Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ベトナム縦断 18 ニンビン省ツアー

2024-04-30 18:58:03 | 東南アジア

3月8日

ホテルの朝食会場は最上階。今日でかけるツアーのピックアップがあるので一番乗りしたが
 
今朝は自分のお腹もいまいちなので、大事を取ってプリンだけ。

7時15分にガイドが迎えに来てくれた。
今回もまたKK Dayで予約したのは17人乗りリムジンバスのツアー。
 乗り込んだ時は他に2,3人しか先客がいなかったが、その後市内を巡って、結局満席になった。

ハノイ市内を出たのは8時15分。
高速に乗って快調に走り、9時半に大きな土産物屋でトイレ休憩。
 
ニンビン省のツアーはどこの会社を使ってもここで休憩するらしく、駐車場にはバスがずらり。

15分ほどの休憩の後、10時には今日最初の目的地、ホアルーに到着。
 
 
ここは969年から1010年までベトナムの首都だったそうで、社会科見学のためか中学生ぐらいの団体がいっぱい。
大きな壁画の前で我らがガイド君が解説をしてくれるが、若いガイド君、アクセントが強すぎ、なによりこちらに中世ベトナム史の知識がかけらもないので何を言っているのかまったくわからない。
が、案ずるには及ばない。広い敷地だがここには小さな廟が一つあるだけ。
  
 
祀られているのは初代と二代目の皇帝だそうだが、建物自体は17世紀の建立とか。

次にやって来たのはムア洞窟。敷地内に確かに洞窟はあるが、
 
え、これ?と驚くほどしょぼくて
 
ここの売りは実は洞窟の上の岩山。石段が500段ほどあるとのことでひたすら上って行く。
 途中に分岐があって右手の山の上にもパゴダが見えるが
 
左手をさらに上がって行くと周りの田んぼや、その中を流れる川がきれいに見えてくる。
この日はあいにくどんよりとした曇り空、気温は20℃ほどだが、この上りは日陰など全くないので、この天気がちょうど良かったかもしれない。

 左手の山の頂上には観音像が一つあって
 
その奥には龍がくねっている。欧米人はそのしっぽの先まで行ってしまうが、足場は狭くて下は絶壁。どこまで行くかはあくまで自己責任。
 ガスった景色を堪能して
 下から改めて上った山を見る。
上がって下りて、ここでの滞在は1時間15分。

洞窟を出たらお昼は12時半から。
 
ここもツアー客専用のようで、皆同じ時間に来るのでビュッフェは行列。
 大したものがあるわけではないが、ニンビンの名物という山羊の焼肉は冷めていてもおいしかった。

食後はこのレストランの自転車を借りてサイクリングが予定に入っているが、友人も自分も半世紀(!)は乗っていないので、周辺を散歩することにする。
 
この川沿いでフエで食べたイチジクを見つけたのだ。

自転車部隊も30分で戻って来たので、移動して本日のハイライト、チャンアンの川下りへ。
  
 
運賃はツアー代金に含まれているが、身長130㎝以上なら250,000ドン、と年齢じゃないのが面白い。

 
乗り込んだらライフベストを着けて、お姉さん+4人で出発。

 
頭をぶつけそうな洞窟をくぐり
 
島にあるお寺を見ながら進む。コースによっては島に上がるようだが、我々は上陸はなし。

 
周りにはカルスト地形の山がポコポコとそびえ
 
こんな鍾乳洞もくぐる。

川にはカモがあちこちに見えて
 
自分たちで船を漕ぐ人々も。

家族や団体で大騒ぎの一団も時々やって来るが
 
そんなグループをやり過ごせば手漕ぎボートは静かでいい!
青空こそないが暑くもなく寒くもなく、2時間たっぷり乗ったがまったく退屈しなかった。
 出発点に戻ったらチップを渡して、お姉さん、お疲れ様、ありがとう。期待以上にこのボートは楽しかった。

16時半にチャンアンを出発したらバスはお昼寝タイム。ハノイには19時に帰り着いた。
丸一日遊んで6000円弱、日本語ツアーでは1万円以上したりするので、やっぱり現地ツアーがお得。

遊んだおかげか、友人のお腹も治って来たというが、疲れているので夕食は泊まっているホテルのレストランにした。
 
ホテルの玄関下、半地下にある店だが、店内はこぎれいで食器もおしゃれ。
 
春巻きのアソートと、ナッツなどがいっぱい載ったサラダはどちらもおいしく
 
豚肉のビール蒸しというのを頼んだら及川ミッチーにそっくりなウェイター氏が目の前でビールを入れてくれた。
 料理がおいしかったのでデザートまで注文。
ココナッツだらけのココナッツアイス、ココナッツ好きには最高だった。


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コメント
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