戸市場の2階から外に出てみると

対岸の門司は夜見るよりも一層近く、左手には関門橋の姿も見える。

 カモンワーフの先の唐戸ターミナルで400円の切符を買って
 
女性船長の船で門司へ渡る。


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コメント
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